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魔狩人
魔物を体内に宿し、その魔物の力を扱い、魔物を狩る生活をしている、人の身でありながら人ならざる化け物。本来、共存不可能な筈の両者が、ある要因によって体内に入り込み発現すると言われているが、その要因は様々かつ迷信だったりする。
実際、姿形は人間だが、シェイン王国では魔物や動物と扱いが同じな為、嫌われ、疎まれ、差別されている。街にも入れず、戸籍も無い為、同じコミュニティか山間部で暮らしている。
特徴として、勇者を歯牙にかけない人外の膂力、失われた魔法を魔導機無しに発動する事ができる不思議な力を宿す。
また、魔物が持つ自己再生能力も有しており、普通の武器ではまず殺せない。
シェイン王国では特に忌み嫌われた存在で、畜生と同じな為か、偏見が凄まじく。
・裸体かボロ布を纏い、服を着る文化が無い。
・言葉は話せない。
・魔物を喰らい、人間も食べる、調理の概念が無い
・雨水や泥水、畜生の血で渇きを癒す
と、凄まじい偏見が広がっている。
勇者の冠名と似た『忌み名』を持つ魔狩人も存在し、その力量は冠名勇者と並び立つ力を有している。