表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/33

一日目終了

「ローズさまぁぁっ!」

「ほぇっ?!」


殿下のあとに、お母さん世代ってかんじの女性と、10代後半のお姉さんが入ってきて、お姉さんにいきなり抱きつかれた。


「こちらは侍女長のダリア、そちらは、公爵家からきてもらったローズマリー付のビオラだよ。普段はビオラに身の回りのことは頼む。他の者はあまり来させるつもりはないから、何か困ったことがあればダリアに言うと良い」

「ダリアでございます。ご入り用の物があればおっしゃってくださいね。誠心誠意お世話させていただきます。」


「はい。ダリアさん、よろしくお願いします。…えーと、ビオラ、さん?」

「はいっ!ローズ様、事情は先ほど殿下からお聞きしました。生活面はビオラにお任せ下さい!ローズ様が落ち着いて過ごせますよう努めさせていただきます!」


あ、説明してくれたんだ

「はい。貴族な生活とかこちらの様式もなにもわからないので…よろしくお願いしますね」






あのあと、膝からおろせだとか、隣に座るだとか、あーんをするとかしてもらうだとか…さらには夕食を一緒に食べる食べないやら、しまいには私がお泊まりする部屋で一緒に寝たいだとか…殿下とお兄様のバトルが散々続いた。

(ちなみに、お兄様は右隣の部屋に。殿下はご自分のお部屋に帰ればよいのにわざわざ左隣の部屋で寝ている。周りをだいぶ困らせたらしい。

結果的に、私の事情を知る者と、特定の侍女や護衛しか出入りしない一区画にしてしまったらしい。)


中の人状態の私にとっては、結局どちらも赤の他人というか…親愛も恋愛感情もそこまでない。

てか、8歳(中身大人?)と8歳(仮)と10歳だし

甘い気分より、面倒くさいが前面にでてしまった。

ローズマリーが無口無表情になったのはなんとなくわかるわ。毎日こんなんなら反応すら面倒くさくなる。



さぁ、せっかく鍵つきノートもらったし、まとめてみるかなぁ……

言葉遣い難しい

見逃してください


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