御披露目①
「っ…!!…改心の出来っ!!しかし、あの王子なかなかやるわねっ…!」
「本当によくお似合いです。ローズマリー様は本当に愛されてますね、カサブランカ様」
御披露目パーティーの日になりました。
今現在、お姉さまとビオラに飾り付けられています。
殿下が贈ってくださった、少し水色がかった薄紫に紺色の差し色が入ったドレスに、紺色の石のついた髪飾り。髪はゆるく巻いてます。
「ローズマリーの花の色合いに、自分の瞳の色ね。今からこれじゃあ、デビューしてから大変ねえ?」
「ブランカ姉様、色がどうかしたのです?」
「あら?わからなかった?
薄紫と水色はあなたの色だけれど、紺色は殿下の色。自分の色を身につけさせるのは簡単に言うと『私のもの』ってことね。きっと殿下も揃えてきてるわね。
まあ見てなさい。いつか全身紺色にさせられるから!」
「えー…」
「色が変わっても最低御揃いは決定でしょう。ローズマリー様が諦めるしかございませんね。」
そういや、瞳の色だとか髪の色だとか、なんか読んだことあったわぁ。すっかり忘れてた。
黒髪とか、とりいれにくいから瞳の色ばかりになりそうだなー
「とりあえず、これはお父様が泣くわね」
「贈られてきた時点で旦那様は泣いておられましたよ。」
「お父様…エスコートできるのかしら…」




