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スキル不適合者のハローワーカー  作者: 巫あやの
プロローグ
2/10

四次元ハローワーク(仮)

 「君に脱ニートしてほしい。」

「いや、ちょっと何言ってんのか分かりかねます」

俺は即答で答えると質問をした。

「さっきも聞こうとしましたけど、何であなたは俺の名前知っているんですか?」

陸さんはちょっと残念そうな顔をしながら

「君の両親からだよ。前、ニート更正プロジェクトの参加を応募した時、個人情報を見せ

てもらって、面白そうな子だと思ってねぇ」

「それでその情報を頼りにうちに来ようとしてたんですか?」

「ん、あぁ」

あのクソ両親!何つーことしてくれるんだ!

見知らぬ会社に息子の個人情報を受け渡すとか・・・・・・

「あなたもあなたで何、人の個人情報を頼りに家に来るんですか!!?」

「でもいいだろ。君は逆に得するんだから」

「何言ってんすか!逆に損することだらけじゃないですか!」

俺は若干キレ気味になりながらも抵抗した。

「まだ言ってなかったけど、とっっっても素敵な特典が付いてくるんだよ」

「は?」

「だから普通じゃ手に入らないものが貰えるんだよ。」

ゴクリと喉がなった。

「なんとそれは!」

「それは!?」

「不思議な薬でーす!」

「はぁ、期待して損しました。じゃあ僕出かけるところがあるんで。では」

「ちょーーーっと待ったーー!!怪しいけど麻薬とかじゃないから話聞いて!」

「何なんですかあんたは!もういいじゃないですか!俺はニートやめたくないんですよ。俺よ

り他の人更正させてください!」

「薬の効果を聞けば絶対そんなこと言わなくなるから!」

まあ聞くだけ聞いてさっさとゲーム買いにいきますか。

「なんとね、《4次元ポケットの中の秘密道具がランダムで薬verで使える》っていう能力

なんだけど・・・・・・」

「ぜひ詳しく教えていただきたい」

俺は態度を急変させて陸さんの話を聞こうとした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

   話が長かったから要点だけまとめるとつまり

・脱ニートする契約を結ぶ とこの特典が手に入る

・飲んだ瞬間から4次元ポケットの能力ランダムで1回使えるようになる。

例としてタケ⚫プターだったら1回空を飛べる。

もし⚫ボックスだったら1回もしもの世界に行けるが、1回使ってるため、元の世界

に戻れない。

・薬の成功確率は3分の1

という感じ。

ちょっとキツイが割に合ってるだろう。

「では、よろしくお願いします。」

俺は陸さんと契約を結んで、明日から働くことになった。

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