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LAST GAME  作者: よむよみ
第一章 TKGのはじまり

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第二話 訓練所

「よし、じゃあ、早速始めるか。30分ぐらい大丈夫だろ?」浩司の言葉にうんと頷いた。

「まずは、ログインボーナスの受け取りだね。ログインボーナスのボタン押して」

画面の中央付近にログインボーナスのボタンがあったから押してみた。

アンケートみたいだ。「なにこれ?」

少し笑って裕也が答えた。「ゲームには関係ないから適当に答えていいと思う」

裕也の言葉通り、雑に答えた。このログインボーナスのアンケートの意味もいつかわかるのかな?

アンケートに答え終わると、ログインボーナスがもらえた。ふむふむ。


「じゃあ、ゲーム開始ボタンを押して」

浩司の言葉通りに、ゲーム開始っと。

職業選択画面が表示された。「隆志は、勇者でいいよ」と浩司が言っていたので“勇者”を選択した。

オープニングが始まった。

放課後の教室。誰もいない。音量を上げた。

壮大な音楽だ。少しワクワクしてきた。


王様に進言する老婆の姿が現れる。老婆は予言者のようだ。老婆の予言を王様に伝えている。

「……」老婆の声は小さくて聞き取れない。

「何ぃ。それは真か」王様だけが聞き取れたようだ。とても驚いた表情をしている。

王様は突然立ち上がり、部屋の中の兵士たち皆に伝えた。

「皆の者、聞こえたか。7日後の21時に、魔王が現れるとの予言だ」

一同がざわついた。兵士たちが右往左往している。昔のRPGでよく見る動きだ。

「魔王に敗れれば、この世界は滅びよう。魔王討伐に備えて、各自励んでくれ。

国の訓練所は解放しようぞ」


簡単なオープニングだった。雑、といっていい。

魔王がどれほど凶悪なのか、凶暴なのかもわからない。

面白いっていうからやってみたけれど、それほどか?

「つまらなそうな顔するなよ。初心者向けのオリジナルサーバーだからこんなもんだ」

「こんなストーリーでも、最後は盛り上がるから不思議だよな」

裕也の言葉に浩司はうんうんと、頷いている。

「ふーん。そんなもんか」とりあえず、先に進めよう。


「よし、じゃあ、とりあえず訓練所に行こう」

オープニングに少しだけ現れた訓練所に向かう。

浩司と裕也はすでにいた。名前は、KOUJIとYUUYAだ。覚えやすくていい(作者が)。

「グループ申請が届きました」と画面に表示される。早速「はい」ボタンを押した。


「コアタイム以外の時間は、あまり儲からないから、アイテムとかは節約するんだ」

「コアタイムの時間に全投資する感じ?」

「そうそう。そんな感じ。やってみればわかるよ」浩司は笑って頷いた。


「じゃあ、まずは、訓練所だな」

ひたすら弱い敵が現れて、画面で選択して攻撃を繰り返す。

俺はひたすら殴っていたが、時間の経過につれて、YUUYAが魔法で一掃しはじめた。

YUUYAは魔法使いみたいだ。ちなみに、KOUJIは戦士。バランスよさそうなパーティーだ。

YUUYAに続いてKOUJIも技で倒していく。俺も、強い技で早くたくさん倒した。


もう少しだけ、技力が残っていたが、突然訓練が終わった。

気づかなかったが、右上に残り時間が表示されていたみたいだ。

「訓練所では15分で終わりなんだ。実際の冒険は60分なんだけどね」

「なるほど、ゲーム時間が限られているんだ」

「そう。だから、アイテムとか魔法とか技とか使うタイミングを見極めるのが大事になってくる」

裕也の言葉に、浩司も頷いている。

自分はRPGでは、アイテムやMPを残し勝ちになるプレイングをしていた。

いまいち二人の会話がピンとこない。


「ゲーム性、つかめただろ?」

とりあえず、マップの移動や、戦闘時の敵を選択して技を選んで攻撃という基本動作はわかった気がする。

浩司の言葉に、「とりあえず大丈夫だ。まかせろ」と答えた。


「一旦、今回はこれぐらいにするか。次は21時に集合だな。PCでもできるからPCで準備しておいてくれ」

「ああ、わかった」


「21時だからな。絶対忘れるなよ」

「ああ、大丈夫。必ず来る」浩司の言葉に俺は答えたが、浩司は裕也の方を見ていた。

裕也は「大丈夫だよ」と言っているが「こいつ、いつも遅れるから」と浩司は言った。


帰り際に、裕也から声をかけられた。

「あっ、それとログインボーナス使って、新聞読んで置くといいよ」

新聞?意味はよくわからない。ふうんと言っておいた。

「覚えることが多すぎて初めはわからないよな」浩司は笑ってた。

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