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ミィスちゃんファン倶楽部定例会議



『え〜では、ミィスちゃんファン倶楽部定例会議を始めたいと思います、司会は私、5番が務めさせていただきます』


『始めに3番さんより今回の件についてお話があります』


『皆のもの、久しいな。第46代こうて……』

『そういうのは要らないですから、さっさと初めてください』

『……つれないのぅ』

『ほら早く早く』


『……事の発端はやはり鉱山じゃな、そもそも帝国には稼働しておる鉱山が少なく他国からの輸入が大きな割合を占めておる。主に北側の皇国や法王庁じゃの』

『王国は帝国には輸出してませんものね』

『うむ、王国には現在7つの鉱山がありもっとも収益が高いのが此度の鉱山じゃ。帝国としては喉から手が出るほどほしいんじゃな』


『どうしてこのタイミングで?』

『問題はそこじゃ、現皇帝には2人の息子がおっての、此度の遠征により皇位の継承権を争っておるんじゃよ』

『普通は長子が継ぐんじゃないんですか?』

『それがのぅ第二子が野心家でな、自分が皇帝に相応しいと言って憚からんのじゃよ』

『ああ〜そうなると第一王子も黙ってないってわけですね』

『そういうことじゃ』


『3番さん的にはどうなんです?』

『ワシか?そうよのぅ……ワシ的にはどちらもダメじゃな』

『どっちかしかないんでしょ?』

『それがの、もう一人おるんじゃよ、長女がな』

『女皇帝ですか?』

『才覚ではあの娘が一番じゃと思ったのじゃが、皇帝は代々男が継いできたからの』

『はぁ〜帝国も大変なんですね……』


『はい、という訳で大体は皆さん理解できたと思います。それで我々としての対策ですが……』

『ミィスちゃんは人相手に戦うことは望んでないですよね?』

『はい、もちろんです。相手が野盗や盗賊なら話は違いますが今回は何の恨みもない兵士が相手ですから……』


『我々としても無駄な血を流すことは出来れば避けたいところではあるな』

『ミィスちゃんは今のところ後続部隊ですので最初の戦いには参加はしないと思われます』


『本格的な戦争になるとそうも言っておれんか……』

『ですので、極力相手を殺さない方向で調整したいと思います』

『ほう?してどうする?』

『はい、今回は、97番さんと98番さんの麻痺と睡眠魔法を主軸に考えていきたいと考えています』

『なるほど……』


『それに57番さんの広域拡張魔法を組み合わせて使用することにより敵味方問わず戦闘不能にします』

『ふむふむ』


『動きさえ止めてしまえば16番さんの強制転移でお帰りになってもらえばよろしいかと』

『だがそれじゃとまた攻めてくるのではないか?』


『その辺りは抜かりなく。その間に40番さんに帝国内の教会に神託を出して頂く予定ですから』


『あとは各自臨機応変に対応するということで、ただし人を殺すことは厳禁でお願いします』


『以上が今回の作戦になります。どなたかご質問は?』


『……………』


『ございませんようですので、本日の定例会議を終わらせていただきます』









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