表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
嘘つき女神と0点英雄  作者: 海蛇
12章.エスティア王国編1-恋する女王-
220/303

#14.せんにゅうかつどう

「兵隊共の料理は3番食堂だ! さっさと運びな!!」

「ウィっす!」

「それが終わったら2番のバークレー要人だよ! 急ぎなっ」


 城内に潜入したカオルは、初日からハードワークに勤しんでいた。

厨房と言っても、メインの料理は手慣れたベテランの仕事。

入ったばかりの新入りがいきなり料理作りに回される事などなく、出来上がった完成品の配膳が最初の仕事だった。


「後輩君、こっちだよーっ、3番は兵隊さんだからね。間違ってスープこぼしたりしないようにね~」

「ああ、ありがとう」


 入ったばかりの新入りには、仕事を教える先輩が付く。

だが、この先輩は見た目どうにも幼く、サララとそんなに違いが無いくらいの女の子だった。

料理人らしくベリーショートにしたマーブルカラーの髪を、清潔感ある白いスカーフでまとめた猫獣人の少女。

この女の子と二人、それぞれ別の配膳用のカートを押しながら城内を進む。

道中メイドや侍従と鉢合わせても、皆壁際に寄って譲ってくれた。


「料理の配膳、最優先なんだな」

「そりゃ勿論! 私達の配膳が遅れたら大変だもん! 皆ご飯を待たされる辛さは解ってるからね~」

「なるほど……そりゃ急ぐわけだわ」


 猫獣人の生態は、日常的に見ていたサララのソレとそんなに違いはないらしく。

寝る事と食べる事が何より重要と考える者が多いため、食事の重要性は城内でも最優先事項となっているらしかった。


「あっ、自己紹介忘れたけど、あたしアリランって言うの。アリランフィール。14歳、よろしくね後輩君っ」

「ああ、よろしく……14歳か、若いなあ」

「こういう仕事って基本的に世襲だからね。ウチは代々メイドとかコックとかやってるから……あっ、ここ右だからっ」


 小走りに進みながら自己紹介。視線は常に前に。

そうかと思えば分岐点で急旋回。

まるでレースか何かをやっているかのようで、その勢いに料理の方が心配になってしまうが「今は急ぐのが最優先!」と、アリランは前ばかりを見ていた。

カオルも、慣れない城内ながらアリランについていくので精一杯で、次第に料理の事などどうでもよくなっていく。


「――着いた、ここだよ、お待たせーっ!」


 開けられたままの扉の前で減速することなくそのまま突っ込み、開けた部屋へと出る。

がやがやと城兵たちがくつろぐ食堂。ここが最初の配膳先。

城内の食堂はビッフェ形式らしく、中央に配膳された料理を各々好きなように取っていく。

そしてその中央の料理は……ほとんどがなくなっていた。


「おー、今日も早いな。丁度なくなってきたところだぜ」

「流石我が城の厨房部はタイミングいいなあ」


 空になった皿を前に、兵隊らがこれでもかと待ち続ける中、カートは割れた兵隊の列の中を通り、配膳台の前で止まった。

カオルもそれに続き、二つのカートが台の前に並ぶ。


「お待たせしちゃったね、それじゃ、すぐに並べるからっ」

「おう、頼むぜアリランちゃん」

「そっちの兄ちゃんは新顔か? 見ない顔だな。人間なんて珍しい」

「今までアリランちゃんのカートだけだったのが二つになったから、待ち時間も大幅減だな。ありがてぇ」


 口々に好きなように語る城兵をそのままに、アリランは「ここに並べてね」とカオルに指示しながらてきぱきと料理を配膳してゆく。

中には形を崩してしまったり、多少皿から零れてしまったものもあったが、気にしない。


「これ、いいのかな」

「大丈夫大丈夫。兵隊さんはお腹にご飯が入るのが一番重要なの! 美味しく食べられればそれでオッケー! ね!?」

「そうそう。まずは腹が満たされない事にはなあ」

「『腹が減っては戦も出来ぬ』って異世界の言葉にあるくらいだからな。戦なんてする気はないけど、有事に備える為には必要だよ」

「あーはらへったー、もういいだろ? 早く並べてくれよー!」


 アリランの問いにいい笑顔で頷く城兵らを見て、カオルも「それでいいんだ」と納得する。

まずは腹を満たす事。その為には多少形など崩れていてもいいのだ。

少なくとも彼らはそれを気にしていないのだから。

