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第2部。真実
俺と凛がリビングに入ると、父は「卓人、凛ちゃん。待ってたよ」父と伊舞はテーブルに座り俺と凛を待っていた。
俺と凛は伊舞の隣に座り父と向かい合わせになる。
そして父はゆっくりと真実を話し始めた。それはほとんど手紙の内容と同じ話しだった。しかし父は、伊舞に写真を見せながら、分かりやすくそしてゆっくりと話していた。
そして父は最後に「伊舞、すまなかった」と土下座をした。
伊舞はよほどのショックだったようで「そんな…お兄ちゃんはお兄ちゃんじゃない?嘘!嘘よ!…嘘って言ってよぉ…嘘って」と泣いていた。
それは初めて見た顔だった…俺と凛は強く伊舞を抱きしめた。伊舞は俺と凛は抱かれて泣いていた。
どれくらい経ったのだろうか、夜が明け始めている。伊舞は泣き疲れたのだろう、眠っていた。
俺は伊舞を撫でながら「凛、俺と一緒に伊舞を守ってくれるか?」凛は「もちろん」と言うと安心したのだろうか眠ってしまった。それをみていた俺も眠りについてしまった。




