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嘘つき女神と0点英雄  作者: 海蛇
12章.エスティア王国編1-恋する女王-
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#12.かつての魔王

 ステラ王女らがリリーマーレン王と謁見している一方で、聖地リーヒ・プルテンに向かっていたアイネ達は、あと一息で聖地に到着か、という地点まで来れていた。

しかし、聖地近くの地域は大陸でも屈指の危険地域と呼ばれているほど魔物が多く、サイクロプスやアークデーモンなど、大国の兵士であっても集団で挑まなくてはならぬほど凶悪な大物も見られるデッドゾーン。

封印の聖女護衛の為にと組織された兵士らもエルセリア王国屈指の精鋭部隊のはずだが、それでも苦戦は必至……のはずだった。


「魔物が一杯の危険地域って言うから、てっきりドラゴンとかスライムみたいなのがわんさかいるのかと思ってたけど……なんだか村の近くにいる魔物とそんなに変わらないわねえ」


 守られるはずだった封印の聖女アイネは、のんびりとした様子で軍馬車の後部に座り、脚をプラプラとさせていた。

通り過ぎた道を見れば、すでに動かなくなった無数の魔物の山。

死屍累々としているのはその絶大な魔力で人心を操ったり洗脳したりして自在に駒として操れる大物・アークデーモンの群れであった。


「まさか、アイネ殿単独でアークデーモンを蹴散らすとは……これも封印の聖女の力なのですか?」


 傍に控える女性士官・レイラも困惑の表情を隠しきれない。

魔人を引き連れているとはいえ、自分達が一体何を守っているのか解らなくなってきたのだ。

そんなレイラをよそに、アイネは「そんなことないわよ」とにやける。

自分の力を褒められたように思えて嬉しかったのだ。


 アークデーモンは、正規軍の兵士でも二十人から三十人がかりでようやく対抗できるレベルの化け物である。

これが群れを成し自分達に奇襲を仕掛けてきたのを目のあたりにした護衛隊は、「最早これまで」と、アイネの生存を最優先にして自分達を囮にしようとしたのだが……猫魔人ゲルベドスが何かをするまでもなく、アイネは自分に降りかかった火の粉を自力で払いのけ、蹴散らしていったのだ。

これには兵士らも度肝を抜かれたが、ゲルベドスは「オルレアン村の娘ならこれくらいはやるものよ」と慣れた様子で、だが頬から汗を流しながら見守っていた。


 結果、アイネのワンマンショーで決着である。

アークデーモンとて棒立ちしていた訳でもないし、あらん限りの力を持って襲い掛かったのだが、相手が悪すぎた。


「うちの村の周りって、ミノタウロスとかアークデーモンとか、日常的に湧くのよ。薪を拾いに入ったり、果物や山菜を採りに山に入ったりするともう、当たり前のように出くわすの。スライムなんかもいるわ」

「……魔境ですか?」

「同じ国の辺境なんだけどね……でもまあ、国内で見ると、比較的強い魔物が湧く地域なのかしら? だから慣れちゃってて~」


 レイラはここで衝撃の事実を知った。

『生まれた環境で強いモンスター相手でも慣れる』。

環境がオルレアン女子に力を与えたのだ。


「それに、アークデーモンくらいなら十歳の子供でも倒せるわよ? 流石にスライムくらいまでいくと大人にならないと危ないからって、見かけても近寄らない様に言われるけど」

「子供がアークデーモンに……でも、洗脳とかされるんじゃ……」

「ああ、洗脳? あれはね、こうやって……」


 レイラの指摘に、アイネは説明するように自分の額に向けてぐぐ、と指溜めし。

そうして、パッチン、と、額を弾いて見せる。

自分で弾いておきながらついつい「痛っ」と声に出てしまっていたが、額をすりすりしながら「ね?」と、ウィンクし、また説明を続けた。


「頭がぐわんぐわんしそうになったらとにかく頭にダイレクトに刺激を与えると、それが解除されるの」

「そんな……以前、対アークデーモンの教本などでは『ナイフを手などに刺しても洗脳される』とありましたが……」

「頭じゃないと意味が無いのよ。あれって、何か変な波動? みたいなのを脳みそに直接流し込む~とか何とか、そんな感じのものらしいのよね? だから、頭に直にくる刺激じゃないと防げないみたい」


 結構重要なポイントなんだ~、と、まるで生活の知恵のように語るアイネに、レイラは頭が痛くなるのを感じていた。

ゲルベドスのきまぐれ猫化には完全に慣れていたが、ここにきて別の方向性で信じられない事実が彼女を襲ったのだ。


(先人が『どう足掻いても防げない』っていうほど危険な魔物が……地方住まいの兵隊でもない人達の生活の知恵で攻略されてたなんて……)


