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ノーライフキングと出会うまで 1






初めて自覚した感覚は空腹だった。常に空腹感に苛まされていた。空腹で眠れない日々だった。誰も助けてくれない暗い路地の片隅でお腹を抱えて座ってた。

夜露を舐めて残飯を拾う。毎日がそれだけだった。


拾った残飯を暴力で奪われた。

私は暴力で他の人から奪うことを覚えた。非力だった私は暴力では奪えないことを知った。私より非力なものから奪った。


奪う方法は他にもあることを知り、初めは上手くいかず暴力を加えられたりした。

誰かの真似をして上手く奪えるようになると、空腹に苛まれることも少なくなった。

徒党組めば分け前は減るが上手くいく回数も増えたが、危険も増えた。兵士に捕まった仲間も何人もいた。


ある日上等な白い服の男から財布を盗んだ。その金で飯を買い、仲間にも分けた。その男は今までの盗んで来たヤツらとは違った。

盗んだ金で買ったものを仲間に持っていくと仲間ごと白い服の仲間に捕まったんだ。


そして白い大きな建物に連れていかれた。そこで皆キレイに洗われ綺麗な服を着せられ、柔らかいパンに温かいスープと暖かい寝床と教育をくれた。あとから聞いたら教会の孤児院ってとこに入れられたんだ。それから3年間、経典の読み書きや計算をみっちり教育させられた。盗んではイケないことも教わった。


何人かの仲間は嫌になって教会から逃げたりして初めの人数よりは減ったけど、もう空腹で眠れない日々は来ないことを覚えた。


白い服の男がたまに来て魔法を教えてくれた。


魔法をいっぱい覚えると男は沢山褒めてくれた。甘いお菓子もくれた。いっぱい褒めて欲しくてたくさんの魔法を覚えた。


ある日男は秘密の魔法を教えてくれた。


その魔法を使うと男はいっぱい褒めてくれた。

もっと褒めて欲しくてその男と一緒に国内の色々な場所に行って秘密の魔法を沢山使うとそのうち聖女だと崇められた。


国からも教会からも認められた。あの頃よりいい生活をすることが出来た。


あの白い服の男は教皇猊下だと知った。


教皇猊下の大切にしている魔法があり、その魔法を私に教えてくれるという。


教皇猊下自ら久ぶりにとっておきの魔法を教わった。何度も繰り返して上手に魔法を使えるようになると、沢山褒めてくれてご褒美も沢山くれた。。だから沢山褒めて貰うために沢山の人に魔法をかけたんだ。



その日はいつも優しい教皇猊下が、いつも以上に含みのある微笑みで取っておきの魔法を使うように言ったんだ。

今日の15時に更新します。


重い、話が重い、動きのない展開なんて面白くない

でも、シャリスにとって大事なのでお付き合い下さい。┏○ペコッ


シャリス

「ちょっと、ハズ( ˵>ㅿ<˵ )カシんだけど、昔ばなしなんて、、、。」


ミツマメ

「ごめんね、シャリスたん」


シャリス

「シャリスたん、って(`・д・´)ヤメテ」


ミツマメ

「カワイイよ♡シャリスたん」


シャリス

ー可愛いだなんて、ちょっと嬉しいぃー


「し、しょうがないわね、昔ばなしの件、許してあげてもいいんだからね」


ミツマメ

「ありがとう!シャリスたん


という事でシャリスの許可が出たので

"ノーライフキングと出会うまで 3”までお送りします!こんな語り口が続きますが生あたたかい目で見てくださいませ♡」


シャリス

「ep3!チョット長くない?!え〜!!!Σ(゜ロ゜!(゜ペ?)???」


皆さん沢山の目にとまりますよう( . .)"

楽しんで貰えますように(*.ˬ.)"


2025年6月3日 相晶 三実

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