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最強彼女  作者: 草薙若葉
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嫉妬。

「ふたりとも、もうやめて!」


美夏の鶴の一声で僕の口は閉じられた。


「いい加減にして。人の部屋でわーわーわーわー、うるさいったらありゃしない!」


その美夏の言葉と鬼のような表情に口をあんぐり開ける慶太郎。


やっぱり、あいつ慶太郎の前でもぶりっこしてんのか。


美夏の本来の姿を知らない慶太郎に、少し――いや、かなり優越感ゆうえつかんを持ってしまう。


「出ていけよ」


慶太郎がボソッとつぶやくように言う。


「やだよ。・・・お前がでてけよ」


「なんでだよ」


美夏の目がキラリと光る。


うっ・・・。


くそっ!


僕は言おうとした言葉を飲み込んで、うつむいた。


「慶太郎、出てってくれる」


「えっ?」


彼女の予想外の言葉に目を見開く慶太郎。


ざまあみろ。


そんなことを思ってしまった。


どうかしてる、僕。


「話したいことあるの。西山くんと」


西山くん・・・。


カズじゃないんだ・・・。


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