空腹に腹をさする城兵が「まだか」とせっつくのを見て、アリランは「ね?」とウィンクしながら空の皿を手に取る。

カオルもそれ以上は余計な事を言わず、兵隊たちがイラつく前に空になった皿を片付けながら、料理を並べていった。




「基本的に、兵隊さんとかメイドとか侍従の人の食事は、てきとーでいいから。時間重視にしてね」

「そっちはとにかく時間通り配膳するのが大切なんだな」

「そうなの。お城で働く人たちは、とにかくお腹ペコペコで食堂に来るからね。だから待たせるのが一番ダメ」

「覚えとくぜ」

「うん。それじゃ次、賓客の人の料理運ぶから……そっちは走らなくていいからね?」

「うん? ああ、わかった」


 帰りも小走りだったが、次は走らなくていいと解り、首を傾げながらも頷いて見せる。

だが、賓客の料理とあって「やっぱ見た目重要なのかな」と、最小限の説明のみで噛み砕いて飲み込むことにした。

料理に関する事、それくらい察する力は、カオルに備わってきたのだ。




「おー、早かったね。それじゃ、バークレー要人の料理、これだからね」

「はーい。それじゃ後輩君、行くよー、ゆーっくり、大切に運んであげてねー」

「了解。崩れないように気を付けるぜ」


 銀の蓋でしっかり閉じられた皿の中は、崩れやすい盛り付けがされた前菜や肉料理。

こちらは城兵に出したものと違い、量よりも見た目が重視されたものらしく、アリランも気を遣うようにカートをゆっくり押してゆく。

走ったりせず、それでいて少し急ぐように速足に。

相変わらずすれ違うメイドや侍従は壁に避けてくれたが、その避け方もそこはかとなく丁寧というか、すれ違う際にはより気を遣って十分なスペースを確保できるようにしてくれていた。


「進むスピードで何を運んでるのか解る訳だ」

「そだねー。基本的にさっき運んでたみたいに走ってるのを見たら、避けてくれるけどギリギリ避けられるくらいしか退いてくれないの。でも、こうやってゆっくり運んでる時は、大体の人はきっちり寄ってくれるんだよね~」


 こっちのが楽でいいんだけど、と、眉を下げながら語るアリラン。

後ろについているから表情は見えないが、尻尾の動きから「さっきより落ち着いてるみたいだな」と、そのリラックス具合が解った。


「基本的に、賓客の人や陛下みたいな大切な方に供する食事は、万一形が崩れたりしちゃダメだから、ゆっくり運ぶのね。それで、接触しちゃったら、その接触しちゃった人の責任みたいになるから」

「ああ、誰も責任は負いたくない訳か」

「当たり前といえば当たり前だけどね。勿論、当てた配膳係も怒られるのよ?」


 退いてくれる理由がとても猫獣人らしいというか、面倒を嫌う性質はサララを思い起こすというか。

それだけに、カオルも素直に「気を付けないとな」と返すにとどめた。

アリランも「それでいいんだよ」と頷き、また説明が続く。


「それでね、さっきは食べる人達の前まで運んじゃったけど、大切な人に出す料理は、専用のメイドが食べる人の前まで運ぶ事になってるの」

「じゃあ、部屋の前で受け渡しするのか」

「そうなるね。あ、あそこで立ってるメイドがそれだよ。お待たせしました」

「アリラン……ええ、大丈夫。時間ぴったりだわ」


 2番食堂と書かれたプレートが張られた扉の前で、懐中時計を持ったメイドが待っていた。

大人びた印象の混じりけの無い白髪(はくはつ)の女性。

運ばれたカートを受け取り「ここでいいわ」とだけ告げ、料理を確認してゆく。


(おや……?)


 その表情は真剣そのもので……どこか猫獣人らしからぬ、強張ったもののように感じられた。


「指定された通りの料理になってるようね。問題ないわ。戻ってよし」

「はーい、それじゃ、後輩君行こう」

「了解……」


 賓客の料理はメイドがするもの、とは言ったが、一から全部確認するというのは中々の念の入り様だった。




「なあアリラン。やっぱ偉い人が食べる料理だから、ちゃんとしたものになってるか確認してたのか?」


 厨房へと速足で戻る最中、先ほどのメイドの確認作業についてアリランに問う。

するとアリランは「んーん」と小さく返し、視線を左右へと。

そうして何かを確認すると「実はね」と続けた。


「最近までそんなことしてなかったの。他の国ならともかく、エスティアで血みどろの権力争いなんて今まで起きた事もなかったし。バークレーの人達が来てからだよ。念入りに確認するようになったのって」

