1、気付き
はじめての小説です。
まだまだなので、アドバイスなど、
よろしくお願いします。
人物紹介ーーーーーーーーーーーーーーーーー
常美 拍(つねみ はく)音波高校1年
中学までバンドをくんでいたらしいが
なにかあったらしく、いまはフリー。
いつもおとなしい。
東堂 理花(とうどう りか)音波高校1年
ベース担当。ストレートな物言い
じつは、仲間想いでいつでもクール。
滝川 ことは(たきがわ ことは)音波高校1年
ギター担当。ほんわかムードメーカー
だが、ドジっ子。理花の幼なじみ。
中野 望(なかの のぞみ)音波高校1年
ドラム担当。
ことはのドジにつきあわされている。
井上 斗気(いのうえ とき)音波高校1年
転校生。キーボード担当。
全て不明。
菜帆 クラスメイト。「○○○〜」
といったふうに喋る。
明里 クラスメイト。菜帆に振り回される
面倒見がいい。
もう、遅咲きの桜も散りはじめてしまった。
わたしは、取り戻せない過去を
まだ、抱えたまま、高校に来た。
戻りたい、と思うが。勇気を、出せぬまま
どうしたらいいの?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
音波高校にて。
放課後。
「おーい、拍〜カラオケいこ〜」
「うん、いいよ。」
「え、いいんだ。」
「え?」
「いや、珍しいなと。」
そういえば、カラオケなんて久々だった。
中学の時の事を考えてしまいそうで、
(歌いはしていたが)断り続けていた。
「今日は、なんか…そういう気分だった?」
「いやなんで疑問形?」
「テストおわりだから〜じゃない?」
そう、なのかな……。
「ま、行くって決まったんなら行こう!」
「お〜!」
「ほら、拍も!」
「お、おー?」
「硬いなぁ。」
ともかく、街の中心部へ。
「あぁ、上手く歌えるかな〜」
「そうやって。あんた歌うまいじゃない。
拍は、歌って歌うの?」
「うん。ちょっとだけ。」
「へぇー、ちょっと楽しみ!」
わたしの歌に、期待しないで。だって、、
「さ、なに歌おっかな〜?」
「明里〜コレ歌お〜。」
「え、ハローワールド?むずかしいじゃん。」
「いけるいける〜。」
「そりゃあんたはね…」
そうだ!と、
「拍。歌って〜。」
え。
「わ、わたしは…」
「いけいけ〜!」
「がんばって!」
うぅ…、仕方ないし、歌おう
♪ーーーーーー♪ーーーーーーーーー
「え、すっごくうまい!!」
「そ、そう?」
「うまいよ〜まるで」
本物みたいだった、?
あれ、わたしは…
「モノマネなんてできないよ?」
「いや、そっくりだったって!」
そんな…
わたしの、「自分の声」は、
何処にいってしまったの?
そもそも、どんなふうに、歌ってたんだっけ
思い、出せない…?
第1話は、自分の声を忘れてしまった拍の話に
しました。2話は、「再会」というタイトルで!
書こうと思っています、よろしくお願いします。