何事も一話から。
長くできないのが、携帯投稿の弱み。
朝が来た。大嫌いな朝が来た。
‐朝日を確認、本日も晴れのもよう。
‐夏の晴れの日のうざさは異常。
‐汗をかくし暑いからな。
‐かといって、雨は雨でじっとりするからイヤだ。
‐曇りの日は紫外線が……
=結論、好きな天候なんてなかった。
もぞもぞとベッドから起き出すと、遅れて目覚まし時計が鳴りだした。
リサイクルショップで五百円で買った某魔砲な第三期の目覚ましだ。
‐ねぇ早く起きて。
‐遅刻しちゃうよ?
‐朝ご飯の用意はもうできてるから、
‐一緒に食べよ?
/カニェッツ。なにが悲しくて、自分の無理に出したアニメ声で頭を覚醒させなきゃならんのか。
目覚ましを止めて、いらないことを考える前に着替えて下に行こう。
※
‐本日の朝ご飯は卵かけご飯と韓国海苔のもよう。
‐普段通りの朝ご飯だ。
‐海苔が付いてる分豪華と言える。
‐ご飯にもっと醤油を追加するんだYO!
‐似非外国人は帰れ。
‐味が濃すぎると食えたものじゃない。
‐かといって、薄過ぎたら味気なさすぎる。
=結論、味付けに対しては妥協がある程度必要。
祖父母に対して朝の挨拶はもうすませたから、カバンを置いて、朝ご飯を早く食べよう。
時は金なり、だ。
※
毎日と変わらない姉との登校。
卒業や何やらで空白はあるものの、約十年続くこの朝の日常はなにがあろうと変わることはない。
‐変わってほしいとも思わない。
‐そのせいで、シスコンと言われているがな。
‐否定もしないが、肯定もしてはいない。
‐小さい姉とか最高だろ?
‐今のやつがシスコンの現況です。
‐残念、俺たちはもとは一人だ。
=結論、あの日までは俺もシスコンだった。
~分割思考
猫で毛布な方の作品の主人公の能力がモト。尤もそれとは似て非なるモノに変化している。
尚、許可は前にいただいてあります。
~=結論
分割思考の切り方その一。
主人公と作者がB型なので分かりづらいかもしれないが、これまでの思考からの答え。
~某魔砲少女
あれは魔法ではなく、進歩した超科学だ。
~目覚まし時計
事実。家族から若干白い目で見られている。
~/カニェッツ
分割思考の切り方その二。
思考を打ち切り無かったことにする。
ちなみに、カニェッツとはロシア語で「終わり」と云う意味。
~卵かけご飯
お手軽な庶民派朝ご飯。