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高天ヶ原  作者: 道化師
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プロローグ

プロローグ

 

「逃げろ!あいつらは、人間じゃない化け物だ!!」

 その様な叫び声が、爆音とともにきこえた気がした。


辺りは惨劇という言葉が合っているだろう。

周りは戦いの影響で、火の海になり、建物だった物は

瓦礫の山となり、そして一緒に地面に転がっているのは、

さっきまで生きていた、であろう人間の死体や肉塊である。

まともな人がこの場を見たら間違いなくここを地獄と言うだろう


ならば何故この場所がこのような目も当てられない状態になっているのか?


それはここが『人の手』によって壊滅させられたからだ、

念のため言っておくが、ここはそんな簡単に壊滅させられるようなところではない。


ここは俗に言うところのヤバい組織だ

至るところから拐ってきた子供も大人も、皆等しく殺し実験台の材料にして

その際の研究成果でた莫大資金で私腹を肥をみたし、国と比べも劣らないほどの武力やセキュリティ持つことで

各国も手を出すことができない、いやそれ以前にまず見つける

ことも出来ないほどにそこは隠されている。

そんな絵に書いた様な組織である。


だがそこはたった数時間にして消えてしまった。


誰も見つける事が出来なかった場所は、最初から知って

いましたよ、と言わんばかりに見つけられ


戦車や戦闘機といった兵器や、超高性能なAIを使っても破る事が

出来ないセキュリティは、

まるでクッキーを砕くかのように粉々に


そして完全に武装し更には特殊訓練や研究の成果で強化された

兵隊たちは、

まるで砂ぼこりを払うかのように吹き飛ばされた


そうしてこのような現状になったのだ

組織の人間は誰も想像していなかっただろう

ここが見つけられことも

この場所がこうもあっさり崩壊させられることも

ここの兵隊達が死んでいくことも

そして、何より想像していなかったのが、この状況を作り出したのがたった『数人の子供』によるものだと言うことである。


だが彼らが、何者なのか知ると誰もかこの状況に、納得してまう。

あるものは[なんて奴等に目を付けられてしまったんだ]と

嘆き悲しみ

またあるものは[奴等ならこうなってしまうのも仕方ない]と

達観し生きるのを諦め

またあるものは[何故、奴等がここに現れてしまったんだ]と

激しく絶望した


そうまたこいつらもまたヤバい奴等なのだ、

もはや生ける伝説となり、

あるとこからは天災や悪魔のように恐れらており、

またあるとこでは偉人や英雄の如く称賛されている。


そんな世界的に良くも悪くも有名な奴等の名は



高天ヶ原

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