第三十二話 四日目
皆さまこんにちは。いつもの投稿のお時間でございます。
今日は、昨日攻略した東の塔についての記事からでしたね。
一日休んですっきりしたので、早速、面白おかしく書いていこうと思います。
作者さんも反省して、今後、アスキーアートは控えるようです。
アスキーアート、横書きが基本な海外なら受けそうなのに、もったいない。
こんな立派なアートがあるのに使えないなんて、道理で漫画が流行るわけです。
とまぁ、雑談はおいておくとして、攻略記事に移ります。
◇
物語が進行すると新聞になる。新聞を読めば物語の進行がわかる。
今日、注目の新聞は「東の塔の出現」だ。
文字通り、東の平原、遥か彼方に、昨日までなかった塔が存在した。
同盟員の方たちと協力し、一緒に攻略することになった。
中世風の街並みの東門から外に出る。
広大に広がる平原にぽつんと「東の塔」がそびえたっている。
加速ドリンクを飲み、敵のシンボルをかわして5分ほど、塔の入り口にたどり着く。
東の塔を下から見上げる演出だ。
ここからだと、頂上は見えなかった。
赤い塔が円柱状にどこまでも高く続いているように見える。
塔の入り口は重そうな門で閉ざされている。
重く全く動きそうにないが、私が近づくと、私の不思議な力で門が内側へ開いていった。
「お~」と周囲から感嘆されるが、この扉は自動扉なだけだ。
門の右側には、文字が書かれている。ローマ字だ。「Pi」と書かれている。
「これは何かありそうだ」私は、胸に刻み込んだ。
門を潜り抜けると、円形に広がっていた。外から見た、様子と一致している。
奥には、上へと続く階段がある。
ただし、床は一様ではなかった。
ところどころマークがついていたり、模様がついていたりした。
二階へ上る。二階も同じように、円形に広がり、奥に上へと続く階段がある。
「気をつけろ。落とし穴があるぞ」私は注意を促した。
入り口の門の横に書かれていた「Pi」の文字、おそらく「Pitfall」落とし穴の意味だ。
慎重に、怪しい床を避けて奥へ向かっていく。
そんな感じで、15階ほど登ったところが最上階のようだ。
最上階には、赤いドラゴンがいたけれど、レベル上げをした私たちは瞬殺できた。
赤いドラゴンを倒した奥に、細長い球の形をした赤いクリスタルがある。
触れると、この塔のクリアのようだ。
不思議な光に包まれて、ご褒美の鎧が手に入った。
◇
以上、昨日の攻略でした!
続いて本日分の記事に移ります!
◇
ログインして、新聞を確認する。これはこの世界の常識だ。
いつも通り、新聞屋に向かう。
昨日攻略した東の塔の攻略が新聞になっていた。
このサーバーでは、攻略の早さが競われているようだ。
最も早いチームが新聞に記事として紹介されていた。
同盟の名前は「ファイナルクエスト」我々の名前だ。
人数が多いからね。自然と新聞に載りやすくなる。誇らしい事だ。
今日の一番の注目記事は「西の塔の出現」だ。
このサーバーの物語は順調に進んでいるようだ。
西の平原に目を向けると、確かに青い塔がそびえたっている。
今日も昨日と同じように同盟員の方たちと協力して西の塔に向かう。
私は少し、皆よりレベルが低かったので、今日もレベル上げをしてから向かう。
西の平原を加速ドリンクを飲みながら、敵シンボルをかわして全速力で走り抜けること5分。
塔の入り口にたどり着く。
青い円柱型の塔がどこまでも高く続くのを見上げる演出が始まった。
「えいっ。やっ」という私の声に反応して扉が開く。
周囲からクスッと笑いが起こる。
何かしら反応してくれるとやった甲斐があるというものだ。
門の右側を確認する。今日のローマ字は「Gr」のようだ。
門を潜り抜ける。迷路のようだ。
一目でこれは迷路だと思わせる壁の並びが目に入った。
上を見上げると、天井にも迷路がある。
ただし、上の迷路と下の迷路は違うようだ。
上の迷路のように移動しようとすると壁に阻まれた。
それに、上の迷路を解こうとしても、スタートとゴールがつながっていない……。
「わかった。これは迷路を組み合わせるんだ」
門の隣に書かれていた「Gr」の文字は「Gravity」重力という意味に違いない。
私は、下の迷路で、唯一上の迷路のゴールにつながる地点を見つけると、その場所をくまなく探してみた。
思った通り、怪しげな緑色のボタンを見つけた。
ためらわず押してみた。一瞬意識を失ったが、思った通りに天井の迷路に移動したみたいだ。
この迷路は下にいた時に確認済みだ。手早く解いて階段にたどり着く。
下へと続く階段だが問題ない。今は、上下が反転しているのだから。
こんな感じで6個ほどの迷路を抜けると、最上階にたどり着いた。
青いドラゴンをレベルでごり押しして倒し、細長い球の形をした青いクリスタルに触れる。
不思議な光に包まれると、手にはご褒美の盾があった。




