第五話 『能力測定』
何日かぶりの投稿です♪
暖かい目で見てあげてください。
チャイムが学校中に響き渡り、新しい担任の先生がクラスに入ってきた。
先生は何とも普通の人で、酷い話、特徴に欠ける人だった。
(よしっ……アダ名は『無個性』で流行らそう)
とか考えていたのはナイショの話だ。
担任やクラスメイトへの自己紹介タイムも終え、各自緊張しながら『能力測定』に行った。
モチロン『身体測定』と似たようなものだから皆体操服に着替えた。
「体操服の幼女……いいっ!!」とか聞こえたような気がしたが、聞き間違えか、別の人が言われていると思うことにした。
別に僕幼女じゃないし……背も低いって指摘されるほど低くないし……。
「西東さん、身長……141㎝」
「やだ~やっぱり背が低い~♪」
「母性本能くすぐられちゃうよねぇ?」
嘘です……指摘されまくりです。
母性本能までくすぐってしまうとは……そこまで背が低いとは思わないのだが……。
っというか、何時になったら『能力測定』は行われるの!?
これじゃあただの身体測定だよ……。
「はい、じゃあ『能力測定』に入りまーす。 呼ばれた人から指示された場所に行ってくださいー」
やっと始まる。
数分がたち、僕は呼ばれたので指示された場所であるグラウンドへと向かった。
底には、各クラブの部長さん方(雰囲気が怖い……)と体育の先生で一番偉い体育教官長がいた……。
「西東!!」
急に怒鳴り声で名前を呼ばれた。
すかさず僕も、
「はっはい!」
泣きながら応えた……。
「今からお前の受ける測定はズバリ! 何処までの動きをお前が一目でコピー出来るかだ!!」
ちなみに、やったことのある競技は先に申告しろよ、というので、幾つかのスポーツの部長が泣きながら帰った。
結果、何とか全ての動きをコピーできた。
「うむ、合格だ」
合格ってどう言うこと?と質問する気力は残っておらず、僕は先生の前で女の子座りで倒れこんだ。
どうやら、今回の『能力測定』は特進系クラスを更に分ける為のクラスだったようで、七つあるうちの何とか上から二番目のクラスの首席で入ることができた(ようだ。)
最後までありがとうございました。
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