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ネイムレス  作者: 吹岡龍
第四章【死を招く怪人劇 -The unstoppable Burge's puppetry-】
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〔四‐2〕 名前を聞かせて

 長い光の波長が短い波長を押し退けて、東海岸の空を赤く彩る。レイリー散乱の一現象、つまるところ夕焼けである。

 エリ・シーグル・アタミは己の領域が着実に広がっているのを知覚していた。ビルの谷間、人通りの少ない路地裏にあるアパートではその影響を強く受けていた。

 もうすぐ真の闇が訪れる。厚く黒いカーテンで締め切られ、電灯一つ灯していないこの部屋は尚のこと暗黒の世界に満たされつつある。

 右足の甲を左の太腿に、左足の甲を右の太腿に乗せる結跏趺坐(けっかふざ)の格好で胡坐をかき、両手の指を交互にかみ合わせる。その両手を胡坐の上に置き、お椀のようになるよう手首を上に向ける。親指と人差し指の指先だけをくっつけて二重丸を作り出す。そしてその二重丸を涙滴型にすると、清芽流における坐禅の座法となる。

 手の形は涙滴型の印相だが、これは空から振る一滴の雫ではなく、心の水面に浮き上がった一個の蕾を表す。時が経つにつれ、手へと集約されていた意識が無へと移行しすると、指の腹が離れて一輪の蓮の花を咲かせるのである。

 彼女の状態が、今まさにそれだ。坐蒲(ざふ)の代わりにしたソファーの上で、彼女の精神は波風一つ立たぬ穏やかな水面の上にある。一輪の巨大な蓮華の上で大自然の一部となっている。

 その花は朝夕拘りなく、彼女の精神が保たれる間は永遠に咲き続ける。しかし一度水面が揺れ、青い世界に赤が投じられると、センシティブなその花は瞬く間に散ってしまう。水面の揺れは、彼女の心の変容だけが齎すものではない。

 彼女のテリトリーに侵入者があった。路地裏を行き交うまばらな人々であれば無の境地は彼女の中で行き続けていたが、心の水面を踏み荒らす者は明確な敵意を、熱をその身体に宿しているからすぐに判る。

 エリはそっと目蓋を開け、ゆっくりと鼻から息を吸い、口から吐いた。周囲が青い。真っ暗な実視界と違ってそう視えるのは、彼女のセンス《サーマル・センサー》が正常にかつ順調に作動しているからだ。その証拠に何も見えないはずの自分の身体が高熱を示す赤や黄色の熱分布で彩られて、確かな生命の息吹を全身で表現している。

 敵は七人か。侍にしては無粋が過ぎるし、仕事人にしては数が多い。かと言って、特殊部隊の小隊にしてはその足取り、特に歩行のリズムに乱れがある。せいぜい素人に毛が生えた程度の我流の獣の群れ。

 ライオンに成りきれなかったジャッカル。鷹に怯えるハゲワシ。本物を知らない偽者。

 だが、装備はそれなりに整えてきているらしい。《サーマル・センサー》を通じて脳裏に描かれた熱量を可視化した風景は、一定距離ならば障害物の奥まで見通すことができる。彼女がいるアパートを男達が取り囲んでおり、それぞれ一般市民のように化けながら彼女を狙いを済ましている。

 玄関口まで忍び寄ってきている三名は商社マン風のスーツ姿で、それぞれジュラルミンのアタッシュケースを持っている。しかしケースの中には仕事の資料などではなく、銃床(ストック)のないカービンがロングマガジンを装備して収まっている。ケース側面に空いた直径六・五ミリメートルの穴とカービンの銃口が接着されており、ケースの取っ手部分にあるボタンを押すことで、五・五六×四五ミリメートルのNATO弾が初速毎秒約九〇〇メートルで発射される仕掛けになっている。さらにスーツの下にはホルスターが、シャツの下には防弾チョッキが着用されており、スラックスのポケットにはコンバットナイフとスマートフォンが一緒になって隠されている。片手には軍用の暗視装置(NVD)が握られている。

 《サーマル・センサー》によって窺い知れる彼らの性別はいずれも男、どってりとした陰部がボクサーパンツで締め付けられているので間違いない。しかし筋肉のつき具合や、全身を駆け巡る血流の鈍さから、やはりろくでもない生活を送っているギャングかマフィアのどちらかだろうと考えられる。

 続いてもう一つの出入り口であるベランダ方面にも三名が待機している。彼らもまた男だが、玄関の連中とは違ってウィンドブレーカーを着用している。しかし上着の中身は同じで、背負ったゴルフバッグにもM4カービンが二挺ずつ収納されている。また可愛いリンゴ型の通称アップル・グレネードことM67破片手榴弾に――


