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歌姫ミィスと100人の魂〜死者達が過保護過ぎて冒険が始まらない〜  作者: 揣 仁希
第二章 ワイバーン討伐作戦
11/26

討伐遠征8日目

同じのを間違って投稿してました。

申し訳ないですm(_ _)m



『53番!日差しが強いぞ!もう少し弱めだ!日焼けしたらどうする!』

『はいっ!』

『17番!建設を急がせろ!もうすぐお昼だぞ!』

『おう!オメェら!気合い入れろ!』

『『『へい!親方!』』』


 わたし達はなだらかな階段を登り、爽やかな風を感じながら山頂を目指して歩いています。


 時折、遠くの方で魔物の叫び声が聞こえてきてちょっと驚いたりします。


『19番!20番!断末魔が聞こえてくるぞ!しっかり仕留めろ!ミィスちゃんが驚くだろうが!』

『了解!』

『わかりました!』


 しばらく登ると昨日もあった御食事処がありました。


「皆さん、お昼にしましょうか?」

「はい、歌姫様。よ〜し!みんな昼メシにするぞ〜」


 御食事処は無人なのですが不思議なことに店に入るとわたしたち人数分のお昼ご飯がテーブルに用意されています。

 今日のお昼ご飯は(ワイバーン)南蛮でした。


「なぁ?」

「ん?なんふぁ(なんだ?)」

「この店って俺たちについてきてないか?」

「ふぉうふぁ?(そうか?)」

「…….もういいよ」


「このペースでいけば明日には山頂に到着しそうだな」

「ああ、間違いなく一番乗りだろうよ」

「……そりゃそうだろ」


 冒険者さんたちが言うには明日のお昼くらいには山頂に到着するそうです。

 わたしが見てもわかるくらいに皆さん気合いが入っています。


 わたしも足を引っ張らないように頑張らないと。


『そういえば会長はどこに行ったんだ?』

『会長なら30番と40番と一緒に山頂を見に行くって言ってたぞ』

『……もう3人で十分じゃないか?』

『何言ってるんだ?ミィスちゃんがやっつけることに意義があるんだろ』

『ああ、それもそうか』

『ほらほら無駄口叩いてないで仕事しな』

『へ〜い』


 道中は何ごともなく進むことが出来ました。

 こんなにしっかりとした階段や食べ物屋さんがあるのですからきっとここは観光地なのでしょう。


 見える景色もとても綺麗ですし、早くワイバーンを退治しないと観光する方々にご迷惑がかかってしまいます。


『周囲に敵影なし、警戒を続けます』

『23番、ご苦労。引き続き頼む』


『会長がいないから副会長、気合い入ってるよな』

『そりゃそうだろ。元々このファン倶楽部は会長と副会長の2人で作ったんだからな』

『え?そうなのか?じゃあなんで副会長の番号が5番なんだ?』

『ああ、それはな……』

『いらないことは言わなくてよろしい。12番』

『あっ副会長。すみません』



 野営の準備も冒険者さんたちがしてくださいますし、わたしは特にすることもなかったので明日のお昼ご飯にサンドイッチを作っていました。

 食べ物屋さんで(ワイバーン)を頂いたので(ワイバーン)サンドにしてみました。


 明日はいよいよワイバーンと戦うことになりそうですから今日は早めに寝ます。


 おやすみなさ〜い。



「歌姫様はもう寝られたのか?」

「ああ、テントの明かりが消えたからそうだと思うぞ」

「明日はいよいよだな」

「他の連中は待たなくていいのか?」

「なぁに俺たちだけでやってやろうぜ!なぁ?」

「「「おおっ!!」」」


「……って、みんなで温泉に浸かって言うセリフじゃねーよな」


「「「…………」」」



 冒険者さんたちは今日も平和でした。





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