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LAST GAME  作者: よむよみ
第四章 魔王の秘密

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31/61

第三十話 二日目

 10月2日(火)19時頃。


 私の投稿はとても好評だ。しかし相変わらず総裁、副総裁にはダメだと言われる。

 せっかくライ〇のように左右に分けて読みやすくしたのに。さらなる工夫が必要だ。


 サーバー二日目は新聞のチェックが重要だ。

 一番の注目は経験値の稼ぎ場所。昨日のトップはTKGだった。

 昨日の総裁、副総裁の会話によると、このサーバーについては初見らしい。

 数も多く、古参プレイヤーの割合も高い我々をも超えていく立ち回り、お見事!

 我々も負けていられない。


 他の新聞の確認も進める。

 通常なら、初日から、ゲームの進行に関わる秘密やら塔やら洞窟やらの攻略記事が並ぶ。

 しかし、このサーバーはまだ秘密やら塔やら洞窟やらは見つかっていない。

 我々の同盟の過去の記録を確認すると、どうやら物語の進行は今日のコアタイムからのようだ。


 というわけで、早くログインしたものの、新聞の確認が早く片付いて、いつも通り書記をしていた。


 21時になり、我々の主戦場「魔王降臨」サーバーのコアタイムが始まる。

 総裁も副総裁も、物語の進行待ちで、経験値稼ぎをしている。

 21時15分頃、同盟チャットが少しにぎやかになる。

「新聞屋で号外が出たよ」「号外~~」

 私は早速、町の新聞屋に向かい、新聞を読む。


「悪魔討伐成功」というタイトルの記事だ。

「ななしのごんべい」というプレイヤーが南の平原で悪魔を討伐した。

 記事によると、この悪魔は南にある悪魔の巣窟から、東の方へ歩いていたようだ。

 同盟の過去の記録とも一致している。過去の記録をたどるなら、明日から塔が解放されていくはずだ。


 後は特に何事もなく過ぎていった。私は他サーバーの攻略状況を掲示板に書いていた。


 22時になり、総裁と副総裁が戻ってくる。



( - ω-)y─┛~~

「やはり、新聞には載らなかったな。残念だ」


                                 (-_- )

                  「はい。力及ばず、申し訳ございません」


( ・ ω-)y─┛~~

「なに、モールが謝ることではない。彼らが上まわっただけの事だ」


( - ω-)y─┛~~

「それに、負けないための策は既に用意してある」


                                 (-_・ )

                     「策。どのような策なのですか?」


                                  (-_- )

                   「よろしければ、ぜひご教授ください」


(・ω・)y─┛~~

「なに、簡単な事だ。

 経験値を稼ぐチームと、効率のいい場所を探すチームに分ける。

 我々は数が多く、指揮もしっかりしているからな。

 それを活かすのだ」


                                 (・_・)

                               「なるほど。

     いい場所を見つけたらすぐに経験値を稼ぐチームへ連携するのですね」


                                  (-_- )

                             「ご慧眼です。」


( - ω-)y─┛~~

「解析班がすぐにマニュアルにしてくれた。

 次からは5人のチームに負けることは無い」


~~┗─(髪毛髪)

「とはいえ、次があるとは限らんがな。

 このサーバーの攻略もこの調子で終わってしまうだろうからな」


( ・ ω-)y─┛~~

「というのも、今日早速その方法を試したのだ。

 明日の新聞は間違いなく我々が載るだろう」


~~┗─(髪毛髪)

「さらに効率よく経験値を稼ぐようになった我々。

 このサーバーの攻略は間違いないということだ」


(・ ω・)y─┛~~

「次のサーバーをどこにするか考え始めないといけないな。

 よろしくたのむ」


                                  (-_- )

                       「はい。かしこまりました。」


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