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不死身の復讐  作者: めさ
襲撃
2/4

日常

「起きないとゲーム捨てるわよ〜」

そこで私は目が覚めた。

「ふぁ~眠い」

私、日田真一はおもむろに起き上がった。起き上がりたくなかったけど。

「お母さん、おはよう」

私はランドセルに教科書を詰め込みながらテレビをつけるのが習慣。

あっ、ちょうどニュースがやってるな。

『この火事では小学校にある避難経路が全て燃えてしまったため、被害が広がってしまったと言われています。警察によりますと、放火の可能性があると捜査を進めているそうです。また……』

「へ〜」

最近はこんな感じのニュースばっかりなんだよね。

でも小学校で火事っていうのはちょっと怖いよね。

もしかしたら私の学校も…………

「そろそろ学校行かないと遅れるわよ」

「あっ本当だ。行かなきゃ」

別にだからといって学校に行かないわけじゃないんだけどね。

「行ってきます!」

私は元気よく家を飛び出した。

「いってらっしゃ~い」

私はいつもの場所へ向かう。

「おはよー」

「おはよう今日はいつもより早いね」

私はいつもこの場所で友達と一緒に学校へ行っているんだ。

「私はいつも通りだよ。日田がいつもよりちょっと遅いだけだよ」

「真木っていつも同じ時間に来ているの凄いよね。尊敬しちゃう〜。私はいつもテレビ見過ぎちゃうんだよね」

「朝は天気しか見てないんだよね。ニュースとかあんまり見ない。見ても馬鹿だから分からないし」

と、私の友達である浜嶋真木が言う。

私たちはそんな会話をしながら、学校へ向かった。

それが最後に2人で登校できる日とは知らずに。

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