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ノーライフキングのダンジョン攻略17~スタンピード4~





ここは6階層、5階層階段前。

階段の入口は見えない障壁で塞がれている。


退路のない結界に人型動物たちが手に武器などを持って迫り来る。


その時、黒い矢が人型動物達に降り注ぎ、何本もの矢が刺さり人型動物たちが倒れ、矢から溶けだした黒い影が動物たちを飲み込んで行く。


飲み込まれた人型動物達の間を抜けて、矢に飲み込まれなかった。敵が結界内に入り込んできた。


「旦那どうせなら敵が入ってこられない結界を作ってくれればよかたのに」


マクレーンが叫んだ。

みんながハッとしてマクレーンを見たが手遅れだ。


「すまんがんばれー」


結界の上から呑気な声がする。


「シャー、しょうがねぇ魔物なら魔石の1つや二つ持ってんだろうから、取り出して採掘の代わりに倒すとしようじゃねぇか」


俺は気合いを入れ剣を構えた。

結界に入ってきた敵に向かって走り出す。


人型豚のピグノイドは1メルテの大きさで、ピンクの肌に薄い剛毛が生えていて、胸甲だけをつけ、片手に剣を持ち、振り上げて走ってくる。


剣を振り下ろされる前に腕ごと斬り、剣と腕が斬り飛ばされた。


腕を斬り飛ばされたピグノイドがブヒーと叫び、グニュンと新しい腕を生やした。手というより蹄の前足が生えてきた。


「この魔物再生能力があるぞ」


「こっちもだ」


あちらこちらから「同じだ」という声があがった。


「どうやって殺すんだ」


誰かの小さなつぶやきがみんなの不安に繋がって動揺が当たりを支配した。


「ご領主、目の前の敵に集中しろとおっしゃった。目の前の敵の倒し方を模索するんだ」


モラグの親方がみんなを鼓舞した。


動揺を残したまま、目の前の敵の弱点を探るべく、首を跳ねたが、

首はすぐさま生えてきた。


首を跳ねても死なないなんてどうすりゃいいんでさぁ。


目の前のピグノイドは武器は持っていないが生えてきた蹄は、宝石のように煌めいて鋭く、腕を突き出してくる。

俺は剣を斜めに斬り袈裟斬りすべく斬った。

胸甲に当たって弾かれた。


なんて硬い胸甲なんだろう、

仕方ない、切り取れるところは切ってみるか。


突きの攻撃を避けながら右腕、右足左足を斬る。

再生の速さは変わらないのに蹄の前足になったのは左腕だけだ。


あの蹄が魔石か。


次の突きの攻撃に合わせて、左腕を切り落とした。

ピグノイドが片膝をつく、腕の再生が起こらない。首を落とすが動きが遅くなっているが死んではいない、残っている手足で闇雲に暴れだした。


足を切り落とし崩れ倒れる時、首の切り口から僅かに光が漏れているように感じた。

首から胸に目掛けて剣を突き刺すと硬い感触がして、ようやくピグノイドを倒す事ができた。


硬い胸甲で魔石を守っていたのか。


「胸甲の所に魔石が隠されてるぞ」


「分かった、助かる、よくやったマクレーン」


親方に褒められ、みんなに分かったことを叫んで共有した。

みんなのヤル気がもどったようだ。


ピグノイドがあらかた倒されると次に結界に入ってきたのはゴートロイドで、2.5メルテの人型山羊だ。


きっと再生の能力は高いだろう。


刺さった矢が再生した肉に押し出されてポトリと落ちてしまっている。


ただ魔石がわかりやすい所にある、角だ。2本の生えている角の2本とも魔石だ。


「角が魔石だ、あれを採掘するぞ、マジシャン穴を開けて嵌め角だけ出せ」


「「「おぅー」」」


『『『魔力を糧に大地を司る精霊よ我にっ土を操る力を与え給え


テラ フォッサム』』』


ゴートロイドの足元に穴が空きストン、ストンとゴートロイドが落ちて

地面から角だけ出ている。


剣でスパンと容赦なく切り落として魔石を手に入れた。


「いいなぁマクレーンの魔石、交換してくれよ」


「ブライドさん無理でさぁ、他の魔石を採掘をしてくださいよ」


モラグの親方のパーティメンバーのずんぐりむっくりとした武僧で、普段はエスペランカの町で細工師をしている。

地面から突き出している魔石を険しい真面目な顔で吟味して、切り出している。


手に入れた魔石を見て、頷き、他の仲間の持っている魔石を見ると、個体によって色合いも形も違いがある。


くるりと綺麗に渦を描くもの、太く根元から鋭角に曲がり先が尖っているものなど様々で、角が採掘対象になった。


獲物を見る目にゴートロイド達が後ずさりしながら逃げて、穴に嵌っていく。

目をギラつかせゴートロイドに襲いかかった。


穴から出された角を無くしたゴートロイド達は力無く座り込み膝を抱えて地面にのの字にを書いている。

ゴートロイド達は1番美しい角を持っていたゴートロイドを攻めてスケープゴートにしていた。


「見ろよマクレーンこの魔石、この色紺色のなかにキラキラとした輝きがあるだろ、それにこの太さにこの形この角度、、、、」


ブライドさんの語りが止まらない。


まぁ、俺の採掘した魔石の方が素晴らしいけどな。


俺たちは目をギラつかせたままどっちの角が大きいか良い形をしているかを比べている。


戦利品をリュックにしまい込んで後で酒の肴しようとほくそ笑む。


さぁ次の獲物は、、、。


次の更新は6月28日8時10分を予定しております。

よろしくお願いします。


☆を★にしてくださいm(_ _)mよろしくお願いします!

皆さんのお力でランキング入りを目指しましょう


皆さんの目に留まりますように

楽しんで貰えますように

2025年6月27日 相晶三実

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