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エッセイまとめ

とあるユーザーが垢バンされるのをニラヲチした話

作者: あとさん♪

私は性格が悪い。という話。

 

 頂いた感想を読み返していたら、投稿者のお名前が空欄になっている事案がちらほら見受けられる。

 はて、なんぞやと思っていた。

 これは退会してしまったのだろうかと、なんとなく察してはいた。この広いなろうの世界で、拙作に感想を述べてくれた奇特な人。辞めてしまうなんて寂しい。

 なにか一身上の都合でもあったのかな。

 そんな風に考えていた。


 ここまでが大前提。


 先日、拙作に感想を寄せて下さった中で、なんとも強烈なお言葉があった。


『とても面白い! その才能に嫉妬する! ブクマ数や評価ポイントが羨ましい! 筆を折ろうかと考えるくらい』(意訳)


 といった内容。(平日16時台の書き込み)

 なんとも面映ゆくなったが、嫉妬する? 私如きに? しかも筆を折るなんて物騒な言い回しだ。まるでメンヘラが『今、お酒飲んで手首切ったの』というメールを寄越してくるような印象。

そして、そう書くからには彼(彼女?)も書き手側だろうと彼のマイページを訪問してみた。


 果たして、そこには23万字オーバーの長編作品ハイファンタジー(連載中)がどーんと。

 彼のマイページには作品がひとつあるだけで、割烹なし。ブクマなし。お気に入りユーザーなし。ユーザーIDが最近アカウント取りましたって感じの桁。自己紹介もない。

 ちょっと寂しいなぁという印象。

 しかし、なんとまぁ、23万字なんて凄いなぁ。とても真似できない。これだけコツコツ書けるのだから、それだけで凄い才能じゃないか! 継続は力なり、はマジだ。私こそ、君の才能が羨ましいよ。

 そう思いながらよくよく見ると。

 ぜんぶで68話を一日で投稿している。3分ごとにアップしているみたいな状態。

 私は唖然とした。なんて勿体ない戦略だ……。

 たった3時間ちょっと『更新された連載小説』欄をジャックしただけなんて! しかも平日昼間に!


 これ、『誰向け』に発信したい話なの?

 平日昼間に23万文字の大作を腰を据えて読む人いる?(いるかもしれないけど)


 こんな長編、それだけで武器なのに!

 6時間ごとに一話ずつアップしていって、少しづつ読者を呼びこめばいいのに! 17日くらいかければ読者数も増えるだろうに! 戦略が悪い! ただでさえ群雄割拠のハイファンエリアでいきなり23万文字を読め! なんて誰も読まないよ。予約投稿って技があるんだから、少しずつ露出してどの時間帯なら食いつきがいいか試せばいいのに! せめて1時間に1話アップ、という訳にはいかなかったのかなぁ。

どうすれば読まれるのか、エッセイ界の先駆者たちがこれでもかとアドヴァイスしているのに。


 読者が一番忌避するのはエタること。

 コイツ、エタらないぞと思わせ、毎日コツコツ更新したらそれだけで読者もついて来るだろうに!

 勿体ないぞ! これは教えてあげるべきか? いやいや、いきなりそんなアドヴァイスされても既に投稿済だから今更どうにもならん。いらぬお世話になってしまう。

 だが勿体ない。なぜかプロデュースしたくなる子だ! お話は全然読んでないけど! ちょっとあらすじ盛り過ぎだなぁとか思ったけど!


 しかし、ハイファンタジー畑の人か。拙作は異世界恋愛やぞ? 畑違いやん。

 なんかお門違い臭がぷんぷんする。

 これは、あれだな。『俺の話は面白いから世に出せばすぐに読まれる!』と天狗さんになってたけど、思ったより誰にも読まれなくて八つ当たりしてるパターンだな、と推測。


 なんとなく彼の動向が気になって、彼のマイページを観察するようになった。


 わたし、性格悪いんで。(失敗しない女医さん風に)


 数時間後にはブクマ作品(ハイファン)ができた!

 どれ、君はどんなお話を好んで読んでいるのかな? とそこに飛び、念の為にそこの感想欄を見てみると。


 おーやーぁ?

 拙作に書き込んだ感想と一言一句同じ感想をそこにはっけーん!


 その後、違う作者さんのお話の感想欄に同じ文言の感想文を発見する。

 2件ほど。

 あれれー? おかしーぞぉー?


 ブクマした作品はどれもハイファンタジーの長編。

 彼が感想を書いたのはそれの最新話。君、その話ちゃんと読んでる?

 そして拙作に書き込みを入れる3分前にその書き込みをしている。

 ふーん。そこに書き込んだあと、拙作を3分で読んで感想くれたのかしら。(読了時間は165分だって公式認定されているのに)

 そして拙作への感想カキコから3分後にまた別の所に感想を書いている。そちらも長編の最新話に。


 ふむ。


 あちこちに彼は『嫉妬』して『もう辞めちゃおうかな』をしている。これはあれですな。メンヘラが脅しメールを知り合いに一斉送信してる図ですな、と理解。

 拙作などは絨毯爆撃に巻き込まれた類ですな。

 PVとブクマの数だけを確認して内容は未読。たぶん。

 しかしそのメンヘラ感想を見たらしい読者さまが、彼の作品に感想を入れているではありませんか! ブクマもされていますよ!

