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慰めよ、なんじらが我らを慰めよ、と
新章突入でーす
あの第3次世界大戦から18年後。
ニンフルザクには約5万人が暮らしている。
場所は埼玉県。ここにはまだ火星人の手が届いていない。
兒島圭司には息子ができた。
しかし、兒島圭司は死んだ。
ガンで死んだのだ。
しかし、彼は大きな物を残して死んだ。
ニンフルザクには有能な科学者が集められていたため火星人を殺す兵器を造ることも可能になった。
その為、火星人が寄り付かないのかもしれない。
その兵器というのは、『メサイア』と呼ばれる生物兵器。
人類の救世主。
それは”人間でできた神“である。
彼が…兒島圭司が残した人類の希望。『メサイア』。
使用方法は『メサイア』の体内に取り込まれたDNAの持ち主が『メサイア』の心臓部分にはいって操縦する。
そう。この『メサイア』は巨大ロボットだ。
因みに『メサイア』に取り込まれたDNAの持ち主というのは、16歳の兒島一郎だった。兒島圭司の息子だった。