「そうだったのか……なんか、メイドの人、すごく緊張気味に確認してたからさ」

「キューカさん? うん、前にそれでバークレーの人に怒鳴りつけられてたから……多分怖いんだよ。失敗したらまた怒鳴られるかもーって」


 嫌だよねえ、と、身を小さくしながらため息。

カオルだって怒られるのは嫌だから「そうだよなあ」と頷いて見せるが……バークレー要人の態度が気になった。


「あの料理って、王子様が食べる奴なのか?」

「ううん。王子のお目付け役の……なんて言ったかな。なんか偉そうな人が食べるの。王子が私達に怒鳴りつけるなんてまずないんだけど、あのお目付けの人は結構怖い人らしくって」

「そうなのか……じゃあ気を付けないとな」

「うん。これからは後輩君一人で運ぶ事もあるかもだし、気を付けてね」


 当然ながら怒られるのはメイドだけでなく配膳係もらしく、その辺りは気を遣う必要があるらしかった。

これにもカオルは「解った」と素直に頷いて見せ、そのまま厨房へと戻る。


「次は陛下のところだから安心していいよ。もちろん大切に運ぶ必要があるけど、フニエル様、基本的に怒らない人だから」

「そうなのか? なんか、一番偉い人だから一番気を遣うのかと思ってたぜ」  

「うん、皆に優しいから。ていうか多分、あの人は部下とか従者とか、そういう人と自分との身分の違いがよく分かってないんだと思う……」

「……女王なのに?」

「女王として育てられてないからね。後輩君だって、いきなり王様になれって言われたら困惑するでしょ? 王様としてふるまえる?」

「それは……無理だろうな」


 フニエル女王はまだ幼く、王位継承者としての教育も受けていない、というのはサララからの話でも分かっていたが、つまり、庶民とそう大差ないくらいの感覚で生きていたのを、無理矢理女王にしているだけなのかもしれないと、カオルは考える。

アリランの話を聞いていると、なんとなくそんな風に思えてきたのだ。

だからと庶民派とも限らないし、曲がりなりにも女王なのだから軽視はできないが、考え方の基本として「一般的な王族とは違う」というのは役に立つ予備知識とも思えた。

カオルの返答に満足してか、アリランは「そうでしょそうでしょ」と満面の笑みで頷いた。


「誰だってそんなのできないもん。そんな誰にもできない事を押し付けられたのは、ちょっと可哀想だと思うけどね。でも、それでも王族に生まれた以上は……ね?」

「フニエル女王にとっては、望まない王位継承だった訳か」

「望まないというか、考えもしないって感じじゃない? 国中の誰もが想像もしなかっただろうし」


 私もびっくりしたもん、と、その時の事を思い出すようにしながら……そして、厨房についてしまう。

雑談タイムの終わりである。


「それじゃ、もうひと頑張りしましょう!」

「おう!」


 アリランから得られるのは、外に居たのでは到底得られない情報ばかりだったが。

それはそれとして、信頼をもっと得るためにも仕事を頑張らなければならなかった。

そしてカオルは、例えそれが情報を得る為と言っても、手を抜く性質ではなかった。


「がんばるぞーっ」


 厨房で渡されたカートを受けとり、またそれを速足で運ぶ。

それの繰り返しが、今の自分に与えられた仕事なのだから。

給金と情報代分は稼ぐくらいのつもりで、熱心に取り組んだのだった。




「――カオル様、大丈夫かな……」


 一方サララはというと、眼鏡と帽子で変装して、門前の樹影から城を遠巻きに眺めていた。

潜入そのものは上手く行ったらしいが、連絡を取る手段もなく。

ただただ、心配だったのだ。


(カオル様自身は自称不死身だから簡単には死なないんでしょうけど……でも、何かあって牢獄に放り込まれでもしたら困るし……それに)


 胸のざわつき。

何か善くない事が起きるような気がして、どうにも辛かったのだ。

早く元気な顔を見て、その予感がただの気のせいだったと思いたい。

そんな気持ちもあって、じ、と、城を見つめる。

そんな時である。


「あら、貴方……」


 真後ろから突然声を掛けられ、サララはつい「ひゃいっ」と、大いに驚き、変な声を上げてしまう。

恐る恐る振り向くと……どこかで見たような顔をした、グレーカラーの長い髪の、上品な女性が立っていた。


(あれ、この人……)


「このようなところでどうかしたの? お城に何か用なのかしら?」

「あ、いえ……その、ちょっと、気になって」

「お城が? 代り映えしないでしょう?」

「いやー、その、そうではなく……えっと」


 突然の事で言葉が上手く浮かばない。

けれどなんとか返さないと、という焦りから視線がせわしなく動いてしまう。

だけれど同時に、この女性にも見覚えを感じ……サララは、それを思い出そうと別の思考が働いてしまっていた。

結果、上手い言い訳が思いつかない。

いっそ逃げてしまおうかと思ったあたりで、「もしかして」と、女性が華やかな笑みを浮かべる。


「メイド募集の張り紙を見てくれたのかしら? どこで応募すればいいか解らなかった? 案内してあげましょうか?」

「えっ!? あ、いえ、その……」


 全く想定外の方向で納得されそうになっていたが、それはそれでサララ的に困るというか。

本来カオルがタイミングを見てから入城する、という手はずだったのに、今自分がそこに入るのはまずいという思考が働き、女性の話に乗りそうになっていたのにブレーキを掛ける。


