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プロローグ


魔王城の一室に一人の少女がいる。

名をミリーナ・グライア。

年は16歳。

ミリーナはこの世界では希少な黄金の髪、紫色の瞳の両方を持っている。

 

 朝、ミリーナは白い小鳥の鳴き声で目が覚めた。

少女は目を擦りながらベットから降り、黄金の髪を左右に揺らしながらフラフラとした足取りで机へと向う。


高価な素材であるミスリルを加工して作られた机の上で、ミリーナは朝食を取りはじめる。

今日は珍しくパンの気分だったのか、何もない空間からパンと紅茶を取り出し食べている。

魔法だ。魔法というものはとても便利なものである程度のことなら何でもできてしまう。 


しばらくし、朝食を取り終えたミリーナは再び魔法を発動する。

ミリーナの衣服が一瞬で変化した。

寝間着だったミリーナの服はいつも身に着けている動きやすい戦闘用の服へと変わった。

着替え終えたころには眠気も消えており、他に何かすることもなく自室の扉を開け、魔王の元へと向かった。


道中、ミリーナに気づいた何人かの者が挨拶をしてきた。

ミリーナはニコっと笑いながら挨拶をしかえす。


そんな感じでしばらく歩いていると、ミリーナの目の前に巨大な扉が現れた。

目的である魔王の部屋だ。

ミリーナは扉をノックした。


「入れ」

そう一言威厳のある声が聞こてきた。


扉を開け、部屋に入る。

部屋には資料が山のように積まれている大きな机と黒い椅子、それに趣味であろうワインが沢山置かれている棚がある。


ミリーナは魔王のもとまで歩いて行った。


「ねぇ、魔王今回はどんな強者と戦える?」


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