「あ、後ねー、サイクロプスは目が弱点っぽく見えるけど、実際の弱点はスネの当たりでー、これを『グワン』って蹴ってあげるとそれだけでもんどりうって転げまわるの。ミノタウロスは水をかけてあげると一気にしぼんで弱くなるのよ」

「あ、あのあの……アイネ殿は、実は勇者なのでは……?」

「えー、封印の聖女の次は勇者様? 流石にそれはないわよ~」

「そうですか……? なんとなく私は、貴方が勇者様でも何の不思議もないと思ったのですが……」


 あるいはオルレアン村という村そのものが勇者の集落か何かなのではないかとレイラは思ってしまったが。

のほほんとした様子で足をぱたぱたさせるアイネは、大層愛らしく美しく。

戦っている所を見なければただの美女にしか見えない辺り、「神様って本当不公平」と、ちょっと残念な気持ちになってしまっていた。




「ふんふん~♪ ふんふふんふん~♪」

「いや、しかし主よ。随分と聖地が近くなったが、これからの事は考えているのか?」


 夜、リーヒ・プルテンまでの最後の野営地にて。

廃墟となった村の、村長の家だったという建物で編み物などしていたアイネに、魔人ゲルベドスが問いかける。


「これからって?」

「聖地に着き、正式に封印の聖女としての力を得た後は、魔王を倒す旅に出る事になるだろう。今代の勇者と合流し、同じように女神に導かれた仲間達を連れてな」

「魔王討伐かー。お父さんへの土産話にしてはちょっと壮大過ぎるかなあ」

「自分の娘が封印の聖女になった時点で父親としては十分壮大だと思うが……」


 ちょっとズレた事を心配しているアイネに、ゲルベドスは「そうではないのだ」と、ため息ながら続けた。


「主よ。魔人はワシクラスの奴はほとんど居らんが、魔王は流石に魔人から見ても強大だ。戦いを挑めば死ぬ事もあるだろう」

「死んじゃうの?」

「負ければな。無論、魔王が理性を持ったままの状態ならば生きて帰ることもできるかもしれんが……」


 負ければ死ぬのは当然、とゲルベドスは考えたが、よくよく考えてみれば魔王だからと絶対に死ぬとは限らない。

アイネの問いに「当たり前だろう」と言いたくなったのを抑え、「ふむ」と、一拍子置く。


「まず、魔王は覚醒しなければ魔王としての力を使いこなせないのは知っていると思うが」

「うん、そうよね。だから、覚醒しきっちゃう前に戦えれば勝ち目が増えるって」

「覚醒してもしなくても勇者がいれば魔王としての力は無力化できるがな……ただ、完全覚醒した後の魔王は勇者以外にはどう足掻いても対抗できないのに対し、その前ならば、強ければ勇者以外でも一定の被害を与える事は可能、という差はあるな」


 これが意外とでかいのだ、と、ゲルベドスは視線を上に向ける。


「かつて……ワシが仕えた魔王もまた、覚醒前のまま世界に覇を唱え、勇者でもない相手に瀕死に追い込まれた」

「ゲルベドスの前のご主人様?」

「主人というか……まあ、友人のようなものだったが」

「へえ……どんな人だったの?」


 魔王と聞いても何一つ恐れを抱かないアイネに、ゲルベドスは「この娘はあの村の生まれだからというだけではないな」と、生来の純粋さのようなものを感じながら、つとつとと話し始める。


「悪い奴ではなかった。生まれは辺境で育ちも悪くて、そんな中でも世界を憎まず、必死に成り上がろうと頑張っていた駆け出し商人だった」

「魔王が商人だったの?」

「ああ。おかしいか?」

「ううん……なんていうか、魔王って、生まれついて魔王! っていう感じの人がなるのかと思ってたから」

「まあ、魔族の王みたいなのが魔王になるのはよくあるパターンだったらしいがな。ワシらの主は、元はただの人間だったんだ」


 敵対種族でもなければ何かの集団の長でもなく。悪党ですらなく。

ただ世に夢を抱いて生まれた人間が魔王になるという事実は、アイネにしても「ちょっと怖いわね」とシリアスにならざるを得ず。

ゲルベドスも「そうだな」と、静かにそれを肯定した。


「ワシもまた、女神によってこの世界に送られた異世界人だったからな。だが、当時はまだ異世界人に対して『体よく利用してやろう』みたいな輩が多くてな。異世界人はこの世界にない知識や技術を持っているだろう? だから、悪い奴もよくすり寄ってくる」

