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嘘つき女神と0点英雄  作者: 海蛇
17章.うたかたの夢の先に
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#4.諦めを踏破した末に見えた道


「……マスター。悪いけれど、貴方の意に沿うのは難しいと思うわよ?」


 ギルド本部に戻ったカオルは、折よく帰還していたレイアネーテを執務室に呼んで協力を頼んだのだが……難しい顔で首を振られてしまう。


「なんでだ?」

「私たちは異世界の出身だから、この世界の医者で無理なら……っていうのは私も考えたのよ。仲間たちにも話を聞いてみたの。サララさんが病気になったと知った時点でね」

「……じゃあ、お前たちじゃどうにもならんって事か?」

「多分ね。少なくとも私たちの中で病とか毒とかに詳しい奴でも『それらしい類例は知らない』と言っていたから……」

「……そう、か」


 頼ろうとしていた魔人達は、既に解決方法を探ってくれていた。

それでも尚、サララは治すことができない。

その事実は流石に、カオルには辛すぎるものだった。

意識が遠のき、ふら、と、倒れそうになる。


「――ちょっと、大丈夫!?」

「ああ、なんとか……すまねえ、最近中々寝付けなくてな、気を抜くとすぐに意識が落ちそうになるんだ」

「貴方自身が体調を崩してるじゃない!? 無理しないで休んでなさいよ。世界中に部下がいるのよ? 貴方が動くことなんて――」

「それでも、いてもたってもいられなかったんだ……」


 最愛の妻が死んでしまうかもしれない。

それはもう、彼が耐えられる範疇の出来事ではなかった。

だというのににわかに現実味が増してきて、苦しさに胸が張り裂けそうになる。

助けられない。このままでは、サララは死んでしまう。


「……嫌なんだ。自分が何もしないで、ただ手を握っているだけで、弱っていくサララを見ているなんて……失いたく、ないんだ」

「だとしても、貴方が倒れたら余計にサララさんに心配をかけるじゃない。心が弱っているんでしょう? 心労をかけてどうするのよ!」

「ああ……リームダルテにも言われたな。俺は、傍にいてやるべきなんだって」

「それは……そうよ。そうすることでサララさんが少しでも落ち着けるなら、その方がいいに決まってる……人ができる事なんて、どれだけ無茶したって限界が出てしまうわよ」


 無理しないで、と、その背に手をまわし支えるレイアネーテ。

情けないと思いながら、それでもありがたいと感じ、静かに頭を下げるカオルは、それでも諦めきれず。


「……聖地なら」

「え……?」

「聖地なら、もしかしたら……女神様なら、それかアイネさんなら……」

「……貴方って人は」


 それは呆れか驚きか。

ぽかん、と口を開きながら、レイアネーテはそれ以上は言えなくなっていた。

彼なりのやりたい事、やり通したい事、やらねばならぬと考えていることが伝わったのだ。

意志を感じた。彼は、それをやろうとしているのだ。


「ねえ、マスター。それでもし、神様でもダメだったらどうするの? 封印の聖女でも無理だったら?」

「それ、は……」

「可能性を残しておくことは、心の安寧にもつながる。けれど可能性が否定された時、人は苦しむことになるわ。貴方に、耐えられるの?」


 それは、もしかしたら本当に助かるための方法なのかもしれない。

異世界人でも無理だが、この世界を護る女神様ならサララを助けられるかもしれない。

ならば、それしかないのではないか。

そうするしかないのではないか。そこにしかもう、縋れないのなら縋るしかないのではないか。


 だがそれは、絶望への道かもしれない。

光差す道が必ずしも希望への道とは限らないのを、レイアネーテは知っていた。

人にやさしい道はよく絶望へとつながっていることを、レイアネーテは身をもって理解していた。

それをしてさえ無理なら、果たしてどこに救いがあると言うのか。

救いがないのならば、諦めを受け入れる事こそ最も救われる道なのではないか。

レイアネーテの示唆するものは、せめてもの諦めの救いの道。

これを受け入れれば、少なくともサララは幸せなまま逝けて、カオルも、美しい思い出を抱えたまま生きられるのではないか。


「――耐えられるかは分からねえ。でも、それじゃダメなんだ」


 誰よりも妻が愛してくれた自分は、そんな男ではなかった。

諦めを受け入れる事なんてできなかった。

たとえその方が幸せだと、二人にとって苦しみの少ない末路だったとしても、それはつまり、末路なのだ。

末路なんて迎えたくないカオルにとって、それは結局、終わってしまう道でしかないのだから。


「諦めるもんか。例えサララが治せなくても。例えサララが死んでしまったとしても。もしかしたら、諦めなければ何か方法があるかもしれないじゃあないか。どこまでも、どこまでも――」

