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あい しょー ゆー

作者: ひばり れん


よく愛情をうまくしめせない人に対して、言うよね。

「小学生男子かっ!」って。


隠されている愛に気付けない方もそれなりに悪いと思うの。



「ねぇねぇ、なんでそう呼ぶの?」

「普通に呼んであげなよー」



わたしは人の名前を素直に呼ばない。

あだ名を勝手につけて、そっちで呼ぶ。

みんながみんな、受け入れてくれる様に一生懸命考えているのに、

周りの関係ない人は認めない。

こんなにも愛を注いでいるのに。



わからない人は、わたしにとってどうでもいい人だからいいけど。



名前を覚えられないわたしにとって、呼び名というのは大事なものだ。

毎日毎日呼ぶことで、漸く覚えられるのだ。


その呼び名に、その人の何かしらを込めてしまえばもっといい。

今までの思い出すらも、毎日思い出せるから。



だからわたしは、普通に呼ばない。



その人がとても大切だから。

忘れたくはないから。



毎日毎日、その人に好意を伝える手段として。

子供っぽい愛を、いつだって持ち続けるためにも。




今日もわたしは、愛をこめて呼ぶのだ。




「おはよう、××!」




誰も気づくことはないけれど。






人の名前を憶えません。れんです。


他人事のように書きましたが、自分のことです。

あだ名には愛をこめています。ほんとです。

でも中々伝わらないんですよ。切ないです。



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