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ため息。
「・・・で、美夏の話ってなに?」
「――なんもない」
なんだそれ。
「美夏はどの高校受けんの」
「関係ないでしょ」
「そりゃそうだけどさぁ」
教えてくれてもいいじゃん。
「美夏は僕のことどうおもってる?」
思わず出てきた言葉だった。
後から自分の言った言葉に赤面する。
「・・・バカ」
「・・・」
それだけかよ。
「疲れた。出てって」
そういう美夏の顔は少し青白い。
「あ、ごめん。長居して」
「はやく」
いらだちを隠せない美夏の声が僕を急かす。
「じゃあ・・・」
扉を閉めた後、僕ははぁとため息をはいた。
「遅いよ、バカ」
と美夏がため息を吐いているのも知らずに。