「……」


 歯を食いしばりながら。

拳を握り締め、身体を震わせながら。

それでも一人で歩こうとするカオルを、レイアネーテは止めることができなかった。

類稀な意志の力。

かつて自分が記憶を奪った相手ではあったが、その相手とはこういう男だったのだ。

こんな男の記憶を、自分は奪ってしまったのだ。


(できない……)


 止められるはずがなかった。

自分ですら無理だと、諦めるべきだと思ってしまったことを、諦めずにいるこの男を、どうして止められようか。

それは絶対的な意志の力だった。

自分の決めたことを、たとえ悲劇が待っているとわかっても受け入れずに諦めずに進む、自分の道なのだ。

どれほどの修羅場をくぐればそんな結論に達するのか。

いいや、戦いの道を歩んだだけでは得られないものなのかもしれないと、レイアネーテは思えてしまった。


 これはそう、強さなどではなく、弱さなのだ。

愛を知ってしまった向こう見ずな男が、愛ゆえに全てを顧みずに歩んでいる、それだけ。

愛を知らぬレイアネーテにはまだわからぬ、愛が故の呪いだった。



 こうしてカオルは、誰も伴わずにひそかに旅に出、女神アロエのおわす聖地へと向かった。




「カオル君! なんでこんなところまできちゃってるのよ!!」


 その後、カオルが女神アロエと再会したのは、聖地ではなくその遥か手前――ラナニアの北西部でのことだった。

軍馬車で移動中に向こう側から来た馬車にアロエが乗っていて、というカオルにとっても予想外の展開だったが、女神様はなぜか、怒っていた。


「やあ、アロエ様。こんなところで会えるなんて――」

「会いに来たのよ! 私から! カオル君がいなくなったってベラが教えてくれて、探していたらこんなところにいて――っ」

「そうなのか? それなら都合がいいや、サララの事で――」

「なんで! サララちゃんを放っておいて私に会いに来たのよ!!」


 サララの事で頼ろうとしたら、怒られてしまった。

それはもう、カオルにとって慣れた対応で、そして、「ああ、またか」という、諦観と絶望のないまぜされた返答でもあった。


「女神様でも、サララは治せないのか?」

「治せないわよ……あれは病気じゃなくて、呪いだもの」

「呪い……? 山の王の巫女は『異世界の瘴気にあてられた』って言ってたけど」

「それはそう……異世界人が一か所に集まったことで、カルナスは一種の『特異点』になってしまったのよ。この世界における、例外が起き続ける地域」

「特異点……? なんか、ラノベか何かみたいだな?」

「感覚的にはそれと同じよ。多分、サララちゃんみたいな症状は、サララちゃん以外にも起き始めてるのよ。私も知らなかった。異世界人が一か所にあんなに集まるなんて、普通はあり得ないことだから」


