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殺人事件編第二話

 

「いや~、寒かった~。生き返る~。」

ハタケは上着を無造作に脱ぎ捨て、炬燵へと突っ込んでいった。

続いて、神童の新野も。


正方形の炬燵の一辺から神童の頭が出てる状態で

「ダマさん、なにしてたの~?」

と聞いてきた。まるで亀がしゃべってるみたいだ。

それに、こいつの語尾を延ばすくせも相変わらずか。


「一人暮らしだし、つまんねぇテレビ見ながら一人酒だ。せっかくだ、少し飲んでけ。」

「そのつもり~。」と神童。

そう言って、がさごそとビニ-ル袋をあさる。

「はい!!」

出されてきたのは...イカのあたりめ、たらチーズ、サラミなどなど。

「こりゃ豪勢な..」

よくみると、ハタケもなにやら荷物をあさってる。

「俺は枝豆だよ!!煮て食うべ!」

「おまえら、帰る気ないだろ?」苦笑しながらそう二人に問いた。




沈黙。



沈黙を破ったのは神童。

「あ、バレた~?」

「実はさ、神童と二人で酔いつぶれて終電を見逃すっていう作戦立ててたんだが..バレたか。

い~い~?ダマさん?」


こういう展開でNOといえないのが、俺の悪いところ。

「わかったわかった。その代わり、準備手伝え。」


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