[EPISODE2]CHAPTER8
若干の性描写が含まれます。若干の性描写が含まれます。若干の性描写が含まれます。
大事なことなので3回言いました。
〔THE CITY|中央島|北区|ヴィスコ二丁目|BARウィーヴァース|AM 05:07|アトシマツ〕
二階堂は銃撃戦の痕が残るBARウィーヴァースを見やりながら電子タバコを吸う。
「ニカイドー君」
フィリスが二階堂に声を掛ける。
「フィリー、一先ずはお疲れさん」
二階堂は手を上げながら答える。
「フィリーちゃーん、私にはー?」
「フォータス捜査官もお疲れ様です」
アルフィンはフィリスに抱きつきながら声をかけ、フィリスは答えた。
◇
「で、問題はコイツか」
二階堂、アルフィン、フィリスの三人の前には、一人の男の死体が椅子に座った状態にあった。
男の口元には泡が溢れており、目からは血液が涙のように流れ出ていた。
「ええ。BARウィーヴァースの支配人であるこの男が殺害されていた。それも薬によって」
「悪魔の涙の過剰摂取……悪魔の涙のレシピは?」
アルフィンの問いにフィリスは黙って首を横に振った。
「結局いたちごっこか。それでも少なくても北区からは消え去っただろうな」
「それでも一時的なものになりそうね」
二階堂のつぶやきにフィリスは目を伏せながら答える。
◇
〔THE CITY|中央島|中央区|シークル二丁目|トーカイビル五階|AM 6:01|フアン〕
アルフィンと二階堂はフィリスを連れてトーカイビル五階の事務所へ戻った。
「はぁー、疲れた」
「私もー」
アルフィンと二階堂は共にソファーに身体を沈めた。
「ごめんなさい、こんなことに巻き込んじゃって……」
フィリスは二人に謝罪する。
「気にするな、麻薬の蔓延は他人事じゃないしな」
「そうそう、それにここで見逃したら元市警捜査官としての立場が無いし」
アルフィンと二階堂は気にすることなく答える。
「で、でも……」
フィリスの身体は僅かに震えていた。
「……不安か?」
二階堂の問いにフィリスは僅かに頷いた。
「仕方ない。THE CITYは犯罪都市になっちまって時間が経っている。その中で正しさを貫くのはかなりの覚悟がいる。それを不安に思わない奴はいない」
「そ、そうだけど……」
そんなフィリスを見かねたのかアルフィンは二階堂とフィリスを手に寝室へ向かう。
「THE CITYにいて不安に思わないのは命知らずのアホだけよ。不安に思うときの一番の解決方法があるわ」
「……あー、言いたいことが分かるけど」
「え?」
アルフィンの言葉になんとなく察した二階堂は呆れ、なんのことか分からないフィリスは困惑していた。
「フィリーちゃん、一緒にニカイドーとセ◯クスしよっ!」
アルフィンが特大の爆弾を投下した。
「ふぇっ!?」
フィリスは頬を赤らめ、驚愕した。
◇
〔THE CITY|中央島|中央区|シークル二丁目|トーカイビル五階|AM 6:16|ダイランコウセ◯クスシスターズ〕
<ただいま小説家になろうではとてもじゃないけど描写できない濃密な行為が行われています。四時間ほどお待ちください>
「はぁ……はぁ……」
二階堂は息を整えながら二人の裸体を見やる。身体中に二階堂の欲望の塊が大量に付着し、体内からも二階堂が放った欲望の塊が溢れ出していた。
フィリスの身体には処女を失った証となる鮮血が二階堂の欲望の塊と混じり合っていた。
「す……すごかった……」
フィリスは天井をボーッと見やりながら感想をつぶやいた。
「ニカイドー、相変わらず絶倫過ぎてお腹の中いっつもタプタプになるよ」
アルフィンはお腹をさすりながら窓の外を見やる。
「フィリーちゃん……私たちは『一寸先は闇』って状況を常に綱渡りしているの。それに恐怖しないのは異常なの。だから私はニカイドーと毎日セ◯クスしている。肌が触れ合っているとき、身体が繋がっている時、生きているって実感できるの。それにニカイドーに中に出された時、安心感が身体中に広がるの」
アルフィンはフィリスの頭を撫でながら語る。
「ニカイドー君の……確かに中に出された時、安心感に包まれた……」
フィリスとアルフィンのやり取りを聞いていた二階堂は顔を背ける。
「ねえ、フィリーちゃん。今後もウチに来てニカイドーと交わろうよ」
「……はい」
「おいおい、俺の意思は無視かい」
◇
生と死が隣り合わせの街、THE CITY。
幾多の血が流れようが、数多の銃弾が飛び交おうが、それでも日常が回る。
[EPISODE 2 CLOSED / EPISODE 3 IS SOON]
あ゛ー難産だった。




