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行き当たりばったり旅行。
「よぉ」
僕が声をかけると、美夏はふとこちらを向き「あぁ」と声を漏らした。
「隣座っていい?」
「……いいけど」
僕は座席に腰をかけた。
・・・・・・・・。
沈黙が二人の間に流れる。
それを南藤が切り裂いた。
「このジェットは沖縄に向かいます! あ、やっぱ北海道にしよう!」
旅行する先くらい決めとけよ。
僕の心のなかでのツッコミは、当たり前のように南藤には聞こえるはずがなく、ジェット機は北国、北海道の空にむかって飛んだ。
「よぉ」
僕が声をかけると、美夏はふとこちらを向き「あぁ」と声を漏らした。
「隣座っていい?」
「……いいけど」
僕は座席に腰をかけた。
・・・・・・・・。
沈黙が二人の間に流れる。
それを南藤が切り裂いた。
「このジェットは沖縄に向かいます! あ、やっぱ北海道にしよう!」
旅行する先くらい決めとけよ。
僕の心のなかでのツッコミは、当たり前のように南藤には聞こえるはずがなく、ジェット機は北国、北海道の空にむかって飛んだ。
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