[EPISODE1]CHAPTER6
※WARNING:若干の性表現が含まれます※
〔THE CITY|中央島|中央区|ウィラド一丁目|都市警察中央島本部五階|AM 12:50|キュウコウ〕
アルフィンのリングフォンから着信音が流れ、空中投影された画面に触れて応答する。
『アル、俺だ』
「今時オレオレ詐欺は流行ってないわよ」
『冗談なら切るぞ』
「やめて、電話したってことはわかったのね?」
『ああ、追ってメイベルからGPS情報を送らせるが、犯人は元輸送者の裏輸送者。輸送者組合のブラックリストから追放者目録で合致した。俺も向かうが念のためあの二人を呼んでおいてくれ』
「わかったわ」
通話を切り、アルフィンはデスク越しに座る初老の男、【リーゲル・ワーゲン】に向き直る。
◇ー◇
リーゲル・ワーゲン / Regel Wagen
性別:男
年齢:70代
職業:都市警察中央島本部・本部長
特記:アルフィン・フォータスの元上司
◇ー◇
「というわけで、犯人は判明したけど処遇はどうする?」
アルフィンは、リーゲルに問う。
「事件の凶悪度から既に容疑者不在裁判によって死刑宣告が下されている。こちらから特殊部隊を送るがそっちの機動力が上だろう。万が一に備えてバックアップ要員として使ってくれ」
リーゲルは、電子タバコを吹かしながらアルフィンに答える。
「了解。では後ほど」
アルフィンは部屋を後にする。
「まったく……老体を休ませてくれない街だ……」
◇
〔THE CITY|中央島|中央区|マジソン二丁目|ウェイライトアパートメント703号室|AM 12:55|エングンヨウセイ〕
マジソン二丁目にあるウェイライトアパートメント703号室の寝室にて、左目を黒の眼帯で覆った女が二階堂を盗撮した写真を見ながらベッドの上でブルパップ式狙撃銃【WA2K】のスコープを自らの股間にこすり付けながら喘いでいた。
「はぁ……はぁ……あぁ……んっ……二階堂様……」
<ただいま『小説家になろう』では描写不可能な一人遊びが行われています。4分33秒ほどお待ちください>
「メリ姉ぇ、起きた-?」
そんな寝室に一人の女が入ってくる。女の名前は【エリー・バートン】、ベッドの上で一人遊びに浸っていた女の妹である。
◇ー◇
エリー・バートン / Ellie Burton
性別:女
年齢:20代
職業:自警団白烏・団長
特記:元・都市警察特殊部隊SWEEP隊長
◇ー◇
エリーが寝室に入るや否や自らの姉の痴態に対し呆れ顔になった。
「まーたニカイドーの写真で一人遊びしてた? そんなに欲求不満ならとっととニカイドーに迫ればいいのに……それでも元SWEEP副隊長の【メリッサ・バートン】なの?」
◇ー◇
メリッサ・バートン / Melissa Burton
性別:女
年齢:20代
職業:自警団白烏・副団長兼狙撃手
特記:元・都市警察特殊部隊SWEEP副隊長兼狙撃手
◇ー◇
「で、でも……二階堂様にはアルフィンちゃんが……」
「デモもストも関係ないわ。それよりもそのアルフィンから援軍要請の緊急連絡」
エリーの一言でメリッサは、自慰行為で蕩けた表情から急激に真剣な表情へと変わる。
「詳細はメイベルから後で情報が来るけど……例の事件の犯人を突き止めたみたい」
「それって最近、容疑者不在裁判で死刑判決が下った?」
メリッサの問いにエリーは頷いた。
「お姉様お怒りの例の事件……団員には既に連絡済みよ。ボスから古巣と連携の許可が下りているってアルフィンから聞いているわ。3分で支度して」
「わ、分かったよエリー」
読み切り短編で出したキャラは一通り出せたし後はフィニッシュラインだけ……




