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殿下と私(12歳)

「は~…疲れた。休憩しよう?」

「はいはいー。ビオラお茶お願い~」


ソファに移動して…

何故膝枕してますか殿下


「お嬢様、どうぞ。お気に入りのケーキもございますよ」

「やった!」

さっと横にずれ殿下の頭を落とす


「…ローズマリー…」


殿下がうらめしそうに見てくるが無視無視!


あれから4年


殿下は私の気持ちを待ってはくれているみたいだけど、ちょこちょこと、こうやってスキンシップを図ってきます。

ま、もとのローズマリーならがっちがちに固まって身動きとれない中の膝枕してもらえてたんだろうね。残念、殿下。


「とりあえず、勉強のほうは大丈夫そうだね。問題は…貴族の顔を覚えられないとこか…」


そう。勉強は良かったの。前のローズマリーが下地を作ってくれてたんだろうね。

ローズマリーがやっていたことは、やり直したらできるんだ。

でも…そう

ここにも軟禁引きこもりの影響が。(たぶん)


まあ、致命的です。

なので、基本外では殿下かお兄様と一緒にいます。お城でどちらもいない時はダリアさんとビオラ。そして先にこっそり教えてもらったり、はやめに名前を呼んでもらうのです。

ボロがでないよう私は話しかけられない限り無口無表情を貫きます。


でも、お兄様は学園に入られて二年になり、あまりお会いできません。

学園に入る際に、改めて断罪ネタについてお話しました。

お兄様には私達が入学するまでに、兄の立場から見た妹と婚約者の仲よしアピールや、不都合な部分の改善、情報集めなどにはじまり、殿下が考えられる地盤作りをお願いしてあります。

殿下、結果以外は詳しく教えてくれないので、まあ諦めてます。

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