「あー最悪」


 思わず嘆息を漏らしてしまうほどの極悪兵器セムテックスがビニール袋に包まっている。つまるところ、高性能プラスチック爆薬だ。形を自在にできる可塑性がある粘土質の爆薬で、少量でも驚異的な威力を誇る。

 ベランダ方面の三名のうち一名が、それをアパート周辺に起爆装置と一緒にセットして回り出した。おそらくボタン一つでこのアパートどころか周辺の建造物は跡形もなく吹き飛んでしまうことだろう。

 ちょーヤバイな。

 静物から動物へと戻ったエリは、ただそうあるものとして置物のように窶していた身体を立たせた。あれだけ美しかった心の水鏡はすっかり波紋が立って割れてしまっている。ただ、蓮華だけは動じず咲き続けているから集中力は落ちていない。

 半日続けた瞑想から覚めた彼女はちらと暗闇の中で目を動かした。出口は封鎖されている、逃げ場はない。室内に身を隠してやり過ごすことも難しいだろう。この部屋から出ていない知られている以上、かくれんぼなどしてみても爆弾で木っ端微塵のお陀仏だ。

 だからと言って蜂の巣になるつもりもない。どうにか連中の虚を突いて反撃しなくてはならない。

 しかしそうすると組織は反抗の意思ありと看做され、〈アルパ〉に人質を殺されてしまう。素直に殺されるべきか、世界のために、人間のために。

 思考の最中、ゾクッと背筋に怖気が走った。途端に空間把握用の閉眼式サーマル・センサーが機能しなくなり、無理に発動させようとすると脳がぐらりと揺れてしまった。


「コレって……!?」


 空間把握が使えない。エリは今までの時間を瞑想に費やした自分の判断力を絶賛したくなった。吐き気が止まらないが、これは行けると口角を上げた。




 嫌な感じがする。本能が今すぐここから離れろと訴えてきているのが分かる。

 男は薄汚れた玄関扉の前に立つと、同胞の顔をちらと見た。二人ともろくでもない面の皮を固くして、乾いた喉を上下させている。どうやら同じ気持ちらしい。

 しかし命令だ。従う他にない。

 役作りのために剃り込んだ髭の痕に手をやって、男は玄関扉に鍵を差した。話には聞いていたがおかしなアパートだ。外からしか鍵を掛けられないから、ベランダの窓を突き破りでもしない限りは逃げ出すこともできない。まるで収容所じゃないか。

 鍵を回した。しかし独特の開錠音は一切なく、ノブを回してもこちらの気配が勘付かれた可能性は皆無。

 NVDを頭に被り、正常に作動するのを確かめると同胞に合図を送った。順に潜入を開始し、ケースの銃口を周囲にちらちらと向けた。片方の手は脇下のホルスターに収まったハンドガンに伸び、いつどこから暗殺対象(ターゲット)が来ても対処できるようにした。

 依頼主(クライアント)、もとい脅迫者(ブラックメイラー)は対象の死体を欲している。対象はどういうわけか毒ガスが通じない化物らしい。放火して地獄の業火に焼いてしまっても要求に応じたことにはならないらしい。爆弾で木っ端微塵にして、肉片でも残っているほうがマシだと言うから常軌を逸している。

 ベストは銃弾で脳味噌に一発くれてやること。蜂の巣ならベター。

 男達は脅迫者の要求を反芻しながらそれぞれ示し合わせた足取りで、互いの背中を預けながらリビングまで侵入した。

 ソファーと背の低いガラステーブル、液晶テレビ。仲間が待機しているベランダは黒いカーテンで夕日さえもきっちり遮光されている。明るい順に白、緑、黒で彩られた世界に三人以外の誰かの姿はないように思えた。


「わっ!」


 突然の声に肩を強張らせた瞬間、銃声が轟いた。声の主がケースに仕込んだカービンをぶっ放したのだ。けたたましい音が室内をかき回し、放たれた銃弾が安っぽい壁やカーテン、窓ガラスを続け様に撃ち抜いた。

 もう一人の同僚もすっかり臆病になって明後日の方向に発砲するので、「おい、やめろ!!」とリーダー格の男はすぐさま彼らの背中を殴って正気を戻させた。

 すみませんと唇を震わせる馬鹿な部下は、「突然こんな物が」と布キレを差し出した。


「何だコレは、ブラ……か? こんな薄いのあるのか、まさかガキじゃないだろうな」


 ハハと部下らが笑みを零す背後で、「……ない」と声がした。重いジュラルミンではなくホルスターからハンドガンを抜いて、キッチン方向で人の像を結ぶ何かに銃口を向けた。それはヘアゴムで一本に結わえた髪をゆらめかせる、細長いくびれをもった生物だった。


