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嘘つき女神と0点英雄  作者: 海蛇
3章.オルレアン村編3-ダメ男と村娘とネクロマンサーと-
35/303

#15.捨て身と連携とフェイクと


「私に攻撃すればこの娘が死ぬ事になるわ。だけど最後にもう一つだけ慈悲をあげる。兵隊さん? その剣で、墓守の首を()ねなさい」

「なんだと……?」

「そうすれば、この娘は助けてあげる。貴方はまた魔眼にかけて朝までオブジェだけどね」


 どうするのかしら、と、レイチェルの首に手を当てながら、にやにやと口元を歪める占い師。

次第に状況を察してきたのか、レイチェルはがたがたと震え、視線を彷徨わせる。


「えっ……あ、あの、わたし、なんでこんな……?」

「早くなさい。私は今、とっても気分が悪いわ。早くしないと、この娘を人質にしたまま貴方達二人とも殺しちゃうかも?」

「……下衆(げす)が」

「なんとでもいいなさい。ほら、早く」


 急かすように煽りながら、レイチェルの首筋に当てている指先をちらちらと揺らす占い師。

歯を食いしばり、必死にその顔を睨みつける兵隊さんではあったが。

レイチェルの命とポットの命。

どちらを天秤にかけなくてはならないかと、考えたくはないが、考えてしまっていた。

この場この状況において、誰一人の犠牲も出さずとはいかないのならば。

自分が犠牲になるという状況が許されないのなら、ポットよりは、ただ巻き込まれ被害者になっているだけのレイチェルを助ける事を、優先しなくてはならないのではないか、と。

そんな事を考え、しかし、首を振る。


 それは邪念。占い師の甘言に過ぎない。

ポットを殺した後、自分を魔眼に掛け、そのままレイチェルをも手に掛けるかもしれないのだ。

どうすべきなのだと、迷いながら視線を彷徨わせ……ふと、占い師の後ろの茂みから、何かが目に入ったような気がして二度見する。

腕である。変な棒切れを持った腕が見えたのだ。


(兵隊さん、い・ま・か・ら、いくからなっ)


