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転生したら袋でした。  作者: kakeru
8/12

Lv.7



テレパスを駆使してレーヴェに嫌がらせ(辛辣なコメント)をしている袋の俺です、こんにちは。


ヤツらは、臨時で盗賊を雇って懲りずに地下ダンジョンへと潜っている。

盗賊は男で、名前はカガリ。こいつも、レーヴェとはまた違った種類のイケメンである。しかし、仕事は出来る。俺を焦がさないコイツには好感が持てるってもんだ。しっかり仕事をしたまえ!



そうそう、あれから俺はまたレベルがあがった。


―――

キューブ・クロ(Lv.7)

スキル:抽出

容量:160種650個

―――


とうとう袋じゃなく箱になった。

次はどんな袋になるのかとワクワクした気持ちを返して欲しい。

・・・ん?

キューブ・クロ

キューブクロ

ブクロ・・・・・・フクロ!?ダジャレかよ!

やっぱり袋だった。


で、スキル抽出。

一体何を抽出するのか。いつか役に立つのこれ?



俺の居場所は、今やレーヴェのズボンのポケットの中である。しかし、千里眼のおかげで外は不自由なく見える。この為にあったのか千里眼。



カガリのおかげで、前回よりも安定してダンジョンを攻略出来ているようだ。

そして、数日かけて最深部だと思われる場所まで到達。

最深部には、ガーディアンがいたが危なげなく突破。

戦闘力だけはあるんだよな、このパーティー。

カガリもここまで来たことはなかったらしく感無量の表情をしていたのが印象的だった。


ここで目的の武具を紹介しよう。

と言うか、武具じゃなかった。

装飾品?イヤリングだったのだ。ヤツらは鑑定しようがないので、とりあえず俺の中に入れてくれた。


鑑定鑑定っと。


―――

煌輝のイヤリング

効果:全ステータス25%アップ

光属性追加

―――


うん、ヤバイやつだこれ。

そりゃ魔王と対峙するのにあった方がいいわな。

教えようか教えまいか。

教えると俺の便利スキルがバレてしまう。それは避けたい。男に扱き使われるなんてごめんである。どうせなら美女に尽くしたい。


街で鑑定するといいよ、うん。



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