ノーライフキングのダンジョン攻略8 ~その頃ノーライフキングは~
真っ暗な洞窟を進んでいく。
洞窟内の魔物をロカロカと魔法弾で倒し、最奥を目指して進む。
この洞穴に気づいたのは150年近く前だった気がする。子供頃のジュエルリとダンジョン探索をしていて偶然ジュエルリが見つけたのだ。
洞窟内の魔物は当時のジュエルリには強く、その時は探索を断念したのだったな。
洞穴の最奥に岩壁があり、門番が立っている。毎回門番の魔物は違い、前回は巨大なバファローで、茶色の長毛種で、頭にでかい角があり両サイドと正面に角が突き出ていた。
その角で突き刺すき満々だな。
などと思ったのを覚えている。
このダンジョンは倒した後にドロップ品が出てくる仕様になっているのだが、戦っている最中に採取したものはそのままドロップ品になるのだ。
そのために丁寧にそのバファローを捌いたのだった。
「さて、今日の門番は誰かな」
いきなり、暗闇で光り、
瞬間、吾を目掛けて魔法が撃たれた。
「顔も見せずにいきなり魔法を打ってくるなんて、礼儀の無いやつだ」
半身で受け流す。
あちらからは見えているのだろう、2射、3射、と同じ魔法が吾目掛け撃ってくる。
ヒラリ、ヒラリ、とコトも無さげに避け躱す。
「暗闇の中でも光の射線が見えていれば避けるのは造作もない」
大きな魔法砲弾が打たれる。
「魔法を溜めて放つが出来のだな、初級のマジシャンでも出来る事だぞ」
魔法弾が吾の2メルテで止まる。
魔法使い相手の戦闘はどれだけ備えをして置くのかが大事だ。
止まった魔法弾に向かって手を払うと魔法弾が弾き返される。
ダンと何かに魔法弾がぶつかった音がする。
そのまま進む。
「あれれ?、先程の弾き返した魔法弾で殺られてしまったのか」
洞窟の奥の岩壁の5メルテ手前までくると、
光が爆ぜる。
「ここまで来るのを待て魔法を撃ってきたか」
光が吾の手に吸収される。
「残念だが、これくらいの魔法では吾には届かぬ、吾の魔法結界すら敗れぬではないか」
目の前に来ても、返事もない。
《セイクリッドルークス》
ただの光の魔法だ。
聖なる光
初級の聖属性の魔法だ。
光に照らされて現れたのは蹲る
黒い髪に小さな2本の角、
黒い目と白い肌で黒い燕尾服、
細長い黒く先が尖った尻尾、
悪魔だ。
その男が、吾の魔法の光に照らされて、崩れ去って消えた。
後に残ったのは悪魔の角だった。
何に使えるのやら。
悪魔なら伯爵級なら魔法の書を落としたものを。
「やはり、悪魔の類いだったか、言葉も喋れない小物だ」
目の前の岩壁のいくつかのボタンを順に押していく、パズルは苦手だが今回はクイズだった。
先程の魔物は何か。
レッサーデビルバロン
今回は簡単だったな。
ゴゴゴゴゴゴォ
岩壁が動き出した。
岩壁の隙間から光が漏れ、岩壁が開ききると、中から眩しい光があふれだした。
次回の更新は6月19日8時10分です
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2025年6月18日相晶三実