 カオルの、必死のジェスチャーであった。

占い師の後ろに回り込んでいたカオルが、手を出して兵隊さんに合図を送っていたのだ。


「……」

「覚悟はできたかしら? 選択の余地なんて最初からないと思うけれど」

「ああ、そうだな」

「そんな――貴方はそんな人じゃないと思ってたのに……くそっ」


 カオルのジェスチャーの意味をなんとなしに把握したのか、さも占い師の提案に乗るかのように剣をポットへと向ける兵隊さん。

絶望し、後じさるポットには意識を向けず、ひたすら占い師に飛び掛かる、そのタイミングを計る。


「何かしら、妙に素直な――はっ!?」

「――りゃぁぁぁぁっ!!」


 だが、兵隊さんが思ったより抵抗しなかったからか。

それを不信がった占い師が視線を逸らし――丁度、背後からの小さな草こすりの音に気づく。

振り向いた時には、既にカオルが棒切れカリバーを投げつけようとしていたところであった。


「な、何っ!?」


 ぶん、と音を立て投げられた棒切れ。

咄嗟にレイチェルを盾代わりにしようとした占い師は、しかし、明後日の方向へ飛んでいった棒切れに意識を取られてしまう。

轟音を立て飛んでいった棒切れは、そのまま奥の樹へとぶつかり、爆発と共に地形を破壊しながらポット達の方へと転がり落ちた。


「なんなのあれ……あっ!?」

「今だ兵隊さんっ!!」


 その威力に、爆発に呆気に取られてしまったのが、占い師の隙であった。

自分のすぐ近くまで迫っていた、その人影に気づけなかったのだ。


「――覚悟しろっ!!」


 肉薄し、鋭い突きを占い師に向け浴びせる兵隊さん。

占い師は咄嗟に回避しようとするも、虚を突かれたせいでそれは間に合わず、剣先によって右の肩口を抉られていた。


「くぅっ!? まだよっ、まだこの娘が――」

「あっ――きゃぁぁぁぁぁっ」

「レイチェルっ……やめろぉぉぉぉぉっ!!」


 左手で傷ついた肩を押さえながらも、空いた右手はレイチェルに向け振り上げられ――


「うおぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

「なっ――こいつっ」


――そうして、レイチェルを傷つけようとしたその爪は、割り行ったポットの背を抉っていた。

ずしゃりと、勢いのままレイチェルごと倒れ込むポット。


「ポットさん!?」

「ぐぅっ……今、だ」

「よくやったポット!」


 途切れそうになる意識のままに、なんとか声を絞り出すポット。

二人(・・)は、それで動けた。


「許さんぞ貴様ぁぁぁぁっ!!」

「くっ、調子に、乗るなっ!」


 人質がいなくなったことで、再び肉薄し、攻撃を繰り出す兵隊さん。

だが、占い師はそれを、長く伸びた爪によって驚異的な速度ではじき返し、応戦する。


「うぉっ、はぁっ! これでどうだぁっ!!」

「遅いっ、遅い遅い遅い遅い!! 遅すぎるわっ!!」


 一見互角に見えた打ち合いは、しかし徐々に占い師の優勢に傾いてゆく。

剣筋そのものは鋭く、勢いは未だ衰えず。

だが、それを超える反射神経によって回避され、爪での攻撃は、徐々に速度を増してゆくのだ。

それは、より的確に、兵隊さんの弱みを突くかのように。

少しずつ、だが確実に、兵隊さんは押し込まれていっていた。

だが、引かない。攻められようと攻め返し、傷を負いながらも必死に前へ、前へと突き進む。

まるでそれしか知らぬとばかりに。愚直な進撃は止まる事を知らない。


「もう遅いわ、貴方たち、誰も許してあげないんだから。夜の女王を怒らせた罰よ。この村は、皆殺しにしてあげる」

「そ、それは怖いな――だが、お前は、私達すら倒せんよっ!」

「ふんっ、口だけは調子のいい――あら?」


 兵隊さんとの攻防の中。

そういえば、と、占い師は一瞬だけ、考えを余所へと移す。


(あの棒切れを投げつけた奴……どこに?)


 目の前の敵にばかり現を抜かしていたが、状況がこうなる契機となったのは、あの青年による攻撃からだったと、今更のように思い出す。

そうして視線を逸らし……初めて、状況の不味さに気づいてしまう。

目の前の兵隊は、何故こんなに勝気だったのか。

無理な攻めによって、兵隊自身も傷を負ってきているというのに、一歩も引かず。

ひたすらに攻撃を繰り返し、何故前に出続けていたのか。

立ち位置が、大分変わっていた。

倒れ込んだ二人を足蹴にできるような位置から大分後ろにずれ、もう少しで茂みへと飛び込んでしまいそうになっている。

今の自分は、目の前の兵隊一人に意識を注力させられてしまっていた。

だが、それは、すべて――

そう、すべてが、罠だったのではないかと、そう気づいたのだ。


「くっ、退()きなさいっ!!」

「ぐぉぁっ!?」


 再び魔眼により兵隊さんは動きを縛られ、大振りの一撃が、その身を弾き飛ばす。


(気のせいよっ、この私が人間なんかにっ――こんな奴らなんかに負けるはずが)