「女……?」

「ガキじゃないわよ、コンチキショー!!」


 生白くスレンダーなその女は一息に男達との距離を縮めると、ハンドガンを蹴り飛ばした。慌てた同胞が絶叫しながらカービンを撃ち鳴らすが、女は素早く室内を駆けて、壁を二、三歩走ってからまた飛び掛ってきた。

 尻餅をついた男達は口々に声を上ずらせた。


「この女、何で素っ裸なんだ!?」

「待てよお前、そんな滑走路みたいな身体は何だ!!」

「チ○コ切った男かよ!?」

「だあああれが椛○永○だ、工事なんかしとらんわああああああああああああ!!」


 そう叫ぶまな板のような胸の女はジュラルミンケースを奪うと、乱暴に振り回して男達の顔面やら横っ腹やらをハンマーのように打ちつけた。勢い余って押してしまったボタンによって銃弾が連射されたが、いずれも天井や壁に突き刺さるばかりで男達を貫くことはなかった。

 マガジンも底を突き、女の息遣いだけが部屋を漂った。足下は血の海で、床に転がる一二の手足が丘に打ち上げられた魚のように痙攣している。

 心の水面は見る影もなく、雨嵐に晒されて蓮華も花弁をバラバラに散らせて閉まっている。青黒い世界は周囲に大挙している人型の熱に包囲されてその様相を変え始めている。

 このままここに人を集めてしまってはセムテックスの餌食にさせるだけだ。全裸の女――エリは、カーテンを強引に引っ張り破くと、肩紐のない肩出しドレスのように身体を覆った。そしてリビングの端からベランダ方向へ駆け出し、ちょうど銃弾で脆くなった窓ガラスを素足で蹴り破いて外へと飛び出した。

 動転するゴルフバッグの男達は、すぐに化けの皮を剥がしてM4カービンを構えた。

 しかしてエリは動じず、「いっくわよおおおお!!」とやる気満々の真っ向勝負で連中へ突進した。そこへ手榴弾が投げ込まれたのは予想外の出来事だった。ワンバウンドで起爆したそれは破裂すると白い噴煙を辺り一面に拡散させ、男達をその場に失神させた。

 目を白黒させる彼女の傍に濃いブルーのバンが一台、急ブレーキをかけて停車した。助手席のドアを開けて運転手の女が、「乗ってください、〈LUSH-3〉!」と彼女に呼びかけた。


「だ、誰よ!?」

「情報部です、早く!!」


 急かす彼女は耳に嵌めていた〈MT〉をエリに見せて、組織の一員であることを証明した。

 エリは仕方なくバンに乗り込んだ。すると助手席のドアは自動で閉まり、運転手の女がアクセルを踏むことなく自動で走り出し、ハンドルを握ることもなく軽やかにカーブを曲がった。こんなハイテクな自動車が表世界に出回っているなんて聞いたことがなかったので、彼女は組織の一員に違いないと確信できた。

 胸を撫で下ろす黒人女性は、「その格好、どうされたんです?」と毛羽立った小汚い黒のドレスに目をやった。


「いやー一人で本気で坐禅を組むときってね、全裸のほうが余計に集中できるもんで」


 えへへと今更恥ずかしそうに頭をかくエリに、「情報どおりの方ですね」と失笑気味の笑顔を向けた。

 何か馬鹿にされたような気分になったエリだったが、一先ず窮地を救ってくれた礼を言うべきだろうと彼女に正対して頭を垂れた。


「ありがとう。えーと……」

「ごめんなさい、名乗れないです」

「だよねぇ~」

「疑いを晴らすためではないですが、後部座席に着替えを用意してあります。すぐに次の戦闘に備えてください」


 促されて振り返ると、確かに後部座席に実行部隊の戦闘服と、エリの愛刀である〈紅炎双爪〉が丁寧に並べられていた。


「うっは、マジじゃん! 車での登場といい、タイミングといい、ジャ○おじさんみたいね! もしくはバタ○さん?」

「ではアン○ン○ンさんには悪さをしているバイ○ン○ンにお仕置きしてもらわないといけませんね」

「やぁーん、意外とノリいいねぇ♪」

「脱線するのは慣れっこですので」

「うん?」

「とにかく早く後部座席へ。着替えながらで構わないので聞いてください、現状報告を行ないます」

「りょーかぁーい」


 母代わりだった女性の雰囲気を彼女に覚えながら、エリはいそいそと後部座席に移動した。バックミラーを一瞥し、「見ないでね」と頬を染めて胸元を隠す仕草をした。


「見ませんから早く」

「はぁーい」


 エリは久々に生身の人間と喋れる幸福を噛み締めていた。女同士だからとカーテン製のドレスを脱ぎ捨てた彼女は、対弾性の高い黒の肌着〈アイギススーツ〉に身を通しながら報告を聞いた。

