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ノーライフキングの農園 アルヒノ昼下ガリ

2章 古代竜の山





抜けるような青空、太陽が輝いて太陽の恵みを体いっぱいに感じ額に流れる汗を手の甲で拭いう。


畑は大変な仕事だ。孤児院で管理している畑で綿や亜麻を育てている。


私は最年長で、子供たちの世話をしている。


畑の雑草を無心に抜いていると、太陽が影った。雲が出たのかと空を見上げると、大きな翼を持った巨大な竜が何匹も空を飛んでいる。


しばらくポカンと口を開けて眺めていた。ハッとして、同じくぽかんと口を開けて空を見上げている子供たちの中で足の早い子に声を掛けた。


「村長のところに行って竜が来たって言って匿ってもらいなさい」


私に声をかけられた子はハッとして勢いよく頷いて走り出した。


「さぁみんな、ここからいちばん近い新しくミイシャ様が建ててくださった石レンガ倉庫に逃げるよ。大きい子は小さい子の手を引いて、二人一組で転ばないように急ぎ足でむかうのよ」


私はその中で一番小さい子のところに走った。

その子はちょっと先の木陰に引いたゴザの上で寝ている。


周りの子供たち達が避難開始し、石レンガの倉庫に向かっているのを横目で確認しながら寝ている子を目掛けて走る。その瞬間首筋に寒気が走り首を竦めると。低空飛行で後ろから飛んできた竜の爪が頭を掠めた。


グォルと籠った声が聞こえる。

まるで狩りを楽しんでいるように感じた。

頭を掠めた竜の爪が更に低くなり飛ぶ。爪の先には一番小さな子供がいる。

私は咄嗟に駆け出して無我夢中で走り、手を伸ばす。竜の爪がその子に届きそうになった時、寝てる子が寝返りをうってギリギリ危険を回避した。


グォと竜が残念そうに鳴いた。


私は寝ている子に駆け寄って抱きかかえて、石レンガの倉庫に向かってはしりだした。


あと数歩で石レンガの倉庫に近づいた時、背中に衝撃を受けて倒れ込んだ。


2025年8月1日


2章を投稿させていただきます。


AKIRA MITUMAME

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