 だが、夜の女王としての彼女のプライドが、その理性の思考を邪魔する。

姿勢を崩した兵隊に向け、まずは一撃。

そうして仕留めて、あの青年と邪魔をした墓守を殺して終わらせるのだ。

そのつもりであった。少なくとも彼女は、それで終わると思っていた。その瞬間までは。


「――無駄にはしないぜ」


 そうして、彼女は見たのだ。

自分に向け、また棒切れを構える青年の姿を。

何故棒切れなのか。なぜそんなものを投げつけようとしているのか、全くわからないまま。

呆気にとられたまま、だけれど反応は追いついていた。


「どりゃぁぁぁぁぁっ!!」

「当たるかっ!」


 そう、間に合ったのだ。

この、謎の力を持つ青年の放った棒切れを、すんでのところで回避した――はずだった。

だが、彼女は同時に気づいてもいたのだ。

この青年が、棒切れを投げるその瞬間。

何故か、にやついていたことに。

不意を打ったはずの攻撃に気づかれて、尚も笑っていたその意図に、彼女は、避けてから気づいたのだ。

――棒切れは、二本あった。


「いい加減、終われぇぇぇぇぇっ!!」

「あぁっ!?」


 最初に避けた棒切れは、しかし何の事もなく、後ろの樹に当たり、地面へと落ちる。

当然である。ただの松明(・・・・・)に、それを破壊するような威力はない。

だが……彼女が避けた、その場所に対して放たれた第二の棒切れは、違った。


「ふぎゃっ――えぐっ!?」


 直撃。その衝撃に、占い師は身体ごと大きく弾き飛ばされ、茂み奥の樹へと叩き付けられる。

棒切れはその場に落ちたが、カオルは走りながらこれを拾い、一気に占い師の元へと駆け寄った。


「う……くっ、あっ、ああ……」


 ふらつきながらも、まだ無事な様子の占い師は、自分に向け駆け寄ってくるカオルに恐怖を覚え、震えてしまう。

だが、震えながらもなんとか立ち上がり、手を足元に向けた。


「か、風の精、霊……シルフィードッ!」

「うぉっ!?」


 突然の強風に、思わず足を止めてしまったカオル。

兵隊さんもすぐに追いつくが、ひときわ強い風と共に、占い師は宙に浮いてゆくのが見え、ぎり、と歯を噛む。


「逃げるのか」

「に、逃げてあげるのよ……お互い傷も深いわ。ここらで手打ちにしてほしいところね」

「勝手な事言いやがって」


 さんざん暴れ回った挙句の休戦宣告。

都合がよすぎると、カオルは悪態をつくが。

当の占い師はというと、カオルを見て憎々しげに指をさす。


「貴方のその棒切れ……何なのよそれ。私にこんなにダメージを負わせるなんて、何者よ貴方」

「俺は英雄さ。自称だけどな」


 カオルは、にやりと笑いながら、投げの姿勢に移ろうとする。


「ひっ――じょ、冗談じゃないわ! そんなものまた喰らったらいくら私だって――と、とにかく、これで終わりよ終わり!! さようなら!!」


 頬を引きつらせながら慌てて空を飛んで逃げ出す占い師。

スカートの中身が丸見えになっていたが、構いもせずの体たらくであった。

カオルも追撃で投げつけようか迷ったが、外れてこれ以上墓地を破壊してしまうのも旨くないと思い、踏みとどまる。

ともあれ、撃退し、レイチェルは無事取り戻せたのだ。

なんとか勝利できたと言える。





「ポットさん、ポットさん、しっかりして!」


 なんとかネクロマンサーと思しき占い師を撃破したものの、それだけで終わりではなかった。

レイチェルを助けるために傷を負ったポットに、レイチェルが必死で呼びかけているのが聞こえ、カオル達はすぐに意識をポットの方へと向けるのだ。


「ポット、しっかりしろ、ポット!」

「う、占い師、は……?」

「なんとか倒せたぞ! 君の手柄だ、すぐに手当てをする、気をしっかり持ちなさい!」


 傍に駆け寄り、なんとか意識を保たせようと声を掛け続ける兵隊さん。

だが、占い師を倒せたという人事に満足してか、ポットは笑いを浮かべながら、少しずつ(まぶた)を閉じてゆく。


「ああ、よかっ……レイチェルも――じ、で……」

「ポットさんっ! 死なないで!!」

「ポット、死ぬな! 大丈夫だ、きっと君は助かるっ! 眠るなっ、眠るんじゃない!!」

「も……眠……」

「司祭様呼んでくるっ」

「頼む、急いでくれ!」


 このままでは不味い、というのはカオルにも解ったので、夜目の利かぬ中、それでも駆け足で教会へと走った。

こんな時、カオルは無力だった。


(せめて、回復魔法とかさ、そういうのがあれば……っ)


