第四話 『新しい環境と怖いロリコン…』
第四話です♪
色々とアドバイスや、小説の定義的なものを考慮した上で、自分の好きな形にしました♪
(ってことは、僕はロリコンってことか……)
なんとか、臣花を振り払い僕は走って登校していた。
(しかし、このままじゃあ間に合わないぞ…)
どう計算しても、僕の足の速さで残り時間内に学校に着くのは不可能だと思った。
(ちょっと位なら、いいよね?)
こんな所で初めて見せるのは余り気乗りしないが、僕は『超能力』を発動した。
『真眼と道化師の肉体』
これが僕の『超能力』
能力内容は『一度見たものの動きを自分の体が覚え使用することができる』という能力である。
「マラソンランナーの走り方を『コピー』!!」
その瞬間、僕のスピードはさっきと比べ物にならなかった。
結果、僕は学校に間に合った。
ん?臣花はどうしたのかって?
もちろん遅刻したようだ。
クラスに入った瞬間、僕は絶句した。
何故なら、クラスメイト全員が普通の人と雰囲気が違うからである。
(……僕はクラスを間違えたのかな? 間違えであって欲しい…。)
中には見るからに迫力が高校生離れしている人もいた。
断言できる……僕今絶対に泣いている。
するとクラスメイトの一番怖い人が僕に近付いてきた。
「あわ、あわわわ…」
怖くて声にならなかった。
「幼女」
「はい?」
耳を疑った…。
クラスで一番怖そうな人が、僕に向かって『幼女』だなんて…。
「幼女…俺と付き合ってください!!」
急に告白された…。
「えっと…ごめんなさい…」
振った。
「ググッ…ガガギギグ…」
ギャー、怒らせちゃったのかな!?
楽しい高校生活が……地獄の日々になるのかな…。
「おーいおいおいっ」
急に泣き(?)始めた。
「あっあの……大丈夫ですか?」
「!?……すっすまない…俺としたことが…」
どうやら僕が振ったことがショックだったようである。
「悪かったな、こいつ馬鹿でさ」
いつの間にか僕の隣に、バンダナをしているチャラ男系っぽい人がいた。
「まぁ悪いやつじゃあ無いから、あっちなみに俺の名前はジャニュアリ♪ ジャニって呼んでちょ♪」
見たまんまであった…。
「あっ、この泣いている恐くてアホなやつは響ね♪ 響 艮って言ったら結構有名だったよな?」
有名だったって……相当な不良さんってこと!?
「だって、こいつさ~ 喧嘩で負けなしだけど、振られた回数も負けなしってぐらいの、ロリコン変態野郎だからなぁ~♪」
「あっ、そっちですか……」
流れていた冷や汗が一気にひいた……。
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