表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/61

第46話 「なぜ辛口評価を実行したのか。何度も同じ作品で参加してくるから、仕方なくやった。他意はない」読む系企画雑感その1

・読み手は文芸作品ばかり読んできた

・主にミステリーだけど、ミステリマニアではない

・なろう、ラノベはほとんど読んで来なかった

・読み手はお笑いユーモア勢

・一番のポイントは文体との相性


 前提条件はこちら。属性とも言います。

 さて、真夏のような梅雨時の季節、皆さんいかがお過ごしでしょう。

 私は久しぶりに読む系企画を行っておりました。今回は今までと違い、本来評価の難しい作品にも評価を付けさせていただきました。

 以前書きましたが、実際評価が難しい作品というものは存在します。代表格は「私には分からない」というものですね。加え、R18作品なんかは私からするとマニアック過ぎて読みたくない(笑)

 続けて挙げるなら、


「これは小説ではない」

「仮に割り切ったとしても、Webコンテンツとして成立していない」

「そもそも文章力が低すぎる」

「手抜きにもほどがある」


 というものが挙げられます。些か突き放した物言いになりますが「評価に値しない。付けようがない」ということになります。しかし全作品評価を付けたわけですから、私なりの解釈で採点したことになります。


 しかしそもそも論ですが、これは「私というたった一人の読者の主観」に過ぎません。絶対的客観は存在しない。


「客観的に言えば、絶対的客観性など存在しない」


 と、それだけの話です。


「普遍的価値観、通俗性、技術的観点から客観性は見出だせるし存在する」


 かもしれませんが、私の場合それは用いないとしておきます。

 とはいえどんな作品でも、評価すべき点はあるもの。ならば採点出来るはず、仮にからい評価になろうと。


□なぜ方針転換したのか。A.何度も同じ作品で参加してくるから

 まず、なろうは五段階評価。カクヨムは三段階評価です。これで星1付けられた痛みは、書き手の皆さんなら分かるでしょう。

 なろうカクヨム共に作品の評価一覧は公開されています。しかもカクヨムの場合通知される。


 SNS的な側面を持つカクヨムで星1付けるなんて、捉えようによっては狂気の沙汰。当事者のみならず、他のユーザーさんにだって「え? 正気?」と思われかねない。五段階評価な分、なろうの1の方が破壊力はありますが、やはり気分のいいものではない。それを知っているから、付けて来ませんでした。なろうで付けることないでしょう。たぶん。


 それでも付けたのはタイトル通り。

 これ以前読んだよな……ということが結構あるんですよ。ですがいちいち「以前読みましたよ」とは、もう言いません。散々言った結果、もう諦めました(笑)


「採点不可の作品です」


 とは言い辛いじゃないですか。R18、BL勢なら「条件も読んでねーのか」と無視しますが、採点不可は告げ辛い。

 ですので仕方なく付けることにしました。

 ちなみに言っておくと「お知り合いの人気ユーザーさんと評価が真っ二つに割れた」というケースがありました。

 私は星1、人気ユーザーさんは満点。

 こういうことがあるんです。

 評価は画一的なものでなく、読者の数だけ評価軸が存在する。そんな当たり前の事実を、どうか皆さん受け止めていただきたい。


□私は慣れた。それでいいじゃない、増えたんだから

 駆け出しライトユーザーさんにとって「星1」は受け入れがたいと思います。

 しかし、未だライトユーザーを自称する私の作品に星1が付いても、私は何も思いません。

 評価は他者が下すものであり、自己採点とは異なります。そこに乖離があっても、別に構わないじゃないですか。

 みんながみんな、価値観が統一された社会はディストピアと変わりません。どんな社会だって話です。ですので痛みはあるかもしれないけどーー慣れるんだ(笑)


 コンテストで評価され、ランキング入りしたりスコアが伸びたら、ちょっとやそっとの事では動じなくなります。

 そもそも書き慣れてきたら、周りに振り回されることなんてなくなります。

 もし、あなたがなろうやカクヨムを始めたばかりのライトユーザーなら、低い評価がきた時、


「ルーキーに対する嫌がらせ」


 ぐらいに思えばいい。この手の話題はちょくちょく耳にしますし、気にするだけ無駄です。


□「自分の価値観を乗っ取られてはならない」

 これ、現代社会だけでなく歴史的に見ても重要なことです。評価は他者が下すもの。しかし、自分がいいと思っているものを否定する必要はない。やっちゃダメです。あなたの価値観はあなたものであり、どーでもいい雑音など放っておけばいいんです。


 他方、耳順という言葉もある通り、あなたが「必要だと思う意見」には耳を傾けていい。それを選別して下さい。


 私は大衆小説の中でも大体ミステリばっかり読んできた奴です。読む系企画がなければなろうやWeb小説はそもそも読みません。というか、読み専ユーザーにとっては「小説を読もう」というサイトです(笑)

 そういう奴が付けた評価である、と受け止めて下さい。


 どこの誰で、何を評価して好んで、そもそもどんなもの書いてるかも分かんない奴に何を言われようと、相手にするだけ無駄。

 私の辛かった評価も、気に入らないなら気にしなければいい。

 たったそれだけの話なんです。


□〆に

 とまあ、長々と記したのは「やっぱ1はまずいかな……」と思ったからです(笑)

 それでも、大体の人は「どんな企画主か知らんけど作品投げとこ」なので、こっちも深く考えるのをやめた(笑)

 企画主は私! ハッシュタグ使ってるくせに全然読まない奴らとは違う! ちゃんと読んどるわ!


 ーーつーかスコアが動いたんだからいいじゃない別に!


 私なんて一年新作発表してないから全然スコア動かないんだよ!?

 嫌いになりたければなればいいさ!

 また挑むってんなら参加すればいい!

 そっちがどんな人か分かんないのは、こっちだって一緒なんだ!w

 とまあ、辛口になってしまった評価についての話でした。

 でも……やっぱり嫌いにならないで!(笑)

 私だって嫌われたくて付けてんじゃないんだ!

 信用ってもんが、読む系有名なろうRT主にもあるの!

 商業作品にそう書かれて、こっちもびっくりしとるわ! 大分前の話だけど!


 ではではこれにて。

 次は技術的なちとためになる話を記したいと思います。またね!


・参考

第10話 第二回RTで読む系。採点基準とレビュー問題

https://ncode.syosetu.com/n3165hz/10

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