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ノーライフキングのダンジョン攻略1





吾は解錠したダンジョンの鍵を持ってスプリガンの町スペランカのメイン通りに行くと既に人夫たちはソワソワした様子で整列している。


一番ソワソワしているのはモラグでこの町の長だ。


吾は整列するスプリガンたちの前にたち、鼓舞する。


「さて諸君、昨日の酒は残っていまいか?酔った状態ではダンジョン攻略は辛かろう、休んでも良いのだぞ、どうだモラグよ」


「ご領主、冗談うまい、我ら酒呑まれない、酔ってる奴拳骨落とす、任せろ」


「だそうだ、我々が目指すのはダンジョン10階層の山岳エリアと15階層の洞窟エリアだ。


ここにいる者に山岳も洞窟も不慣れなものなどいないだろう。

だがそこに至るまでダンジョン産のリザーノドン、フロネットウフロッグマンなど厄介な魔物も多い。

気を引き締めてダンジョンに挑んで欲しい。怪我人死人を出さないように励んでくれ。


まぁ、屍人になったら吾が配下にしてやろう心配するなっ。」


おぉー


響めきが響き響めきに嬉しそうな歓声も混じっている。


なぜ嬉しそうなの、吾の配下にするのは冗談だよ。

ワレソンナニヨワクナイヨ

皆守りながらでもダンジョン攻略できちゃうくらい強いからね。


コホン


「では、行動するパーティは組めているだろうか、各パーティのリーダーにしたがって危険のないようにダンジョンに励んでくれ。

では、参ろう」


吾は、ダンジョンの鍵を掲げた。


おぉぉぉぉぉぉ


先程の歓声よりも大きな響めきが町を震わせた。


吾は洞窟の出口に向かって進み出した。


みな、目がランランとしている。気合いが入っていて何よりだ。


「モラグよ、人夫が100人より多い気がするのだが、どういうことだ」


モラグは眉間にシワを寄せ、あからさまに目を逸らし、苦しそうな声でゆっくりと首を振りながら言った。


「100人、収まらなかったもう、みんなで行こうということになった、すいませんご領主様」


吾は目を見開いて二度見、イヤ、三度見をしてモラグを見やる。誰だ、取り憑かれてかこんなに喋るモラグを見たことない。


「別人か」


モラグは首を傾げた。


「みんなとは、女子供までいないだろうな」


モラグは限界まで首を逸らしている。


「大丈夫産まれたてはいない、1歳からにした、けどみな丈夫、巨大化できないものは参加させてない、みなバジリスクをちぎって輪投げにしてあそんでいる」


こんなに喋るお前は本当にモラグか?

バジリスクって人間界隈じゃ、s+ランクの魔物なのに石化と毒が厄介な魔物をちぎって輪投げ、などありえない。凄すぎるスプリガン、確かに10日でダンジョンを枯らす程の力の持ち主たちだ、納得も出来よう。


「ご領主、これでも泣かれた、赤子の母親たちからあつい視線(恨みの目線)を今、まさに受けている」


モラグは身震いしている。


「だが、子供は危険じゃないのか」


「心配いらない、経験豊富で、面倒見の良い者と組ませてある」

(一歳児の父親達を)モラグは小声で言った。


もちろんアルラードにはしっかり聞こえているのだが、あえてツッコミはしなかった。


モラグ自身が一番の経験者だが子供の面倒は見ずにダンジョンに全心血を注ぎたいのだろう。


いつもダンジョンの鍵を酒の肴にするほど、ダンジョンに惚れ込んでいるのだから。(奥方情報)


何かあった時は吾が立ち回れば良い。


出口からダンジョンまでの道は岩を削り滑り台のようになっていてスプリガンたちは背中に工具を括り付け、楽しそうに手を挙げ滑り台を滑り出した。


この滑り台は今までのスプリガンたちがダンジョンに行きたくて行きたくて、早く行きたくて途方もない時間をかけて作ったものだ。

スプリガンたちの貴石に対する熱意が伝わってくる。


滑り台だ。





吾は、影からマントを出し羽織るとせり出した岩棚から飛び降りた。

下からの風と上からの吹き降ろす風をマントで受けムササビのように滑空し程なくしてダンジョン前に到着する。


スプリガンたちは来た順からパーティを組み始めている。

顔は真剣で先程まで、滑り台で遊んでいた大人には見えない。

あぁ、子供もいたな。


ダンジョンは岩山の麓にあり、岩に鍵をはめ込む穴が、、あり鍵をはめ込むと、岩に線が入り鍵の真ん中を線が走る。


ゴゴゴゴゴゴゴぅ


音を立てて岩が開く。手を差し込めそうな隙間ができると鍵が落ちてくるので、ここでキャッチ。


鍵を影にしまう。


岩が、開ききったらダンジョン攻略の始まりだ。


次回の更新は6月12日8時10分を予定しております

よろしくお願いします♡(ꕤˊᗜˋ)♪


キャスト???

『みなさ~ん、こんにちは~!

ダンジョンへようこそ~。

みなさんをこれから素敵な3週間のダンジョン探検へとご案内いたします。

心配ですか?大丈夫!このコウモリのお守りに合い言葉を言えばきっとアルラードがなんとかしてくれる、はず。

合い言葉は「血吸うたろか」です。

みなさんも、一緒に言いましょう。せ-の!では出発でーす♪』


ジャングルにクルーズしたい!


皆さんの目にとまりますように

楽しんで貰えますよ

6月10日相晶三実

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