 あり得ないこと。それが起きてしまった。

その結果がサララに降り注いだのだとしたら、これは因果応報というべきなのだろうか。

やはり、というか、どうにもならない事のようで、カオルは深いため息をつく。


「なんでもっと早く諦めなかったの? 周りの人は皆、サララちゃんの傍にいるように言ったんでしょ?」

「それを諦めるのは、俺らしくないからな」

「愛した人が傍にいたほうがいいに決まってるじゃない! 貴方、何考えてるのよ!」

「サララを治したい以外に何も考えてねえよ」


 そしてそれは、この世界の最高神ですら無理だというのが発覚した。

では後は何に頼ればいいのか。

悪魔ならば治せるだろうか。

いいや、悪魔など所詮は人の道から外れただけの敗北者である。

ならば……ならばやはり、魂だけでも移して、ホムンクルスの肉体をサララとして――


「はは……ほんとにもう、方法がねえ、のか」


 諦めが人を殺すのならば、自分が諦めればそれはもう、どうにもならずサララが死ぬという事になる。

今までの自分のしてきたことはすべて無駄で無意味でただひたすらに無為で。

いよいよここまできて、サララが失われることが確定してしまっていた。


「なあアロエ様。本当に無理なのか?」

「無理よ」

「アロエ様なら、異世界人の医者とか、そういう奴とだって」

「異世界の瘴気に詳しい異世界人なんてそんな都合よくいるわけないでしょう? 貴方だって知らなかったのに」

「じゃあ、何かこう、神様の奇跡的な力で」

「そんな都合よく奇跡なんて起こせない。竜の血でも飲めば長寿になって一度の死は乗り越えられるけれど……」

「竜か」

「そんなの狩ってる時間ないでしょ。それに特殊な手順が――」

「あては……ある」


 普通に考えれば竜の肉なんてものは食材としては流通していないし、竜を狩る事はとても難しい。

かつてはその辺にたまにいた野良ドラゴンも、今では古代竜ガラガンディーエに導かれはるか遠く極東の地で暮らしているものがほとんど。

他の古代竜ならばどこかにいるかもしれないが、未覚醒の状態で発見できない限りは、猫獣人や犬獣人の協力なしにこれを撃破するのは困難を極め犠牲も強いることになりうる。


 だが、カオルには思い当たりがあった。

血の抜けきらない竜の肉。それも特級の古代竜のものである。


「アロエ様。俺はやっぱり、諦められねえよ。奇跡でもなんでも縋って、やれることなんでもやらなゃ納得がいかねえ。それが例えサララにとって辛くても、俺がどれだけ苦しもうと、たとえそれがバッドエンドに直行した道だとしても、突っ走ることしができねえんだ」


 そう、努力こそが全てを凌駕する。

彼が人の身のまま、神すら凌駕した影響力を持てたのは、このためである。

この世界の全ての価値は、努力によって磨かれる。

恐らくはそういうものなのだろうとなんとなくで把握し、ならばそれに見合う努力をするしかないと、そう思ったのだ。

まだ彼は、努力を信じることができた。

努力の効力を。努力の成果を。




「サララ」

「うに……カオル、さま?」


 その後オルレアン村にて、古代竜の肉は一欠片だけ手に入った。

オルレアン村の村長宅に、わずかに保存されていた塩漬け肉。

味が微妙だったことで大半は捨てられたが、たまたま保存用にとっておいた一部を他の塩漬け肉と一緒に保存していて、味が悪いので敬遠され、最後まで取っておかれていたのだ。

これを、キューカに指先大の細切れに刻んでもらった。

塩漬けにされても尚、肉の奥にはかすかに赤い体液が見て取れていた。

腐敗した様子もない。「これなら」と、カオルはスプーンに一欠片すくい、サララに差し出す。


「これを食べるんだ」

「これ……なんです? なんだか、懐かしい匂いが……」

「古代竜の肉だよ。ほら、オルレアン村で倒した」

「……ああ、あの時の。まだ残ってたんですね」


 力なく「懐かしいですね」と起き上がろうとする意志を見せ、リリナが支えて半身を起こす。


「でも、やっぱり嫌な臭いです。これを、食べろと?」

「食べてくれ」

「……カオル様がそこまで言うなら。でも……」


 何か言おうとして、でも「やっぱりいいです」と言い、差し出されたスプーンに口を開き、受け入れる。

そのままでも飲み込める程度のサイズに切り分けられてはいたが、もごもごと噛み始める。


「どうだ……?」

「解りませんね……むぐ、噛み切れにゃい……」


 何が「どうだ」なのかがわからないサララは、不思議に思いながらもやはり噛み切れぬ古代竜の肉を無理やり飲み込む。

そして「うぇ」と、心底嫌そうな顔をした。


「相変わらず美味しくないですねえ。なんでこんなものを?」

「その……いろいろ方法を探していて、最後にアロエ様に頼ってさ。『竜の血でも飲まない限り』って言ってたから、もしかしたらって」

「うへぇ……それでこれですか……ひどいものですねえ」


 困ったように眉を下げながら再びベッドに横になる。

夫が何を望んだのか、なぜこんなものを食べさせたのか、把握したのだ。


「本当にひどい方です。奥さんが苦しんでるときに放置して寂しがらせてずっと旅をして……こういう時は、ずっと手を握って励まし続けるものですよ?」

「ごめんなサララ。だけど俺、諦められなかったんだ。諦めを受け入れて、ずっとサララの手を握ってサララの死を受け入れるなんて、したくなかった」

「……本当に、おバカさんなんですから」


 すん、と、鼻を鳴らし。

目元を指で拭いながら、サララは笑う。


「もしかしたら二度と会えなくて死んじゃうかもしれなかったのに」

「それでも、俺はお前の好きになってくれた俺であるべきだと思ったんだ」

「そんなの貴方の独りよがりですよ、もう……でも、確かにカオル様らしいですね」


 嬉しさから出た涙ではなかった。

安堵から出た涙だった。

またこうして会えた。話せた。笑顔を見せられた。

それだけで心が満たされる。それだけで心が癒される。

やっぱり自分にはこの人が必要なのだと、心底思わされる。

だからこそ、サララは涙を流した。


「サララ。俺にはもうこんな事しかできない。乗り越えてくれ」

「……本当に、竜の血にそれだけの効果があるかわかりませんけど。こんな塩っ辛いお肉で本当に生きられるのかなんてわかりませんけど。うん、でも……『生かしたい』っていう気持ちはよくわかりました」


