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翔子の正体。
あれから、一日経っても美夏は戻って来なかった。
そして、話せないまま二ヵ月・・・。
中学校最後の夏休みが終わろうとしていたとき・・・。
♪〜♪〜♪
僕の携帯の着メロが鳴った。
電話だ。
・・・もしかして美夏?
僕の心臓は早鐘の様になったが、翔子からだった。
はぁ・・・と心の中でため息をつく。
でると、嬉しそうな翔子の声が聞こえた。
「カズ!」
「なんだよ・・・?」
「別荘行こ、別荘!!」
「ベッソー?」
・・・べっそう・・・別荘?!!!
「別荘って!お前持ってたの?!」
「持ってるよ〜、親のだけど。軽井沢と北海道と京都とハワイとフランスに」
「お前んち、金持ち?」
「もっちろん!山ノ内了って知らない?」
「あの山ノ内弁護士?行列のできる○○相談所の!!」
「そう。それがパパ」
「えぇええ?!!!」
てっきり、翔子は普通の家庭の子だって思ってた・・・!