 医師のいない村である。自分の無力さを思い知らされていた。

死にそうな人を助ける力すら、自分にはないのだと気づいてしまった。

占い師の前では「英雄だ」などと笑ってやっていたが、ポットが傷つかなければ、負けてしまっていたかもしれないのだ。

情けなくて仕方なかった。




 教会へのルートは、墓場からなら林を抜けた方が早い。

なんとかして一刻も早く教会に行き、司祭様にポットを助けてもらわなければならなかった。


「はぁっ、はぁっ――うぐぁっ!?」


 だが、夜眼が利かない。木の根に足を引っかけ、転んでしまう。

ぐらつく視界。なんとか起き上がろうと地べたに手をついて顔をあげると……見慣れた顔がそこにあった。


「カオル様? 何してらっしゃるんですか?」


 サララであった。

カオルの目の前で膝を曲げ、不思議そうに見下ろしていたのだ。


「……サララ。その、ポットさんが怪我をして。占い師と戦って、なんとか撃退はできたんだけど……とにかく、急がないと!」

「ポットさんが……へぇ。男を見せたんですねぇ」

「お喋りしてる暇はないんだよ! とにかく、急がないと――」

「――だそうですよ? 司祭様? ハスターさん?」

「うむ……ではひとっ走りするかのう」

「私も行こう。案内してくれ」


 サララの後ろには、ハスターと、なぜか司祭様の姿。

カオルは眼をぱちくりさせ、不思議そうにサララと、その両名の顔を交互に見ていた。


「ほぉらっ、何ぼーっとしてるんですか? 私が可愛いのは仕方ないですけど、お急ぎなのでしょう?」

「あ、ああ……そうだ。そうなんだ。サララ、可愛いなあって」

「えっ!? あ、え、えへへ……う、うん。とにかく、行きましょう!」


 どういう経緯で司祭様がいるのかは気になる所ではあったが、今のカオルは「なんて気の利く子なんだ」という感謝の気持ちの方が強く。

なんとなく間が抜けたことを口にしていた気もしたが、とにかく急ぎなのは変わらないので、すぐに立ち上がり、三人を先導していった。




「実は、ネクロマンサーが現れたっていうのをハスターさん達に伝えに行った時に、偶然司祭様もいらっしゃいまして」


 司祭様が到着するや否や、すぐにポットを治療してしまったので、一同は墓守の家に上がり、休息を取っていた。

激戦であった。ポットだけでなく、兵隊さんも浅からぬ傷を受けた為、治療してもらっている。

レイチェルはというと、司祭様に簡単な身体のチェックだけしてもらい、今はポットの看病に付きっ切りであった。


「ネクロマンサー対策となれば、墓守親子だけでは辛かろうと思うてのう……しかし、サララちゃんの話を聞くに、どうにも嫌な予感がして」

「ヘイタイさん達の手伝いは(せがれ)に任せて、司祭様と協力して、墓全体を覆う結界を張っていたのだよ。ネクロマンサーなら無力化できるほどの強力な結界をな」


 どうぞ、と、温かいお茶を配るハスター。

それを受け取りながら、カオルはコップに口をつけ、いくらか流し込む。

疲れた身体に、甘さが程よい癒しとなっていた。


「でもさー、あの占い師、そんなに弱くなってる気がしなかったぜ? 本当に効果がある結界だったの?」

「ネクロマンサーには特効のはずなんだがな。黒魔術を打ち消す白魔術に、教会謹製(きんせい)の聖水を用いた奇跡まで活用した多重結界……だが、そこまではっきりとした効果がなかったという事は……司祭様」

「うむ……レイチェルが生きたまま操られていたという点、それに、ヘイタイさんが受けたという『魔眼』。これは、ヴァンパイアの呪いに掛けられた者によく見られる特徴だ」

「ヴァンパイアだって!?」


 まさかの正体である。

この世界の事に疎いカオルですら聞き覚えのあるワード。

カオルだけでなく、治療を受けていた兵隊さんも驚愕していた。


「恐らく、結界自体は効果があったはずじゃ。だが、ヴァンパイアは強力な化け物。ネクロマンサーならば無力化できる結界でも、力を削ぎきる事はできなかったのじゃろう」

「とはいえ、結界が無ければ負けていたのは我々の方だったかもしれないですね」

「その可能性は高いかもしれんな。いや、今日今宵、この面子が揃って本当に良かったよ」

「おっかねぇ話だなあ」


 男四人。あまりにもリスキーな勝利に、しばし沈黙してしまう。

辛うじて得た勝利ではあったが、誰かしら一人でも掛けていたら、こうはならなかったかもしれないのだ。

この勝利のいかに尊き事か。傷を負った者は多く、行商の中に死者こそ出れど、これ以上の被害はなかったのだから。



 そんな、ちょっと嫌な空気に苦笑いしながら、サララは席を立ち、ポット達のいる奥の部屋へと顔を出す。

ベッドに横たわリ眠ったままのポットと、それをじ、と見つめたままのレイチェル。

サララが部屋に入ったことによって、止まっていた空気が再び流れ始めた。

そんな風に感じられる光景であった。


「お邪魔しますね。ポットさん、大丈夫そうです?」

「サララちゃん……うん。司祭様が『今はただ疲れの所為で眠っているだけ』って言ってたし。ずっとネクロマンサー対策のために、寝ずの番をしていたみたいだから」

「一連の事件は、ポットさんにとっても災難でしたからね……レイチェルさんがいなくなって真っ先に疑われてたし。少しでも評価を取り戻そうと、必死だったんじゃないですか?」

「そうかも……私のせいで、迷惑かけちゃったんだよね」


 静かに眠るポットを見つめながら、レイチェルは目元に手を当て、俯いてしまう。

やがてその手は組まれ、祈りの姿勢となり、ポットへと向けられた。


「……ポットさん、ありがとう。早く良くなってね」


 その祈りが届いてくれればと、レイチェルは涙ぐみながらも祈り続ける。

純真な乙女の祈りの姿に、サララも胸を打つ物を感じ……無言のまま席を立ち、静かに部屋を後にした。



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