幼なじみ 凛
そして斎藤からもらった紙に書いてある番号に電話しようとした時“ピンポーン”と玄関から聞こえた。俺はに玄関に行った。俺は、「はーい」とドアを開けた。すると、「卓人、来ちゃった。」と凛が立っていた。 この子は、水木 凛。俺と同じ高校でクラスメイトそして幼なじみだ。俺はとりあえず「寒いだろ、入れよ」と凛を家に入れた。そして凛を部屋に入れた。すると「凛お姉ちゃん!」と伊舞は凛に抱きついた。凛は笑顔で「伊舞ちゃん、元気〜」と伊舞に聞く「元気だよ!」と伊舞は答えた。俺は凛、相変わらず子供が好きだなぁと思った。すると凛は俺の方を見て「お兄ちゃんは元気じゃ無いみたいだけどね。」と言った。伊舞は「お兄ちゃんは元気じゃないの?」と俺の方を見た。二人共俺を見ている。俺は「そうかなぁ」とごまかした。しかし凛は俺に近すぎ「卓人、最近ボーとしているでしょ?私、心配した来たのに…」と言って泣いてしまった。「それなのに卓人は誤魔化すんだもん」。俺は「ごめんな」と言って、この携帯電話の事を話した。すると凛は泣きがなら「卓人、伊舞ちゃん。良かったね」と言った。伊舞は「お姉ちゃん泣かないで?」と
いってハンカチを手渡した。「伊舞ちゃんありがとう」といってハンカチを受け取り涙を拭いた。俺は「おまえが泣くこと無いだろ」と言う。「だってぇ」凛はまた泣いてしまった。
その後、凛は泣きやむと「お父さんに電話していい?」と聞いてきた。俺は「もちろんいいよ」と答えた。凛の父と俺の父は親友だった。俺も凛も母親がいない。凛の母親は交通事故で凛が小さい頃に亡くなってしまった。それから数ヶ月して俺の母が亡くなった。凛の父親は時々父の事を話してくれるしお金の面でも助けてくれたりする。そして,凛は伊舞を本当の妹のように思ってくれる。そんな二人を見ていると、まるで姉妹のように見える。凛は「今からお父さんが来るって!」と言った。伊舞は「お姉ちゃんのお父さんも来るの?」と凛に聞いた。凛は「そうだよ」と涙声で答えた。