 あー、はいはい。なるほどなるほど。同情を誘い読者を呼び込む、という戦法でしたか。

 なんとも困ったちゃんだと、ニラヲチすることに決めた。(わたし、性格悪いんで)

 なろうファンDBさんやKASASAGIさんで彼の作品がどの程度読まれているのかしらと追跡。(わたし、性格悪いんで)


 その後、彼は割烹を使うことを覚えた。

 別の連載作品も上げた。こちらは10話、3万2千文字。これまた一気に上げてる。(勿体ない!)外部サイトへのリンクも張ってツイッターも始めている。精力的ですなぁ。まぁ、そっちまではさすがに追わないけど。

 でもねぇ、そんな努力より毎日更新した方がよいと思うよ、読者側が求めるのは『どかん』と一発より『毎日コツコツ』だよ。老婆心ながらそう思うよ。連載作、ふたつとも昨日も更新していないじゃん。ブクマが増えないなんて悩んでいる(という割烹があった)暇があったらお話書きなさいな。私はあらすじ以外一行たりとも読んでいないけど……などと勝手に見守っていたある日。


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このユーザは規約違反のため、運営により削除されました。


 彼のマイページにアクセスするとこんなメッセージが。

 つまり、垢バンと呼ばれる奴ですね。運営さんからのラグナロク。

 彼が拙作に感想を寄越してからわずか8日目の出来事でした。


 何がいけなかったかしらと少々調べました(遅)。

 たぶん、該当したのが↓


 第14条 禁止事項

 『14.次に掲げるスパム行為を行うこと』(イ)スパムワード:一人又は複数のユーザが、本サイト内の投稿可能な箇所に、当該箇所と無関係若しくは関連性の希薄な語句を複数羅列し、又は著しく長い文章若しくは大量の語句を投稿する行為。


 どなたかが通報し、これに抵触してしまったのかなぁと推測。(当然、ア~エまであります。エなんて運営さんの判断次第)

 規約は一応既読だったけれど、恥ずかしながら理解しきっていませんでした。

 一度垢バンされると第8条 入会申込の不承諾の(3)に抵触し復帰できません。


 個人的にはとても楽しい一週間を過ごしてしまった(わたし、性格悪いんで)だけに、余計になんだか後ろめたい気分。ニラヲチしてないで教えてあげるべきだったかな。

 あるいは、私が把握していない何か別の悪い事があったのかもだけど。

 お話の内容が18禁だったとか。知らんけど。

 すでに『16の2.』に抵触してたとか。よう知らんけど。



 思えば、以前私に感想を寄越してくれた後、投稿者名が消えてしまった人も同じコピペ文章をあちこちに貼っていたなぁ……たしか外国の方で母国語が日本語じゃないから練習中だってどこかにカキコしてた気がする……そういう人はコピペで感想入れるのがラクだったんだろうなぁって思うけど、それもスパム行為だと認定されたってことなのかな。それはちょっとだけ可哀想って思う。

 次に似たような立場でのカキコを見つけたら本人に利用規約の第14条の14、スパム行為に当たるって教える方がいいのかも。ラグナロク喰らったらお終いだ。



 彼の、あんなにも必死に皆に読まれたかった作品は削除され、なろうで読まれることはない。

 コピペされたメンヘラ感想文だけが、名前が消えた今もしっかり残っている。



彼にとって、わずか一週間のなろう生活は楽しかったのだろうか。

同じ物書きとして、彼にできた何かがあったかもしれない、という後悔。

でもそれは傲慢な考え方かもしれない、という逡巡。

だって自己責任やん!


(2022.02.16追記)

冒頭で記した「感想残して消えてしまった人」は、「日本語勉強中の人」とは別人だったようです。わたしの記憶力が不確かなせいで混乱させました。申し訳ありません<(_ _)>


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― 新着の感想 ―
[一言] 予約投稿の作業に疲れて、ふと思い出して再びこのエッセイを読んでみました。 そしたら評価をポチってなかったことが発覚。 慌ててポチりました。 一年遅れですみません。 かつて読んだこのエッ…
[一言]  えっとぉ……ワタクシ、完結物しか読みませんけど……。  エタられるのが腹立つというのもあるわけですが、(グイン・サーガとかグイン・サーガとかグイン・サーガとかっ!!!) ただでさえ似たよ…
[良い点] え⁉︎ [気になる点] 被害妄想だったらすみません、自分日本語の練習のために読んだってかきこした事あるんですけど、これ自分の文章コピーされた説ありませんかね⁉︎作者様の作品は初めて読むんで…
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