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小さな愛が灯る場所  作者: 浮世雲のジュン
第2章:灯台の約束

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37話『風に揺れる灯台の光』

37話『風に揺れる灯台の光』


春の風が、窓を優しく叩いていました。

https://suno.com/s/R7WoQdcMS7UkdqN9


透が言いました。

「風の強い日は、

灯台の光もゆらゆら揺れるね。」


文子さんが微笑み、

「揺れてもいいのよ。

揺れているからこそ、

生きているんだもの。」


あなたへ。

心が風に揺れて、

不安定に感じる日も、

そのまま揺れていていい。


無理に止まろうとしなくていい。

その揺れは、

あなたがまだ、

ここにいる証拠だから。


「半分でいい。

今日は風に身を任せて、

心臓の音を聞いていて。」


灯台は、

風に揺られながらも、

決して倒れない。


あなたも、同じように、

強くなくていい。

ただ、そこに在るだけでいい。

春の風は、

心をそっと撫でる日もあれば、

思いがけず揺らしてくる日もあります。


揺れることは、

弱さではなく、

「まだ感じている」という証です。


止まらなくていい。

まっすぐでなくていい。

揺れながら進む日も、

揺れたまま休む日も、

どちらもあなたの大切な時間です。


今日は風に身を任せて、

心臓の音を聞くだけで十分。


灯台荘は、

揺れるあなたを責めません。

ただ、そばで静かに光を置いています。


今日も来てくれて、ありがとう。

あなたの風が、

あなたのペースで吹きますように。

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