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不完全詩集

貴方じゃなきゃよかったのに

作者: 雪傘 吹雪

貴方じゃなきゃよかったのに


気難しくて


ひねくれていて


人に冷たくて


そのくせたまに優しくて


だらしなくて


我儘な


貴方じゃなきゃよかったのに


私が好きなのは


貴方じゃなきゃよかったのに


優しいあの人や


趣味の合う人


話しやすい人が


好きだったら良かったのにね


どうして貴方が好きなんだろう


だって性格だって良くないし


顔もそんなにカッコよくも可愛くもないし


頭も良くないし


何が良いんですか?


一体どこに惹かれたんですか?


何が好きかもう分かんないよ!


嫌いだよ!


他の人とばっか話す貴方が


嫌い!嫌い!嫌い!


めちゃめちゃでぐちゃぐちゃになった私の心の中から


本当の気持ちが見つけられる日は来るのかな


本当に気持ちが


貴方の事が好きだったらいいのにって思う時と


貴方の事が嫌いだったらいいのにって思う時とある


まだどっちが正解かは分からないけど


今は好きだったらいいのにって思えているよ


こっちの方がより人間らしくて少しだけ楽しいから


嫌いな感情は憎しみしか生まないけど


好きな感情は憎しみ以外も生んでくれるから


貴方と話したり、貴方を考えたりする時間は確かに幸せで


この時間に酔いしれて痛いなって


あー


やっぱ好きなんでしょうかね


理性では不甲斐無いって思っていても


もっとこう本能というか


感情というか


そういうもんが激しく私に訴えかけるんだ


そりゃ当然なのかもなぁ


貴方がいいんだ


全人類の中で貴方が一番


貴方じゃなきゃ好きじゃなかったもんね


貴方で良かったよ

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