 弱気になっていた自分を奮い立たせ。

「まだ生きていてほしい」と願う自分の夫の為に、サララは再起を願ったのだ。


「頑張りますよ。頑張って見せます。まだまだ、子供だって作れるんですし」

「ああ。まだ頑張るんだ。俺はまだ諦めちゃあいないんだから。サララも諦めないでくれ」

「もう……わかりましたってば。解りましたから、キスしてください」

「ああ、わかった」


 求められるままに唇を重ねる。

それはもう、当り前の行為だった。何の恥じらいもなかった。

だが、重ねた唇はかさかさで、サララはより一層涙があふれた。


(私の為に、こんなによれよれになるまで、方々を駆けずり回ってくれたんですね、この人――)


 なんでもしてくれる夫だった。

自分の事をどこまでも愛して、どこまでも支えてくれて、どこまでも助けてくれる、救い主様。

だからこそ自分も全てを捧げてでも支えたいと本気で思った愛する人だった。

そんな人に、自分はまた助けられてしまった。

今食べた竜の肉によって、その中に在る血によって自分が本当に助かるかは分からないが、それでも。


(――まだ死にたく、ないなあ)


 それでも、生きたいと願えた。

この人の為に。この人の隣で。

返せるかわからない想いに応えるために。







「いやあ、一時は死ぬかと思いましたよ。ほんとに生き返られてよかったです!」

「実際に死んだって感じだったもんな……今は?」

「あ、もう大丈夫みたいですよ? ベッドでの寝たきり生活もこれでおさらばです。今日からはリハビリでちょっとずつ歩いたりするらしくて、ちょっとドキドキです」

「そうか……よかったなあ。ほんとによかった」


 一月が経過した。

結果だけで言えば、竜の血は間違いなくサララを復活させた。

病状は一切回復せず、「これは無理か」とカオルすら諦めの文字が浮かんだが、サララはそれでも諦めずに死に至るまで「諦めないでください」とカオルを励まし続け、そして死した後、三日かけて復活した。

そのままでは腐敗するからとすぐに遺体の処理を始めようとした医者をカオルが止めなければ、ありえない復活だった。

信じたのだ。妻の復活を。そして叶ったのだ、夫婦の再会が。


 そして、こうして二人また、再会を喜べていた。

取り戻せたのだ、夫婦の時間を。二人の日々を。

こうして一週間たった今、サララは眠り病からも解放され、自分の力でベッドに腰かけ、足をぶらぶらと揺らしている。


「ねえカオル様? サララの事を信じてくれたのは嬉しかったですけど……もし、もしもですよ? そのまま目覚めなかったらどうしてました?」

「……諦められずにいられたかって事か?」

「ええ。どこかでカオル様が……壊れてしまうんじゃないかって。サララ本当は、『もう無理』って諦めてしまっていたんですよ? だから、キューカがカオル様を慰めてくれて、そのままカオル様がキューカと結ばれてくれたら……なんてことまで考え始めて」

「……それは、その」


 ある意味ではサララの考えた通りになったというか。

ある意味では正しくキューカはカオルの癒しになったというか。


「ああいえ、知ってるんですよ? 別に怒っていません。結婚前夜の時に、あの人がカオル様の事を好きなの、確認しましたしね。それに……カオル様が諦められずにいたのだって、あの人の支えがあっての事でしょうし」

「すまないとは思っている」

「いいんです。サララはカオル様の一番の想い人であるならそれで。そして、信じてくれていたのですから」


 自分の再起を。

自分が生き返ると、本気で信じて待っていてくれたのだ。

だからこそ、サララも帰ることができた。


「カオル様。どこまでサララが生きられるかわかりませんけど、これからもずっとずっと、愛し合いましょうね」

「ああ。それだけは間違いない」


 カオルにとっての一番。

それは間違いなくサララのままだった。

例え一時の癒しをキューカに求めようとそれは変わらず。

そして今、やはり一番傍にいて幸せなのは、同じだったのだから。



 こうして再起を果たしたサララは、二月ほどかけてリハビリを続け、自らの足で歩けるようにまでなる頃には、かつての快活な、聡明なカオルの妻として、そして子供たちの母として完全復活していた。

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