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御披露目③

………っチッ

なんだこのきれいな男は


今までは王子様~な、フリル多目な男の子だった殿下

この御披露目を皮切りに公務を本格的に始めることになり、本来は15を仮成人として衣裳も改めるわけだけれど、殿下は今日から大人と変わらない格好をする。

軍の方でも隊を一つもつらしく、殿下が着ているのはその軍服の最礼装だ。


黒地に紺の切り替えの入った上衣に黒い下衣とブーツ。

銀色の房飾りに、裏地が水色の黒いマント。髪を銀色の髪紐で纏めていて………

…この数年、急に背が伸びだして

いや、剣の訓練とかで体を鍛えているから、体つきも少年らしくなくなって

顔つきももともときれいだったけど、最近は男らしさがでてきただけでなく色気まででて

声も少し低くなって、もう、12歳とかうそでしょっ?!ってかんじでね……




「ローズマリー?」

手をきゅっと握られ意識を戻す


「あ…申し訳…」


「…きれいだよ」


顔をよせ、耳許で囁く。いや、軽く口が触れてる。


~…っっ!!

女の子たちの声が小さくあがる。…さけぶの我慢したんだね

まわりには生暖かい微笑み

私の顔はこれまでにないほど赤くなっているだろう。既に半泣きだもの。

さすがに人前はいけない。耐性がないからスルーできない。だって引きこもりなんだもの。


「コホン… 二人ともこちらへ。

さて、本日をもって我がエーリュシオン第一王子フェリクス・アストライオスと、ルミナリエ公爵令嬢ローズマリー・セレネ・ルミナリエが婚約する事となった。

未熟な二人ではあるが、どうか皆で見守り支えてやってほしい。

王としても、皆と同じ親としても、よろしく頼む。」



お義父様(最近こう呼ぶように言われる)の御言葉のあとに、殿下と私か前に進みでる。


「本日は私たちのためにありがとうございます。……私は皆の前に、彼女を、ローズマリー嬢を生涯愛し、守り通し、幸せにすると誓います。

そして二人でこの国をもりたてていきましょう。

…私達、そしてこの国の平和な未来のために、皆の尽力をよろしくお願いします。」


殿下の挨拶にあわせて頭を下げる



公開プロポーズ?これ…


…顔をあげられない

言葉遣いは難しいです。よくわかりません。許してください。

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