アルク、ダンジョンに向かう
「エリーゼさん、もし、明日の夕方までに私たちが戻らなかったら、お願いします」
エリーゼさんが頷いた。
「ええ。異界を渡る転移魔法よりも、異界を渡る召喚魔法の方が簡単ですから。任せてください。こちらに召喚すればいいんですよね。あ、もちろんエリしか魔法が使えないのでエリに頼むんですけど。魔法陣の準備などは任せてください」
エリーゼさんが力強く頷くのを確認して、留さんはサファルさんに話かけた。
「と、言うわけだ、サファル。まだ異界を渡る転移魔法を私は取得していないが、扉が現れなくても帰還する方法は確保した。事情が変わって早急にマジニウムがもう少し欲しい。それに、なまった体を訓練でもとに戻す必要もある。それから有玖の能力も確かめたい」
「ボク、まだゼリー食べてないっ!」
ぷぅっと頬を膨らませるリューオーちゃんを、留さんが容赦なくわしづかみにする。ああ、私も撫でたかった。
「ほら、これも美味しいですよ?」
留さんが社長の小倉クリームトーストをつかむ。
「おいしい?あーん」
「だから、人前で食べないと、あれほど……ああ、ふるちゃん、今の分はチケットだけで大丈夫でしたね?」
「はい。ありがとうございました」
「バタバタしてごめんね、ふるピョン。また来るねごちそうさま。今日のコーヒーも美味しかった」
社長の気遣いが嬉しい。
「ありがとうございました」
ぺこりと頭を下げると、ととととと、エリちゃんが社長とサファルさんと留さんの後を追ってドアまで進んだ。それから、ドアの向こう側をちょいとのぞき込む。
「あー、まじで、ダンジョンだ!マジだ、マジ!でも、エリーゼの世界ってろくな魔法ないんだもんなぁダンジョンなかったからなのか、大した攻撃魔法ないし。聖女の特化してるのってなんか浄化系とか回復系だから、スケルトンとかには最強だけど、戦闘能力的にはくそだもんなぁ」
何やらエリさんがぶつぶついています。
「あー、おいしかった。今度来たときはこれ頼みますねぇ。ごめんなさい、かえって夕飯の準備しないと……エリの我儘に付き合ってもらってありがとう」
エリーゼさんが小倉クリームトーストをペロリと食べて立ち上がる。
「ほら、エリ帰るわよ」
「ちぇっ。はいはい」
ばたんとドアをいったん閉めてから、エリちゃんが再びドアを開けて外をのぞく。
「あー、ちょっとだけこのままだったらいいなぁと思ったけど、そういうわけにもいかないかぁ……」
がっかりした声を出してからエリちゃんが振り返った。
「じゃぁまたねふるぴょんっ!」
ども。いつもご覧いただきありがとうございます。
ダンジョンとつながる時の条件みたいなものを考えてはあるのですが……。
出すタイミングもないままになっております。
うぐ、最近眠い。
ので、ごめん、名古屋情報ないままで……。
そうそう、コラボカフェをしてくださっている「幸せ行きのカフェ」様の店主さんが「ゆで卵のアドバイスをお客さんがしてくれた」と言っておりました。何と言ったのかはわかりませんが……「ゆですぎだわ、もっと早くひきあげにゃーと固くなって合うだろー」とか言ったのかな……。
とりあえず、お客様の言葉でゆで卵の研究をしたそうです。
ですから、最高の茹で具合のゆで卵が出てきますよ!(あ、コラボメニューにはゆで卵ついてなかった)
てなわけで、
カフェオレはエリクサーコラボカフェは7月19日まで!まだの方はぜひ!