「実は……応募しようと思っていたけれど、やめようかと思って」

「あら、なんで? 折角ここまで来たのにぃ」

「いえ、やっぱり私には無理なんじゃって……お料理とか、できませんし」

「いいのいいの! メイドはお料理をする仕事じゃないし。偉い人に配膳したり、お掃除したりするくらいだから。力もそんなに使わないのよ~」

(知ってます! これ以上なく知ってますから!)


 実際に幼いころからメイドが働いているシーンは日常的に目にしていたし、なんならこの品のいい女性が何の仕事をしている人なのかも察しがついていた。


(この人……私が子供の頃、侍女見習いだった娘だ……今は侍女になったのね)


 最初はぱっとで解らなかったが、よくよく見れば記憶の中にある相手だった。

変装しているおかげか相手は気づいていないようだが、サララはばっちりその人物を把握していた。


「今は人手不足だからなりたいって思ってくれる娘なら誰でも大歓迎なのよ? お給金だって結構いいし、貴方くらいの年の娘も結構いるから安心よ? 結婚相手だって割と良いのが揃ってるし~」

(性格は変わらず押しが強い……でも、もう三次迎えてたんだ。私と同い年くらいなのに……)


 まだ幼さを残す自分と比べ見た目の差は大きいが、それが個人差に過ぎない程度の違いであっても、サララには気になる所だった。

背の高さもだし、胸の大きさもだし、とにかく目につく場所で明らかに違うとどうしても気になってしまう。

そして同時に、それとは別の悩みもまだあった。


(私もそろそろ……だけど、そうなったらカオル様、ちゃんと私を見てくれるかな……?)


 愛する人が好きな自分が今の自分として、変わった後の自分は好きでいてくれるのか。

まだ好みのままでいられるのか。そこがサララとしては心配だった。

まだそこまで確証を持てない。それが今の二人の限界だろうとも思いながら。


「――それでぇ、貴方、お名前は?」

「ふぇっ?」

「おーなーまーえーよー。教えて?」

「あ、え、えっと……サラ……」


 思考の世界に入り込みそうになっていた所で侍女に話しかけられ、「何だったっけ?」と思いながらつい名前を言いそうになり、慌てて切る。


「サラ?」

「あっ、は、はい。そうです、サラ! サラと言います!!」

「そうなの。(わたくし)はアリエッタと言うのよ。よろしくねサラ」

(よく知ってます……知ってる名前です……っ)


 素で気づいていないらしいアリエッタに申し訳なさを感じながら、「よろしくお願いします」と訳の分からない返しをしてしまう。

そしてアリエッタはにっこり微笑み「ええ」と頷き、サララの手を取るのだ。


「……はい?」

「それじゃ、お城に入りましょう? 大丈夫、私こう見えて侍女長だから。今は女王陛下のお傍についてる偉いお姉さんだから」

「えぇっ!? あ、あのっ」

「なんでかしらねえ? なんだか懐かしく思えて……きっとフニエル様もお喜びになると思うわ。それに貴方、うちのお城のメイド服よく似合いそうだし~」


 結構可愛いのよ~、ととてもいい笑顔になりながら、サララはアリエッタに引きずられてゆく。


「あっ、ちょっ、そんなっ、私まだ――っ」

「大丈夫大丈夫~、うちのお城は三食昼寝付きだし、優しい先輩たちがお仕事教えてくれるからね~」

(強いっ、力強いっ! やっぱり三次相手に二次の私じゃ無理~っ)


 単純に力の差が大きかった。

猫獣人は、成長を重ねるごとに力が増してゆく。

人と比べて非力とはいっても、猫獣人の間でも大人と子供では純然たる力の差というものはあって、三次性徴を迎えた時点で二次までのそれとは明らかに異なる腕力を持つようになる。

それがそのまま覚醒した時の力の差にもなる。

本来王族のサララは猫獣人としても破格の力を持っているはずだが、それでも子供と大人の力の差はいかんともしがたかった。


(あぅぅ……カオル様、ごめんなさいぃ……)


 なんとも情けない自分に、サララは尻尾と耳をシオシオとへにゃらせ、アリエッタに引きずられるままに城入りする事になったのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