「カオル君みたいになんにも知らない人もいると思うけど……でも、そうよね。女神様がこの世界に寄越すくらいなんだから、きっと何かを期待して、できる人を送ってくるのよね」

「ワシは生まれ持っての絶大な魔力による魔法革命を期待されていたようだがな。それとは別に、故郷の国の事をやたら誇ってた鬱陶しい男や、やたらボッチ気質で人の名前と顔を覚えられない女みたいな、何のためにいるのか解らん奴らも多かったが……皆が皆、この世界の人間に呆れ果てていたんだ。馬鹿らしい戦争を続けていた事も含めてな」


 それらの面々を思い出し語りながら、「それでも」と口元を緩める。


「あいつと歩んだあの頃は、悪くはなかった。結果的に負けてしまったがね」

「……やっぱり、その時の魔王を復活させるために悪いことしてたの?」

「いんや? それとは関係ないな。それを望んでる奴もいくらかはいただろうが……基本的にアレは、あいつの為に集まった変人仲よしサークルみたいなものだったからな。とはいえ、ワシはもう魔王軍ごっこは面倒くさくなったからな。昔馴染みの友達とのんびり過ごすつもりだったのだ」


 あの頃の事は今や思い出。

そう呟く声にわずかな寂しさこそ感じたものの、アイネは「きっとこれは本当」と、信じたくなった。


「その友達は、魔人か何かなの?」

「古代竜さ。シャリア・シャギアという最強の古代竜でな」

「それはまた随分壮大なお友達ね……」

「まあな。昔、まだ魔人になる前の時代に気まぐれで甦らせたことがあったんだが、その時に仲良くなってな」


 気まぐれで随分とんでもないものを蘇らせたわね、と、アイネは苦笑いしかできなかったが。

ゲルベドスは楽しい思い出のように口元を緩めた。


「そいつが封印されてるのがオルレアン村の近くの山で、もうすぐ覚醒する周期でなあ。覚醒直後は弱ってるから二度と封印される事がないように色々悪だくみしてたんだが……そこであの小僧にやられた訳だ」

「……あれ?」

「ははは、そうなのだ。主たちが住んでいる村のすぐ近くの山だ。恐らく物騒な魔物やら魔族やらが住み着いてるのもその所為だろうな。とはいえ主がそれを知らぬ辺り、その時代に起きた事はもう忘れ去られてたんだろうがな」


 驚いただろう、と、したり顔でにやけるゲルベドスに、アイネも作り笑いしながら「そうね」とコクコク頷いて見せたが。

内心で「どうしよう」と、混乱しそうになっていた。


(ゲルベドスのお友達……村の皆で食べちゃった……)


 一年前、カオルらの活躍で討伐された古代竜は、その後の祭りによって近隣住民総出で食べてしまったのだ。

今でもいくらかはベーコンなどにして保存しているが、大体の部位は食べ尽くした後である。


(しかも血以外はあんまり美味しくなかったし……うわあ、流石にゲルベドスが可哀想になってきたなあ)

「うん? どうしたのだ主よ。気分がすぐれないか?」

「あっ、なんでもないの。うん、なんでもないっ」

「そうか……? まあ、自分の住む地域の近くに最強の古代竜が潜んでるなんて知ったらそうもなるか。安心しろ、ワシが奴をなだめて主の村くらいは襲わぬ様にしてやるからな」

