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カキ氷を食べたい

作者: 夜朝

カキ氷ってさ

夏だよね


あっつい時に

ぱくり


好きだなあ

一緒に食べたい

君と


ほら

きれいな

ガラスみたいな

透明色の

大きい氷

ざりざりざり

削ってね


何がいい?

シロップ


イチゴに

メロンに

ブルーハワイ


僕はね

ミルクが好きだな


本当は

みるくとりぷる

なんて

あこがれ


……いや

やらないよ

糖分摂りすぎるからね


結局

練乳あずきに落ち着くんだ


レモンも好きだよ

すーっと

さわやか


氷を見ると

思い出す


飼ってた

ハムスター


ケージの中

ものすごい勢いで

駆け回ってさ

動きが早くて

怖いくらいで


どうしてあげたらいいんだろう?


暑いんだねって気付いて

氷をひとつ

お皿に乗せて

入れてあげたんだ


小さい舌で

しきりに舐めてて

かわいかったな


ほっぺが

氷に貼り付いちゃってね

はがれなくなって

少し焦ってたところとかも


でも一番良かったのは

ペットボトルを丸ごと凍らせて

ケージの上に置いてあげたこと


冷気が降っていく

ちょうどその位置で

あの子は

すやすや眠ってた


普段

眠ってるとこなんて

僕らに見せないのにね

かわいかったな


ここだけ南極みたいじゃない

ってさ

母さん達が

嬉しそうにしてた


ひんやりは良いね

あまいと なお


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― 新着の感想 ―
[良い点] 暑くなりだしたこの季節にぴったりの詩で、読むだけでちょっと涼しい気分になりました。ハムスターの描写もかわいいです。
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