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41話 『風にゆらゆら、灯台のように』
41話 『風にゆらゆら、灯台のように』
春の風が、部屋を優しく撫でていきます。透が静かに言いました。
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「風の日は、
灯台の光もゆらゆら揺れるね。」文子さんが微笑みながら、
「揺れてもいいのよ。
揺れているからこそ、
あなたは生きている。」あなたへ。
心が風に揺れて、
少し不安定に感じるなら、
そのままゆらゆらしていていい。無理に止まろうとしなくていい。
その揺れは、
あなたがまだ感じている、
大切な証拠だから。「四分の一でいい。
今日は風に身を任せて、
心臓の音を、
そっと聞いてあげて。」灯台は、
強い風の中でも、
決して倒れない。
ただ、優しく光を灯し続ける。
あなたも、
強くなくていい。
ただ、そこに在るだけで、
十分に美しいよ。
揺れる日は、
そのまま揺れていていい日。
今日も来てくれてありがとう。
あなたのペースで、ゆっくりでいい。