「あ、あはは、そうなんだ。優しいなーゲルベドス」


 もう二度と復活する事のない友人へ思い馳せいい笑顔になる髭の紳士にアイネは良心の呵責を感じ、心の中で「うあぁぁぁっ」と悲鳴を上げずにはいられなかった。




「カオル様。役割分担しませんか?」


 翌日の昼。

場所は戻りカオル達の拠点、ホッドの救護院にて。

世話になっているのだから、と、薪割りをやっていたカオルを見守りながら近くの切り株に腰掛けていたサララが、そんな事を提案した。


「役割分担って?」

「兄様の捜索とフニエルを助けるの……どちらか片方だけに時間を掛けていたら、もう片方が取り返しつかなくなる可能性がありますよね?」

「ああ、確かにそうだな……っと」


 カコン、と、小気味いい音を鳴らしながら割れる薪。

振り下ろした手斧を近くに置きながらタオルで汗を拭き、サララの方へ振り向く。

目標数は確保できたので、本日の薪割りは終わりである。


「それで、俺とサララで別行動取ろうって?」

「そうですそうです。お城は慣れてる私が一人で調べて、兄様の捜索はカオル様とベラドンナさんでやればいいかなあって」

「それ、お前一人で危ない目に合うかもしれないって事じゃん。ちょっとそれはできねえよ」


 ホッドの村には見られなかったが、バークレーの要人や人さらいのような連中まで入り込んでいる可能性があるのだ。

もしそんな者達とサララが出くわしてしまったら……そう考えると心配で、カオルは真剣な顔でサララを諭す。


「確かに城の事を考えると安請け合いしちまった感はあるけどさ、それでも、サララの兄さんの事もあるし……妹も心配なのはわかるけど、無理をしてもいいことはないぜ?」

「……あう」

「いや、そんな困ったような顔しないでくれよ。いや、参ったな……」


 普段なら賢いサララの事「そうですよねえ」と引くか、引かないなりに理屈でカオルを説得しようとするだろうに、今回はそれもなく感情に訴えかけるように眉を下げ耳と尻尾をシュンとさせてしまう。

愛する少女の本心からの凹みように、カオルも困り果ててしまった。


「カオル様、そんなにお困りでしたら私が単独で探しましょうか?」


 ぼわん、と、近くの軒下から煙が立ち、悪魔角、悪魔尻尾の女悪魔が現れる。

ベラドンナである。蝙蝠に化けてぶら下がっていたのだ。

そのまましゅた、と、降り立ったところまではクールで格好良かったが、自分の出した煙によって「けほっ」とむせてしまい、カオル達に呆れられる。


「無理して煙出さなくてもいいんじゃないか?」

「いえあの……大丈夫なので。これがないと格好がつかないので」

「まあ、確かに格好いいんですけどね。いかにも悪魔っぽいですし」


 本人は超善良なタウンレディなのに無理に悪魔らしさにこだわるのが、二人には今一理解できなかったが。

ベラドンナは「大丈夫です」と、キリっとした顔になってその場をごまかそうとしていた。

二人も「そうだね」と、素直にその流れに乗る。優しい世界だった。


「サララさんのご兄妹の事も大切ですが、カオル様から見ればサララさんも大切なのですから。私が一人で動いて、カオル様とサララさんが一緒に動けば同時進行も可能ですわ」

「でもそれだと、ベラドンナさんが大変じゃないです? 空を飛べるのは強みですけど、魔物に襲われる心配のない街中や集落と違って、脱走グリフォンが潜みそうな山の中って結構強い魔物がいますし……戦えるカオル様と一緒の方が確実なのでは?」

「問題ありませんわ。私、少し前に教会で魔なる者を滅する奇跡を覚えましたので!」


 大丈夫です、と再度強めに被せながら、両手で三角形を作り胸を張る。

カオルは「悪魔で奇跡って大丈夫なのか?」と突っ込みたくなったが、それはそれとしてベラドンナの申し出はありがたかった。


「まあ、ベラドンナは古代竜のぞけば今までで一番手ごわかったしな。きっと大丈夫……か?」

「むしろ私、カオル様がたの為により大きく働けることが嬉しいのです。どうぞ、私に命じてくださいまし」

「そっか……うん。じゃあベラドンナ、コール王子の捜索、頼んだぜ」

「お任せくださいませ! 私、全力で探してまいりますわ!! それでは早速――失礼いたしますっ」


 流石速さがウリのベラドンナだけあって、シュバ、とカオルに向け敬礼した直後、姿が見えなくなっていた。


「んじゃ、俺達は俺達のやることをしようぜ?」

「はい……そうですね。少しでも早く兄様が見つかる事を願って……」


 する事はもう決まっていた。

王都セントエレネスに向かい、状況を確認。

可能なら王城に入り、フニエルと再会できればよし、再会出来ずとも城内の情報を何かしら掴めればよし。

入城が無理でも、それが無理という情報を得られればまずはよしとするつもりだった。

何せ、情報が何もないのだ。

まずは何かしら糸口を見つける必要があった。


「最初から上手く行くとは思ってませんから。私が離れてから大分、雰囲気が変わってるかもしれませんし……それでも、これ以上は」

「ああ、解ってる。サララはずっと耐えてたんだもんな。大丈夫、今回もきっと上手く行くさ」


 すぐには無理でも。

そうは思っても、カオルはおくびにも出さずいつかの成功を前に押し出し、ニカリと笑って見せる。

サララもまた、そんなカオルに安堵したように「そうですね」と微笑みを見せ立ち上がり、歩き出す。

何があっても妹を助ける。そんな、強い意志を胸に抱きながら。

カオルもまたそんなサララにすぐに追いつき、二人並んで歩きだした。


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