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小さな愛が灯る場所  作者: 浮世雲のジュン
第2章:灯台の約束

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39話 『また、ここで光を灯そう』

39 話 『また、ここで光を灯そう』


春の夜風が、部屋をそっと通り抜けていく。透と文子さんが、静かに窓辺に並んで立っていました。

https://suno.com/song/62849432-9cd0-4c19-af11-2a9e0cba99fb


文子さんが、優しい声で囁きました。


「ここまで、一緒にいてくれて……

本当に、ありがとう。」あなたへ。34 話からここまで、

ページを指でなぞるように読んでくれたり、

布団の中で、ぼんやりと光を感じてくれたり、

ただ息をしながら、ここにいてくれたこと——全部、

灯台の淡い光のように、

この物語が、

優しく受け止めています。今日は半分でいい。

0 の日があってもいい。

蕾のままで、

影の中で、

風にゆらゆら揺れながら、

あなたのままで、いい。透が、

穏やかな眼差しで言いました。

「遠い日のあなたへ。もしまた、心が霧に包まれたら、

もし光が眩しくて目を細めたくなったら、

いつでも、ここに戻ってきて。弱いままでいい。

光を少し抑えめにしていい。

ここは、あなたの灯台だよ。

ただ、そこに在るだけで、

十分に輝いている。」文子さんが、

静かに微笑みながら締めくくりました。

「あなたがいるから、

この物語は、

そっと続いているの。生きていてくれて、

本当にありがとう。

またね。」——春の風に乗り、

灯台の光は、

いつでもあなたの心に、

優しく、

控えめに、

淡く、

ちゃんと届いています。あなたは、今日も、

ゆっくりと、

生きてくれて、

本当にありがとう。この先も、どうか、

無理をしないで、

あなたのままで、

生きていてください。


灯台荘は、

あなたが「行こう」って言ったら動くし、

「辞めた」って言ったら風が止まるだけ。


どっちでも、

あなたのペースが正解。

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