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転生したら袋でした。  作者: kakeru
4/12

Lv.3



鬱陶しい毎日を過ごしている袋の俺です、こんにちは。



さて、あの日から軽く殺意を抱く毎日へと変化を遂げ、俺もまたLv.3へと進化?した。

どうやら、10種45個以上袋を使用している状態を作り出すことが条件だった模様。


そんな俺のステータスがこれ。


―――

手提げ袋(Lv.3)

スキル:保存

容量:30種100個

―――


袋として大分使いやすくなったのではないだろうか。

保存ってアレだろ?袋の中時間停止だろ?

ん?待てよ?俺がスキル使わないと保存されないのか?

鑑定も俺が使わないと発動しないし。

いや待て、そもそも鑑定とか誰得のスキルなんだ?レーヴェが取り出す時に見えてるとかないよな?一覧とか表示されないし。

謎だ。

保存のスキルを凝視していると、詳細が認識出来た。うん、俺がスキル使わないと保存されないね。めんどくせぇ。なぜコヤツのために保存してやらねばならぬ!いや、しかしイリスの為には・・・いやいや、やはりダメだ!俺は紳士じゃない。紳士じゃないったらない!


蛇足だが、俺がLv.3に上がった時に光ったことで、イリスがとても驚いていた。俺を抱き上げしげしげと眺め、撫でてくれたのだ(ここ重要)

しかし、残念なことが1つ。柔らかそうな胸が体に当たっているのに何も感じられなかったこと。悲しい。



あれから、2人は冒険者として名が売れ始めたらしく、旅をするようになった。

惰眠を貪りつつ、旅に同行していて分かったことがある。2人はとても相性がいいと言うことが!

くっそ、リア充爆発しろっ



2人は旅をしながら魔獣を狩ったり、洞窟を探検したりと強さを求めて彷徨っていた。

どうも、話を聞く限りレーヴェに封印術というものを発現させることが目的のようだ。

一体何を封印するんだろうな。

ま、袋の俺には関係ないが。そうして惰眠を貪るのだ。




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