 件の動画をアップロードしたのはノーマル青年だったこと。青年はバーグに利用されていたこと。バーグが生きている可能性があること。ボスの特命を受けた累差絶が、〈ジオ(サイクロプス)〉とマンハッタンで戦闘状態に入っていること。ニューヨーク全域の電力供給がストップされていること。〈アルパ〉の本拠地が判明し、人質の安全が確保できる状態にあること。エリの反乱行為は運転手の女が一帯に仕掛けた〈忌避装置〉によって《千里眼》では把握できない状態にあること……。


「つまり今一番ちょーヤバイのはマンハッタンってことね?」

「……えぇ、まぁ」


 掻い摘んで言えばそうなるが、どうにも強引に、あるいは安直に纏められたような気がして、本当に分かってくれているのだろうかと女は少し戸惑ってしまった。


「それで諜報部隊(ウォッチャー)じゃなくて連絡係(メッセンジャー)的には、私はどうするべきなの」


 バックミラー越しに見た彼女の目は戦士のそれになっていた。しかし――


「下も履いてください」

「ワァオ、忘れてた!」


 女はハンドルに額を埋めて冷静さを回復させてから、「〈アルパ〉の本拠地へ乗り込み、二名を保護、三名を捕縛してもらいます」


「えーーーー、メンドくさぁーい。やだぁー、マコっちゃんトコ行きたぁーい、癒されたぁーい」

「あのですねぇ、〈LUSH-3〉。先程ご説明差し上げましたとおり、現状は芳しくないのです。参謀本部の命令には従っていただかないと――」

「あのオバサンの命令とか聞きたくないしぃ~」


 エリは本当に嫌そうに口をへの字にひん曲げた。

 オバサンとはメルセデス参謀長官のことだろうなと女は解釈した。エリは一時期メルセデスに育てられていたが、彼女が実行部隊に参入するのをきっかけに関係は決裂したと資料で読んだことがあった。

 女は一拍だけ思考し、口を開いた。


「今、全ての実行部隊で身動きが取れるのはアナタ一人だけなのです。つまり、この作戦のキーマンはアナタ。アナタの行動が、世界の行く末を決定すると言っても過言ではないのです。お願いします、世界を救ってください」


 彼女は煽てに弱いというのも資料で見た。これならどうだと女はバックミラーで彼女を見た。しかし彼女は右足の脛を眺め、「やだぁー、変なトコ無駄毛生えてるぅー。帰ったら師匠に永久脱毛してもらおうっと」全然聞いていなかった。


「あの、真剣な話なんですけど!?」

「だってマコっちゃん、あのゼツってキモいクラゲオヤジのトコ向かってるんでしょ? チョー心配じゃん?」

「〈アルパ〉には〈LUSH-4〉が囚われています。参謀本部の話では、短時間に大量の投薬実験を強いられ、肉体的にも精神的にも極限状態に追い込まれているようです。急いで救出しなくては手遅れになります」


 〈LUSH-4〉――ウヌバ。彼女が彼のことを弟のように、あるいは巨大なペットのように可愛がっていることも資料に明記されている。心配にならないわけがないはずだ。その証拠に彼女は押し黙っている。


「保護対象はもう一人。ボスの孫娘であるノインという少女です。曰く、彼女は〈アルパ〉に洗脳され、《ギフテッド》としてのセンスを利用されているようです。彼らからは“小羊”と呼ばれ、通信系の大部分を彼女が制御しているようです」

「……なるほどねぇ、あのエッラそうな口振りはお祖父ちゃん譲りってわけか」

「え……?」

「捕縛対象ってのは元大統領連中よね。分かったわ、やってあげる」

「ホントですか!?」


 エリは深く頷いた。女は心底から安堵したようで、椅子に腰を深く預けた。


「ただし、条件があるわ」

「な、何ですか!?」


 咄嗟に振り返る彼女の鼻先にエリは人差し指をピタリと付けた。


「アナタの名前を教えて。もちろん、フルネームでね♪」


 女は目を泳がせて躊躇いを覗かせた。しかし深く目を閉じてからそっと開け、「ヘッカ・サパラダランマ。それが私の名前です」


「私はエリ・シーグル・アタミ。よろしくね、ヘッカ」


 二人は固い握手を交わした。歳相応の笑顔を曝け出した彼女らはフロントガラスに目を向けた。車は一路プリマスに向かって猛進中である。


「さぁて、お嬢ちゃんは素直に教えてくれるかなぁ?」


 独り言ちる彼女の様子をヘッカはバックミラー越しに眺めたがすぐにげんなりして、上司と似た、いやそれ以上に厄介な性質に苛立ちが急上昇した。


「エリ、下を履きなさい」

「ワァオ、ヘッカのエッチ!」

「やかましい!」

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