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1000の終末  作者: 伏線の位置
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その日…

ちょっと真面目に描いてみました

いつからかはこうなったか今ではもう覚えていない。ただ、高校生になった頃にはもう僕は完璧な厨二病になっていた。


アニメや漫画、ラノベなどの主人公に憧れていつからかそのキャラになろうとした。そのための努力をして数年いつの間にか僕はアニメのキャラに近づければなんでもよかった。


小さい子供達が戦隊物のヒーローに憧れるように、僕は主人公に憧れた。ただ他の人と違い僕は、病的に主人公決め台詞、決めポーズ、格好いい魔法の詠唱などを練習しまくった。


もちろん、主人公に近づくには力も必要だから総合格闘技など力を得るためのものは一通りやった。


学校では、出来るだけ主人公の様に人には明るく振る舞って人を助けたりした。主人公っぽい活動をしたときはもちろん決めポーズと決め台詞をやってからその場を離れた。


いつの日か、僕は学校で生粋の厨二病認定をされていた。


学校以外の空いてる時間は、アニメを見ながら主人公の真似をし日課の鍛錬もしていた。それが僕にとっての高校生活だった。


そんな日が続いているうちに現実と向き合う日が来た。そう、こんなことやっても無駄ということに気づいたのだ。いくら鍛えても、いくら主人公の真似をしようとも銃で撃たれれば死ぬ。死んだら決めポーズを練習した意味も無くなってしまう。


僕は悩んだ、このまま修行を続けるか現実と向き合って修行をやめるか


ある日、学校から帰る途中僕はダンベルの替えを買いにホームセンターに向かった。最近30キロの重さにも慣れてきて新しいダンベルにしようと思ってたのだ。


早速ダンベルがあるコーナーに行こうとした矢先、大きな地震が起きた。普段から鍛えている僕にとっては体感で体制を維持することが容易だった。まさか後ろから木材が倒れてくるとは思わず僕は木材の下敷きになって死んだ…


そんなわけで僕はなんか知らんけど貴族の子供として生まれた。そうそうついでに僕は魔法のある世界に生まれたらしい。母親と思わしき人が手から火を出してたから間違いな。


「おぎゃぁぁぁぁ」


いくら前世で鍛えていたとしても今はしがない赤ん坊人間の生理現象に抗うことなどこの体では不可能なのだ。僕は大きな声と共にうんこを出した。



           

                 

小説って難しいですね

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